2day/4day

第3日目【マウナ・ケア山頂&星空ツアー】

1.動いた洗濯機

ラナイからの眺め昨夜は暗くてあまりよくわからなかったけど、朝のラナイ(Lanai/ハワイ語でベランダの意味)からの景色はもう最高。このコンドミはオーシャンビューとフェアウェイビューがあって、もちろんオーシャンビューの方が値段が高い。少しケチったことも事実なんだけど、kiyoはゴルフ好きなので結局フェアウェイビューにした。これが大正解。kiyoはグリーンのフェアウェイを見ながら、もう日本には帰りたくないと言う。わからなくもないけれど、ちょっと大げさじゃないと笑う。

satoは朝から洗濯に再チャレンジ。電子辞書を片手によ〜く見てみたら、隅の方に「PULL TO START/PUSH TO STOP」の小さな文字。案外あっさり解決してほっとした。その後朝食の用意、トーストにハムエッグ、コナコーヒーで簡単に・・。食後は食器洗い機を使用するが、久しぶりに使うので洗剤を入れ忘れた。2人分くらいなら、食器洗い機よりも自分で洗ったほうが楽だと気付く。次回からはそうしよう。

2.マウナ・ラニ・リゾート探検

さて今日は15:00頃からツアーに参加する予定で、それまでの間どうしようかというとになり、satoの提案で出発までの間、自転車を借りてマウナ・ラニ・リゾート内を探検しようということになる。マウナ・ラニ・リゾートは約1300万uという土地に36ホールのゴルフコース、2軒の高級ホテル、6つの敷地に約1600戸の分譲コンドミニアムを擁する巨大で、かつ優雅なリゾートなのだ。「マウナ・ラニ」とはハワイ語で「天国に手が届く丘」という意味らしい。ここに泊まった者ならば、その言葉の持つ意味がわかるはずだ。

9:30コンドミを出発。マウナ・ラニ・リゾート内にあるテニスガーデンにて自転車を借りる。1/2day(4時間)をお願いして、$20(大人1人)支払う。このレンタバイク、ペダルを後ろへ回すとブレーキになる。初めの頃は慣れなくてうまく止まれなかった。10:00サイクリングスタート。道路の両脇には色とりどりの花が植えられ、やしの木は風を受けて揺れ、それを見ているだけでも心がなごむ。天気はいいし、最高のサイクリング日和となる。まずはホロホロカイ・ビーチ(Holoholo Kai Beach)へ・・。いつも思うことだけど、ハワイの海の青さは人を惹き付ける何かがある。またこの地へ戻ってきたいという気持ちにさせられる。

サイクリング、スタートで〜す ホロホロカイ・ビーチ これがペトログリフだよ!!

ホロホロカイ・ビーチよりMalama Trailに入って、プアコ・ペトログリフ公園へ行こうとするが、途中から砂利道に変わり自転車走行は不可能なので断念することに・・。ペトログリフ(Petroglyph)と呼ばれる古代アートは、ハワイを始めとして南太平洋一帯に分布している岩石彫刻。これらがある土地は古代ハワイアンたちの定住地であったと考えられている。今回はMalama Trailの途中にあったペトログリフを一部見たんだけど、歴史を感じるんだよねペトログリフって・・。

その後、海岸線のトレイルを行く。右手はずっと海。左手にはホテル・コンドミ群が・・。
★ザ・オーキッド・アット・マウナ・ラニ(The Orchid at Mauna Lani/ホテル)
★マウナ・ラニ・ベイ・ホテル&バンガローズ(Mauna Lani Bay Hotel & Bangalows/ホテル)
★マウナ・ラニ・テラス(Mauna Lani Terrace/ワンランク上のコンドミ)と続く。

海岸線のトレイルを行く マウナ・ラニ・ベイ・ホテル&バンガローズ ビーチクラブからの眺め

このトレイルはジョギング&ウォーキング用なので、全部舗装されておらず、砂浜になると車輪をとられてしまい、押しながら前へ進む。1時間40分のサイクリングを終えて、ビーチクラブ(The Beach Club)に到着。ここのオープンテラスでランチとする。鳥さんたちがおこぼれをもらおうと近づいてきたが、ウェイトレスさんの一喝で逃げて行っちゃった。

ランチ後、ビーチクラブの近くにあるマウナ・ラニ・ポイントを見て、まっすぐテニスガーデンへ向かう。その途中には、ジ・アイランズ・アット・マウナ・ラニ(The Ialands at Mauna Lani/コンドミ)がある。自転車をリターンした後、マウナ・ラニ・リゾート・オフィスにて、10/9のゴルフ予約をする。kiyoは予約するだけでうれしそうだ。部屋へ戻り、一息つく。昨日のハイキング&今日のサイクリングで日焼け止めをあまり塗らなかったため、手足がめちゃ黒くなる。後日談だけど、数十年ぶりに手足の皮がボロボロ剥けた。それも手の甲まで・・・。これってすごくない。

マウナ・ラニ・ポイント看板 マウナ・ラニ・ポイントの入口ゲート 私たちが泊っている「マウナ・ラニ・ポイント」で〜す

3.マウナケア山頂&星空ツアー

A.オニズカ・ビジターセンターまで

15:10、マウナ・ラニ・ポイントのゲート前集合。これから太公望ハワイ主催の「マウナケア山頂&星空ツアー」に参加する。今回のツアーも、ガイドブックを見て日本よりメールにて予約した。ツアー参加費は1人$150。この料金には、「ホテルへの送迎、夕食のお弁当と飲み物、防寒着(ダウンジャケット)のレンタル代」が含まれる。2分遅れで太公望の車がやって来た。私達を含め計13人を乗せて、いよいよ出発だ〜。ドライバー&ガイドはジムさん。めちゃ日本語のうまいアメリカ人だ。

車はワイコロア・ロード(Waikoloa Road)を経由して190号線を北上。この辺りはパーカー牧場(Parker Ranch)という世界最大規模の個人所有の牧場で、オアフ島くらいの広さがあるらしい。あたりは一面緑の牧草地だ。190号線より右折して、200号線サドル・ロード(Saddle Road)を南下する。サドル・ロードは、ワイコロアとヒロを結ぶ全長55マイルの舗装道路だけど、道幅は狭く、カーブは多く、とにかく乗っていて揺れる。サドル・ロードとは「馬の鞍」という意味らしいが、ピタリと当てはまる気がする。その道を車はハイスピードで走っていく。なぜならサンセットを見るために・・・。50分ほど走って1度目の休憩。車から降りて身体を伸ばす。なんせ車内はギュウギュウ詰めなので、その点がちょっと・・って感じ。標高がだいぶ高くなってきたので、外の空気はだいぶ寒い。リュックの中に持ってきた長袖を急いで引っ張り出す。

1度目の休憩(サドル・ロード途中) オニズカ・ビジター・センター オニズカ・ビジター・センターより、マウナ・ケアを臨む

ジムさんは車中でも車外でも、とにかくよく喋る(ガイドとして)。本当にいろいろなことを話してくれるので、とても勉強になる。山を走っているので天気はコロコロ変わる。車窓からは広大な牧場が見え、牛や羊などがたくさんいた。その先にはアメリカ陸軍の演習場、そしてまた溶岩大地が姿をあらわす。溶岩の色が2層、3層と違うのは、溶岩の流れた年度が違うからだとか。いよいよサドル・ロードを左折すると、目の前にマウナ・ケア山が・・・。さらに走って16:45頃、オニズカ・ビジター・センター(Onizuka Visitor Center)に到着。標高2800m。高山病にならないために、ここで約1時間程度の休憩をし、身体を慣らしてから山頂を目指す。その間を利用して早めの夕食。お弁当とボトルウォーターが配られる。食べてから登るほうが高山病になりにくいのだとか。食後トイレにて、用意してきたタイツ&フリースを着る。日が落ちるとぐっと冷え込むので、あればあるだけ着ておいた方がベターと言われたから・・。

B.感動のサンセット

標高3000mより、マウナ・ロアを臨む標高3000mからの眺め17:30頃、山頂に向かって出発。車内には防寒着が用意されていたが、まだ日が落ちていないのでフリースで充分だ。標高3000m付近で、ジムさんが車を止めてくれた。山頂(4000m以上)まで行くと、雲の下はまったく見えなくなってしまうので、まだ山が見える時点での展望を楽しむことに・・・。マウナ・ケア山の向かいには、マウナ・ロア山(Mt. Mauna Loa)が雄大な姿を見せている。マウナ・ロアとはハワイ語で「長い山」という意味。マウナ・ケア山が4205mで死火山、マウナ・ロア山が4169mで休火山。ジムさんの話に寄れば、向かいのマウナ・ロア山の北斜面が最近膨らんできていると、専門家の間で話題になっているとかいないとか?近々爆発する可能性があるのだろうか? 怖いけどワクワクする話だね。

再び車は山頂を目指して走り出す。このツアーの目的のひとつ、サンセットに間に合わなければ意味がない。道は未舗装でかなり揺れる。オニズカ・ビジター・センターより先は四輪駆動車でないと登ることが出来ず、またこういうツアーも車の台数に制限があるとのこと。18:00頃、山頂(ここは4000m以上/ただし本当の山頂ではない)に到着。防寒着を着て車から降りる。空気が薄くてめちゃ寒い。4000mなのだから当り前だよね。サンセットを目の前にして、みんな一斉にカメラのシャッターをきる。雲は刻々と色を変え、淡いオレンジ色から黄金色に変わっていく様は見てて感動もの。。サンセットとは反対側には、本物のマウナ・ケア山頂(Mt. Mauna Kea)がある。マウナ・ケアとはハワイ語で「白い山」という意味。標高4205mの本物の山頂には祠が建てられ、決して天文台が建てられることはないのだという。以前は本物の山頂まで登れたが、今は登れないらしい。

サンセットその1 サンセットと天文台(すばる&ケック1、2号機) サンセットその2

天文台と言えば、マウナ・ケアは世界的にもまれな天文観測のメッカで、世界各国の天文台が集結している。その中で日本が誇る天文台が「国立天文台すばる」である。「すばる」は1枚ものの凹面鏡(有効口径8.2mm)を用いた大型光学赤外線望遠鏡で、世界最大、最高性能の望遠鏡とのこと。。子供の頃より宇宙に関心のあったsatoとしては、この「すばる」に会う事も旅の目的のひとつだった。なぜこのマウナ・ケアに天文台が集結しているかと言えば、高い晴天率、天気が安定していて星像のゆらぎがない、湿度か低い、夜空が暗いなど天体観測に理想的な環境が整う、地球上に3ヶ所あると言われる天体観測適地のひとつだから・・とか。

サンセットを堪能するツアーメンバー 国立天文台すばる 本物のマウナ・ケア山頂

太陽が見えなくなったのと共に空に闇が広がり始め、三日月と一番星(金星)が夜の訪れを告げる。上半身は防寒着を着ているので何とか大丈夫だが、下半身はジーンズとタイツなので底冷えしてくる寒さ。登山用のズボン(カッパ)を持ってくればよかったと少し後悔。そうこうしているうちに「すばる」の天井が開いてきた。暗くなっていよいよお仕事(天体観測)開始らしい。

C.星空ウオッチング(Star Gazing/スターゲイジング) 

18:30頃、車に乗って下山開始。適度な揺れに心地よい眠りが・・。18:50頃、オニズカ・ビジターセンター近くの駐車場に到着。ここで今夜の二つ目のイベント☆★星空ウオッチング★☆が開催される。着いてすぐにHotなお茶缶が渡される。カイロ代わりに使ってもよし、飲んでもよし・・とのこと。スタッフが望遠鏡等の準備をしている間に、ジムさんが夜空を見上げて、いろいろな星座の説明をしてくれる。北極星、Wの形のカシオペア座、イルカ座、さそり座、白鳥座など。夜空に動く星があったら、人工衛星とのこと。人工衛星は8000個くらいこの空の上にあって、2000個くらいが今も移動しているらしい。案外簡単に見つけられた。でもいつ落ちてくるかわからないと思ったら、ちょっと怖い。

望遠鏡&双眼鏡(37倍)の準備が出来て、一人ずつ順番に覗くが、時間が経つにつれ雲が流れてきて見えにくくなり、途中で断念。自然には勝てないんだよなぁ、これが・・。雲に「どいて」なんて言っても無理だもんね。これでは申し訳ないと思ったのか、標高を下げて再度チャレンジすると言う。再び車に乗って、2000mくらいの高さの所まで下りて、2度目の星空ウオッチング。ここはよく晴れていた。肉眼で、天の川とペガサス座がすごくきれいに見えた。双眼鏡で、アンドロメダ銀河(銀河系のすぐ隣、230万光年のところにある恒星の大集団で、銀河系とほぼ同じ大きさをもつ)や昴(すばる/おうし座にある散開星団)を見る。宇宙が少し近くなった気がした。

すごく星空はきれいだったけど、とにかく寒くって・・・。次回また行く機会があったら、防寒着はしっかり整えて、ついでにカイロも持って行こうと思う。このツアーは1年中やっていて、10月頃からマウナ・ケアに雪が降り始めるらしいのだけど、山頂の気温は1年中あまり変わらないらしい。この星空ウオッチングに関しては写真撮影ができなかった(撮っても写らない)ので、どうしても見たい人はハワイ島に行ってね。よろしく。

何時頃かわからないけど、帰宅の途につく。サドル・ロードの真ん中を猛?スピードで走るジムさん。道路の両脇(路肩)が不安定のため、特に夜道は真ん中を走るほうが安全らしい。夜だと対向車が来た場合、ライトでわかるから・・とのこと。でもこの道、レンタカーの保険がきかないのも納得できる。22:00頃、途中のワイコロア・ビレッジのコンビニに寄ってくれる。夕食が早かったため、何か食べ物の調達が出来るようにと・・・。ジムさんの配慮がうれしい。22:40無事コンドミに到着。よく動いた1日だった。この日はよく眠れた。

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