平成12年7月19日、暑くなりそうな夏の1日、トレーニング仲間2人と、熊野古道・八鬼山越えに向かう。八鬼山越えは、熊野街道<伊勢路>随一の健脚コースで、巡礼たちから「石の上を歩く西国一の難所」と言われたところ。ガイドブックを頼りに、「向井バス停〈尾鷲市〉〜JR三木里駅〈尾鷲市〉まで/約10Km/4時間」の行程を行くことに・・・。
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ハイキング開始(向井バス停近くの駐車場より) |
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八鬼山(三木峠)到着 |
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展望広場「さくらの森エリア」到着/ランチタイム |
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下山開始(「江戸の道」を行く) |
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JR三木里駅に到着 |
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尾鷲駅方面へ向かうバスはなし、タクシーを呼ぶには高くつく・・ってことで、利用はJRのみ。アッシー君がいない人は、必ず出発前にはJRの時間を確認して行こう。 |
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JR三木里駅〜尾鷲駅へ/タクシーにて駐車場へ |
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向井バス停方面から歩いてきて、やっと「尾鷲節歌碑」を見つけて左折する。そのまま林道を進むと、左手に献燈所(写真は逆方向から撮ったもの)があり、ガイドブックに「登り口」と書いてあったので、左折したら途中から道がない。友人が、人が歩いた気配がないと言う。そこで道を間違えたことに気付き、林道まで戻る。左折する場所は、献燈所を左手に見ながら、もう少し先に進むと、案内板があるのでお間違えなく・・・。
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山歩きをしていると、同じ仲間に会うものだけど、出発が遅かったからか、こんな暑い日に歩いている私たちがよっぽど物好きなのか、誰にも会わず・・・。会った人といえば、「七曲り」を目前にして、山仕事をして下山してきた人たち(3人)。その中で、編笠?をかぶったおじさんが、「この暑い中、三木里まで行くのか?」と聞いてくる。「はい」と元気に答える私たちに、「この先の七曲りは、八鬼山一番の難所で、死にそうなくらいしんどいから、三木里へは着けないかも・・・」とからかわれる。こんな暑い日に山仕事をする時は、1人6リットルもの水を飲むとの事。水の確保を十分にと言われて、おじさん達とさよならする。
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七曲りはきつかったと友人は言ったが、私は結構楽しく登れた。ただ、炎天下は日差しが強く、ちょっとしんどい。案内板には「七曲り15分」と書いてあったが、私たちは休みをとりながら18分位で登る。上出来??かな。七曲りの急坂を登り切ると、ここで標高は約340m、馬越峠と同じ位の高さだそうだ。ここから先は、見晴らしのきく尾根道を頂上へと向かう。
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途中、桜茶屋一里塚跡を通り、登りと平らな道を繰り返しながら、九鬼峠に到着。ここからの見晴らしは、木々が遮ってあまりよくない。さらに進むと、木漏れ日をいっぱい受けて、ひっそりとたたずむ荒神堂が見えてきた。その姿にほっと一息つく。さらに10分、三木峠到着。東屋風展望台からの眺めは全部が見えなかったので、「江戸の道」を通って、展望広場「さくらの森エリア」へ向かう。ここからの眺めはバツグン、もう絶景。でもすごく暑〜い。そして誰もいな〜い。ここでランチタイム。
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帰りは、そのまま「江戸の道」(一部未整備あり)を行くコースと、三木峠まで戻って「明治の道」(整備済)を行くコースがあるが、そのまま「江戸の道」を進む。この道は尾根ルートを行くため、時々、木々の間に眼下が開け、未整備の箇所もまた風情があった。
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14時30分頃、三木里海岸へたどり着く。海からの心地よい風に一時暑さを忘れる。三木里海岸を歩いていると、木陰で涼んでいるおじいさんたちがいた。いつもここで井戸端会議をしているんだろうなと思いつつ、通り過ぎようとすると、「山を越えてきたのか?」と声をかけられる。リュック姿の私たちは、どう見ても海水浴って感じじゃない。こういうふうに気軽に声をかけてくれるのが、嬉しい。
やっとJR三木里駅に到着。帰れると思ったのも束の間、JRの時間がない。駅は無人で付近に人もおらず、やっとバイクのおじちゃんを呼びとめて、バスやタクシーに着いて聞くが、どちらも適当なものはなく、おじちゃんも今日は忙しいので、送ってあげられないと言う。仕方がないので、「寿司がたべた〜い」とずっと言っていた友人の希望を叶えてあげる事に・・・・。すし屋での話。今日、網に掛かったカニを取りに行ったら、タコに食べられていたそうな。カニよりタコが強い事を初めて知る。
ちょっと暑かったけど、いっぱい森林浴をして、たくさんの人の暖かさにふれた1日だった。次回の熊野古道はどこに行こうかと話しながら、帰宅の途につく。