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C2100-UZ
 2000年10月に購入して以来、2年以上も主力機として幾多の撮影を潜り抜けてきた百戦錬磨の愛機。
 はじめて半身のポートレートをA4にプリントしたときには驚いた。モデルさんの二の腕あたりの産毛が逆光線で光っているのがクッキリ見える。アップじゃなくても産毛まで写るのだ!
 シャープなだけでなく、発色も抜群だった。実に鮮やかな色を表現してくれる。

 この素晴らしい愛機を「たった200万画素」と鼻で笑った人たちもいるが、画素数の違いが表現力の決定的な差ではないことを教えてさしあげるため、ニコンのD1やキヤノンのD30のユーザーと張り合ってきた。そして、けして負ける気がしなかった。それくらい信頼した愛機だ。

 レンズ交換は「出来ない」のではなく「不要」だった。別なレンズが欲しいと思ったことは無い。むしろレンズ交換無しでガンガン撮りまくれるだけあってチャンスを逃さない強みがある。

 修理は2回あった。最初はズームレバーが効かなくなったこと、2度目は大雨の中で使っていて電気系統がやられた。週2回ペースでの撮影を、これ一台きりで2年間やってきてほとんど不満はなかったし、新型を買う気にならなかったのだが、2度目の故障をきっかけにやっとE-20を購入した。しかし、その後も未練は残り、かなりの修理代をかけて現役に復帰し、現在も稼働中。

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