組写真のすすめ

誰かに何枚かの写真を見せる場合
その順番に意味を持たせることで
全体を構成する「流れ」が生まれます

その流れには始まりがあり
盛り上がりがあって
終わりがあります

写真を組むことで
表現の幅は広がります
組写真の醍醐味
 写真は一枚だけでも作品として成立します。熟達した撮影技術があれば、その一枚の中にドラマ的要素を盛り込むこともできるでしょうが、それは非常に難しいことでしょう。
 複数の写真を組み合わせて一つの作品とするのが組写真です。全体を構成する「流れ」のなかにドラマを表現できるのが特徴です。
 流れを表現するには一枚ごとに変化をつけながらも繋がりが必要になるので多様な写真表現を要求されます。
 私は組写真に取り組むことで、写真表現の幅広さに気づきました。組むことを意識しなかった頃には考えが及ばなかった撮り方にも挑戦するようになりました。
組写真で壁を破ろう
 せっかく高価な機材を揃えて写真を撮り始めたのに3年ほどでやめてしまう人が少なくないようです。やめるきっかけは様々でしょうが、結局は写真への興味が薄れるからです。
「みんな自分で壁をつくってしまうんだ」
 アラジン先生は、そう言います。撮りたい様に撮っているだけでは、表現の幅が広がりません。私も自分なりの撮り方が出来てくると、そこから出ようとしなくなってしまいました。そして似たような作品が増えるばかりで、はじめた頃には味わえた上達の喜びが失われ、写真への興味も薄れました。
 しかし、私は組写真というテーマを見つけることで壁を破ることができました。組写真を通じて写真表現の多様性を知ったからです。
見せ方を考え撮り方を変える
 組写真で全体に流れをつくるには、見せ方の工夫が大事です。はじまりがあり、見せ場があり、終わりがあり、それらを繋ぐ役割を持たせた写真も必要になってきます。
 そうやって組んでいくとき、類似した写真を何枚も使うとくどい表現になります。特別な狙いがない限り類似カットは使いません。
 このようにして一枚ごとの写真に役割を与えながら、場面に変化をつけて全体の流れをつくりますが、この作業を通じて私はサブカットの重要性を悟りました。
 サブカットとは繋ぎの役割を果たすカットで、撮影に際して積極的に撮りたいとは思えない様なものです。それに気づいてから撮り方も変わりました。
電子ブック
 アラジン先生はアマチュアに「ブックを作りなさい」と勧めています。ブックとは本のように綴じられた台紙に写真を挟むものです。ページをめくるごとに流れをつくるように意識すれば、自然と組写真をつくる感覚を学ぶことが出来ます。
 でも多くのアマチュアは、プリントをクリアファイルに投げ込んでいます。その方がブックより手軽ですが、ファイルは整理保存するためのもので、作品として見せる形態ではないと先生は言います。
 私はブックをHTMLで表現できないか試みましたが、多くの人は組写真として見ないで、一枚ずつばらして見てしまいます。そこで私は順番どおりに見るしかできない電子ブックを導入しました。電子アルバムとは違ってサムネイルもありません。
御理解下さい
 電子ブックを嫌う人もいます。はじめにサムネイルを見て好きな写真だけ見たいのに不親切だとか、中がわからないのにダウンロードしたくないそうです。しかし、単写真とは違いますので飛ばし読みは困ります。また、次の写真がどんなものか本編を見る前にわかったらドラマになりません。
 それでも電子ブックは厭ですか? 仕方がないので以下のHTML版で立ち読みしてください。電子ブックで御覧くださる方は本編をどうぞ。
本編の閲覧にはRoll O' Pictが必要です(無料)
ゆうなぎ 40p  本編1.72MB  立ち読み版
黒 い 瞳 40p  本編1.87MB  立ち読み版
まなみ☆ 40p  本編2.15MB  立ち読み版
sattin40p     本編2.49MB  立ち読み版
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