2004.6.5 その2へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタート地点の8合目 |
スタートしてすぐの雪渓。ロープがしてあり踏み後もしっかりついている |
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片倉岳 |
阿弥陀池。ここは木道が整備されている |
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男岳山頂 |
ミヤマキンバイと阿弥陀池 |
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男岳から望む駒池。大きな雪渓が残っている |
男岳をバックに雪残る駒池から |
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横岳へと続く尾根 |
ミヤマキンバイと駒池、男岳 |
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横岳山頂。強風のため疲れぎみ |
横岳から望む阿弥陀池、男女岳 |
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男女岳への尾根 |
男女岳山頂 |
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硫黄鉱山跡を下山する |
崩れやすい山肌 |
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ミヤマスミレ |
ミヤマキンバイ |
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チングルマ |
シラネアオイ |
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ショウジョウバカマ |
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秋田駒ケ岳は6月に入ると土日がマイカー規制となり、山麓のスキー場の「カモシカ駐車場」からバスに乗る。8合目までの道は狭く勾配もきつい。これじゃマイカー規制も当然と納得してしまう。 8合目から歩き出し1時間くらいで阿弥陀池の着く。秋田駒ケ岳はこの阿弥陀池を中心に男岳、横岳、男女岳と登れる。 我輩たちはまず男岳から登る。ちょっと急登だがピストンのため荷物をデポしていったので楽に登れた。天気も良く男岳からの眺望も最高である。眼下には横岳を境に左に阿弥陀池、右に駒池。駒池にはまだ大きな雪渓が残っている。上から見ていると米粒くらいの大きさのハイカーが雪渓を横断していた。 時間に余裕のある我輩たちは阿弥陀池〜横岳ルートではなく、駒池〜横岳ルートを行こうとしていたが、雪渓の大きさに圧倒され少々不安になっていた。 男岳を降りると、駒池から登ってきた初老の夫妻がいたので「雪渓はどんな感じですか?」と尋ねると、「どんな感じって言われてもね〜。そんなに危ないところは無いけど」とのこと。確かに人それぞれ実力が違うわけだから安易に「大丈夫!」とは言えないか。とりあえず、何人か雪渓を渡ってくる人がいたので我輩達も行くことにした。 駒池に降りる登山道は急で、先ほどのご夫妻の健脚に感心させらる。降りてしまえば後は平行移動。すぐに雪渓が現れ、軽アイゼンを着ける。カミサンは今回の東北山行で始めてこの軽アイゼンを使用したが、その威力をいたって気に入っているようだ。冬山を登らない僕達にはこの軽アイゼンで充分。 駒池にはところどころ木道があり、雪がなくなると湿原が姿を現すのだろう。雪渓を無事に横断し終えるとそこで休んでいた人が「ここは雪が解けるとチングルマのお花畑になるんですよ」と教えてくれた。ん〜、残念。我輩は大のチングルマファンなのである。北海道の羅臼岳に登った時にチングルマと出会い、その魅力に取り付かれている。それにしても残念。でも今回はチングルマ畑にはならなかったが、雪が無いところには気の早いチングルマが姿を現してくれていた。 雪渓を後にして横岳への尾根へと進む。尾根道はさほど急勾配ではなく、鼻歌気分で登れるかと思っていたら大間違い。そこは田沢湖から吹き荒れる風がものすごく強く吹いていた。この尾根には木が一本も生えてなく風を遮るものが無い。風が当たる左耳だけが痛い。尾根は黒い火山灰で出来ている。その黒い土から黄色のミヤマキンバイが吹き飛ばされんばかりに耐えている。何とも言えないコントラストだ。風が無ければ尾根に座りミヤマキンバイとその先に見える田沢湖をボーと眺めていたんだろうな〜。が、しかし、今日は強風。早くこの尾根を登りきることしか頭に無い。黙々と歩き30分くらいで無事横岳に登頂。カミサンはかなりのグロッキー状態。写真を撮り、さっさと横岳を後にした。 阿弥陀池で昼食を摂る。さっきの風はなんだったんだろうと思うくらいにここは穏やかだ。時間も昼時とあって阿弥陀池は賑わっていた。 あと残すは男女岳のみ。昼飯後、荷物を置いたまま登り始める。とそこにはスキー板を担いで登る男性とガイドが先を歩いていた。6月というのにまだ滑りに来るとは、相当のスキー好き。頂上でその人たちと話をすると、この時期でも横岳からなら意外と長く滑れるとのこと。スキー好きの僕はちょっと羨ましい。 ガイドのおじさんに下山道のことを聞くと、硫黄鉱山後の道にシラネアオイが咲いていて綺麗だよと教えてくれた。が、そのコースは地図によると「危険」と書いてある。「大丈夫ですかね?」と聞くと「何ヶ所か道が分かりづらいが踏み後があるから迷うことは無いんじゃないかな」とのことでそちらから下山することにした。 阿弥陀池の華やかな雰囲気とは違いこのコースは人の気配が無く、硫黄鉱山跡が何とも言えない雰囲気でちょっと不気味である。何ヶ所か足場が悪いところがあったが、道に迷うことも無く、シラネアオイも見ることが出来、満足しながら無事8合目に帰ってきた。 秋田駒ケ岳はルート選択が多様で、高山植物も多く生息していてなかなか面白い山である。機会があればチングルマの咲き乱れる時期にもう一度訪れてみたい。 |
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2012.7.8 その2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国見温泉からスタート |
木道を快適に進む |
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横長根分岐に到着 |
アカモノ |
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???分かる人いたら教えてくださーい |
ミヤマハンショウヅル |
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第2展望台から見る、男岳、女岳 |
コマクサ |
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これぞチングルマ団地!一面チングルマ!ヤッホー! |
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シラネアオイ |
ミヤマダイコンソウ |
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ミネザクラ |
駒池からの登りは結構急登ですぞ。 |
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女岳からあがる噴煙 |
エゾツツジ |
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ムシトリスミレ |
阿弥陀池 |
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女岳を見下ろす 歩いてきた木道が一望 |
横岳頂上 |
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男女岳 (おかま岳?) |
雪渓が手に乗ってますぞ! |
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阿弥陀池から望む逆さ男岳 |
エゾツツジ |
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男岳山頂 |
ミヤマダイコンソウ |
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下山は金十郎長根から |
水沢分岐から望む田沢湖 |
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ハクサンシャクナゲ |
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チングルマを求め、一路600キロ先の東北へ。 8年前に来たときは、一面まだ雪渓だった駒池。今回は前回より1ヶ月遅い7月。同じ白でも、チングルマの花の白が一面に! これを見たくてやってきたんです!やー、最高最高!他にもたくさんの高山植物が咲いている。やっぱ、山は花の時期に来るのがいいね。 秋田駒ケ岳は、起伏に飛んで楽しい山です。みんさんも、是非花の時期に訪れてみてね。 |
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