Dressed to Kill

1941年。ニューヨークはタイムズ・スクエアのThe Regency Theatre。Madra Lord主演、Trent Osborn共演、Monolithic映画社の最新作"Deep Eevotion"のプレミアショーに、人々はつめかけた。
いつものように、MadraはTrentと腕を組んであらわれる。Regency劇場の入り口に敷かれた赤い絨毯に添って居並ぶファンたちは、ハリウッドの大スターを間近に見ようと、うずうずしていた。懐中電灯を持って、Madraを案内していた青い制服の若くてかわいらしい案内嬢までもが、少し興奮しているようだ。
やがて照明が暗くなり、Monolithic映画社のロゴが浮かび上がる。Madra Lordがドレスの裾を引きながらスクリーンに登場すると、拍手がため息に変わった。劇中のMadraが着ている金色に輝くドレスは、そのプレミアショーの会場に着てきたものと同じだったのだ。スクリーンのMadraは、それは美しく、悲しそうに見える。
現実のMadraは観客にまじって座っていた。彼女は美しかったが、、、悲しそうではなかった。まちがいなく、激怒しているようだ。Madraはとなりの席の友人の耳元で、あのかわいい案内嬢のことで何かが起ころうとしていると、声高に非難していた。
突然、映写が中断された。ざわめきながらロビーに出た観客たちは、そこでErik Von Sternbergが発掘した新人を紹介される。Gene Marshall、あの青い制服の案内嬢だった。Madra Lordは、そっと婦人用化粧室に向かう、、、そして、鏡の割れる音が劇場にこだまする。

【Erik Von Sternberg:Monolithic映画社の大物プロデューサーという設定】

メタリックな銅色のイブニングドレスです。小物はワインカラーでアクセントをつけています。ドレスの後ろの裾には、大きなスリットが入って、ツバメの尾のようなかたちになっています。

ボディスには幅広のストラップが肩越しにかけられていて、エレガントな胸元のラインをかたちづくっています。

ウェストのペプラムは後ろに尾をひいていて、ドレスの裾と同じようなかたちにをとっています。

ワインカラーと赤いバラをあしらったヘッドドレスをつけています。

ヘッドドレスは、中に針金が入っていて自由に曲がるので、頭の形にうまく添わせることができます。ワインカラーのハットピンで、髪にとめます。

ヘッドドレスとおそろいの、ワインカラーと赤いバラの花びらをあしらったマフを持っています。

二の腕まであるワインカラーのロング・グローブをはめています。

背中はV字型に大きく開いています。

ドレス全体に、明るい銅色のサテンの裏地が縫いつけてあります。

ペプラムの部分だけ、ワインカラーのサテンの裏地がついています。

サンダルもワインカラーです。

ネックレスは銅色とワインカラーのビーズでできていて、3重に巻きつけます。ピアスもネックレスとおそろいです。

このページの画像は、コレクションを撮影したものです。
Doll は First Encounter を使用しました。

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