Pierette

1946年のこと。古典的なロマンス、現代のシンデレラ物語である。
映画"Lover in Disguise"のGeneは、ガラスの靴を試さなくても、あこがれの王子様(演じるのは人気俳優Trent Osborn)と結ばれる。
"Lover in Disguise"でGeneは、上流社会の婦人(Madra Lordがとんでもなく横柄)が経営するドレス・ショップに勤める働き者の売り娘役である。
Gene扮する売り娘は、ショップの常連客である(見るからに金持ちそうな)さっそうとした年上の男性に夢中になる。ふたりは身分ちがいであったが、互いに引かれ合った。そして、売り娘が自分にも幸せをつかむチャンスがあるかもしれないと考えはじめたとき、王子様のフィアンセが登場する。それは傲慢な女店主その人だった。
どうしたらいいのだろう?売り娘は、だまって王子様をあきらめればいいのだろうか?それとも、自分の気持ちに正直に行動すべきだろうか?親切な妖精があらわれるのを待っている時間はない。その夜、あこがれの人がチャリティー仮装舞踏会に出席すると知って、売り娘はショップのショーウィンドゥに飾られていた、かわいらしいピエロのコスチュームを、こっそり拝借する。
裸になってしまったマネキン人形を後に残し、われらがピエロ嬢は舞踏会場へ、恋人の腕のなかへと急ぐ。
あこがれの人は、彼女に気付くだろうか?彼は本当の気持ちを告白するだろうか?誰もが結末はわかっているはずだ。それでも、ピエロ嬢が舞踏会場の階段を下りていこうとするとき、観客たちはかたずをのむ、、、、。

【Disguise:変装、仮装】
【Geneの"Pierette"とMadraの"Scorned Woman"、Trentの"Lover in Disguise"は、いずれも映画"Lover in Disguise"中の仮装舞踏会での衣装という設定】

このお人形の一番の特徴は、ベビーピンクの髪の毛です。コスチュームはピエロ風で、全体に白と黒とピンクの3色で統一されています。

スカートはきれいなAラインになっています。このお人形はウエストがツイストするタイプです。

仮面舞踏会用のマスクをかけています。首にはピエロのような衿がついています。ピアスは、ベビーピンクのパールです。

肩のところにはピンクのリボンがついています。髪はめずらしいベビーピンクで、前髪がお花のようなかたちにセットされています。

ボディスには黒い胸当てが縫いつけられていて、ピンクのポンポンが3つついています。

腰の部分には白とピンクのストライプの大きなリボンが縫いつけられてます。まんなかに白いポンポンがついています。

白と黒の格子縞のかざりは、先端にピンクのポンポンがついています。

スカートは白いサテンの生地に、水玉模様のオーガンジーを重ねてあります。

そでは5分たけで、袖口にレースが飾られていて、ピンクのリボンがついています。腕は肘が曲がるタイプです。

下にピンクのパニエをはいているので、スカートがうっすらとピンクがかって見えます。

マスクの左目の下には、涙のようにも見える銀色のビーズがついています。衿は白いリボンを蛇腹状におってあり、スナップで取り付けます。

靴は黒のバレーシューズです。長いリボンで足に巻きつけるようにします。甲の部分にはピンクのリボンがついています。足は膝が曲がるタイプです。

黒のサテンの三角帽は、リボンとポンポンの飾りがついています。平たいかたちで、裏側もまったく同じデザインです。ハットピンは黒のビーズです。

ストーリーカードの表紙は他のGeneのものとちがって、カラーで、マスクの絵が印刷されています。タイトルは"You're Invited to a Masquerade Ball"です。

 

このページの画像は、コレクションを撮影したものです。

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