シャモニー編U/ラック・ブラン
   
   シャモニーで2番目に期待した所は、赤い針峰群(エギーユ・デュ・ルージュ)の中腹にあるラック・ブラン(白い湖)です
   このハイキングコースは、モンブラン山群のほぼ全容が見渡せる絶好の展望コースなのです。

   ホテルから数分の所にあるバス停(ホテルのお客は無料のパスを貰える)から10数分のレ・プラの村まで行き、
   そこからロープウェイでフレジュール、乗換えてリフトでアンデックス(ランデックスとも言う)2385mまで上がり、
   岩の多い山道をアップダウンしながら約1時間30分、最後の坂を登ると
ラック・ブラン2352mに着きます。
   帰りは、坂道をフレジュールまで約1時間30分ほどかけて下りました。
            

 今日も良く晴れてモンブランが綺麗に見える。
 
 アンデックスに着くとそこにはモンブランからドリューまでの
 素晴らしいパノラマ風景が待っていました。
 朝のクリアな空気と光線が、山々に陰影を付けて
 青い空にクッキリと浮かび上がらせています。
 
この素晴らしいパノラマ風景を右横に眺めながら、石と岩の多い山道を下り気味に歩いていきます なんとも幸せの気分!
左のベルト、ドリューから中ほどのグランドジョラス、シャモニー針峰群そして左のモンブランまでクッキリと見える


  ロッククライミングの練習にパーティーが登って行った
  赤い針峰群の中腹のハイキングコースは、
  岩がゴロゴロして少々歩きにくいが、
  何と言ってもご覧の風景がいつも一緒ですから
  時々眺めては歩くのでちっとも苦にならない。
  
ハイキングの中間地点での大展望1  ベルト、ドリュー、メール・ド・グラスからシャモニー針峰群とモンブランまで


ハイキングの中間地点での大展望2  左のアルジャンチエールから右端のモンブランまで素晴らしい眺めです
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  フレジュールに着いた時の青空にきりっと
  浮かぶグランドジョラス北壁は、標高差1200mで
  アルプスで最も登攀的に美しくも厳しいルートの
  ひとつとしてアルピニストの憧れの的である。

  絶好のポイントで捕らえたメール・ド・グラスと
  グランドジョラス、ロシュフォール山稜と
  ダン・デュ・ジェアンの鋭鋒。
ラック・ブランの上に上がり、湖の全景を入れた左のアルジャンチエールからモンブランまでの大パノラマです
残念ながら雲が出て翳って来てしまう 右上にパラグライダー

ラック・ブラン湖畔から眺める この光景を眺めたくて来たんですが、小屋に宿泊して、早朝と夕景を眺めたいです

 遂に、心配どおり曇って来てしまいました。
 ここまで雲が出て来てしまうと山が分からなくなってしまう。

 フレジュールに下る途中にあった休憩ポイントの湖で
 ここも良い被写体になりそうだ。
  レ・プラのバス停のそばに小さい教会があります。
  そしてここからの教会とドリューの組合せが、
  最高に良いのです。

  この2枚は別の日の午後に撮影したもので、
  事情が有って、ゆっくりと撮影できなかった。  
  

次回をおたのしみに!!!