上り | 下り | ||
4時40分 | 利尻北麓野営場出発 | 10時15分 | 北峰 |
4時48分 | 甘露泉 | 10時34分 | 沓形分岐 |
4時54分 | ポン山分岐 | 11時1分 | 9合目 |
5時19分 | 4合目 | 11時25分 | 避難小屋 |
5時47分 | 5号目 | 11時37分 11時50分 |
長官山の碑 |
6時8分 6時15分 |
1見晴台(6号目) | 12時7分 | 第2見晴台 |
6時37分 6時45分 |
7合目 | 12時34分 | 7合目 |
7時10分 7時35分 |
第2見晴台 | 12時52分 13時7分 |
第1見晴台 |
7時48分 | 長官山の碑 (8合目) |
13時23分 | 5合目 |
8時2分 | 避難小屋 | 13時46分 | 4合目 |
8時25分 8時31分 |
休み | 14時5分 | ポン山分岐 |
8時39分 | 9合目 | 14時20分 | 利尻北麓野営場到着 |
9時8分 | 沓形分岐 | ||
9時33分 | 北峰 |
管理人さんの助言により朝3時半に起きた。ここは緯度が高い為、もう明るくなってきている。4時出発予定だったが、寝不足の為ダラダラ用意していたら、結局4時40分になってしまった。この40分が後々いやな思いをすることになるとは… 歩き始めて間もなく名水の甘露泉がありそこで水を汲んでいく。この甘露泉は北麓野営場をはじめ、鴛泊の街にまで水道水としてつながっている、とてもおいしい水だ。 登山道の登り始めは適度な坂で体を慣らすにはちょうどいいあんばいだ。しばらく歩くと、バスで来た団体に追いついた。僕たちのペースより少々遅いので抜くことにした。が、この団体の人数が多いこと多いこと。4、50人はいる。抜くたびにおばさん達から 「あらー速いわねー」「急行よ」「そんなにとばすと最後までもたないわ」「わーすごい汗。拭いた方がいいんじゃない」 とか言われた。まったくもって、大きなお世話である。ツアー旅行でしか山に登れない人にはとやかく言われる筋合いはない! あー、あと40分早く出ていれば… 僕もちょっとむきになって飛ばしてしまい、カミサンにとっては、少々オーバーペース気味だったようだ。 カミサン、ダウン! 第2見晴台でとうとうダウンしてしまった。団体を抜いた後も追いつかれるとやだから、あまり休憩をとらずに登ってしまった。、山を楽しみながら登ることをすっかり忘れてしまった。山は競争ではない。しばらく休憩をとり、行動食を食べさせるとだいぶ元気になったようなので一安心。 そこから先は自分たちのペースでゆっくり登り始めた。長官山に出ると尾根づたいとなり周りの草花を見る余裕が出てきた。避難小屋を過ぎたあたりから登山道はドロ道となり歩きにくくなる。9号目の道標に「ここからが正念場」と書いてあった。そこから先は、岩場あり、ロープありの急登となる。はぁはぁー、ぜーぜー言いながら歩くこと1時間、利尻富士山頂北峰に登頂した。 北峰からの展望はすばらしく、礼文島や北海道本土が地図のようにはっきりとみえる!?らしい。 本日の天候は霧。風強し。と言うわけで何も見えなかった。あー残念。 頂上で軽く食事をとり雲が取れるのを待ったが、寒いので30分ほど居て下山した。 途中の長官山まで降りてくると雲も取れ、300メートルぐらい離れた沢の残雪がはっきりと見えた。登りは一生懸命だったのであまり時間の事は気にならなかったが、下りはやたらと長いような気がする。特に5号目から、だらだらと降りるため余計にそう感じてしまう。(登りは快適な道と言っていたけどね!) この下りにだいぶ飽きたころで乙女橋が現れ、ゴールが近い事を教えてくれた。橋を渡ると、行きに寄った甘露泉の流れる音が聞こえてきた。取り付かれたようにがぶがぶ飲む。あー何回飲んでもこの涌き水はおいしい!特に疲れている体には最高である。何本かの空いたペットボトルに水を入れ、14時20分、無事キャンプ場に到着した。最初どうなるかと思っていたカミサンも無事登れたので、景色は見えなかったが2人とも満足であった。 |
六合目でピース!まだ余裕かな? |
霧の中の利尻山頂! |
雪渓をバックに長官山の碑で |
お世話になった管理人さんと利尻北麓野営場の前にて |
2000.7.16 |