GeneBeauty Salon

髪の毛が硬くセットされているGeneの場合、届いたときにひどく型くずれしていることがあります。下の写真のBreathlessは、ヘアネットまでかぶせて梱包されていたのですが、髪は悲惨な状態でした。
私はヘアセットが大の苦手なのですが、仕方がありません。半泣きになりながら、美容室の開店です。

左はカタログにのっている Breathless の写真。この髪型が目標です。

上の写真は私のところに届いた Breathless 。 箱から出した後、かなりブラシとヘアスプレーをかけたのですが、それでもこの状態です。頭頂部がぺしゃんこで、カールがむちゃくちゃに乱れています。これでは、とても飾っておけません。

まず、髪全体を石鹸水で洗い、ワックスを落とします。
髪の毛が濡れた状態で、毛先をいくつかの束に分け、ひと束ずつヘアスプレーをかけてから、左の写真のようにペーパータオルでつつんでいきます。こうしておくと、毛先までカールさせられます。
次にカーラーで巻いていきますが、右の写真のカーラーは、太めのストローを短く切ったものです。

ちょっとかわいそうですが、カーラーはまち針を頭に突き刺して固定します。Geneの頭はたいへん固いので、かなり力がいります。けがをしないように注意してください。
カーラーは長い方が巻きやすいのですが、後のカーラーを巻くときにじゃまになります。ですから、巻き終えたカーラーは、あまった所をはさみで切り落とします。
カーラーを巻き終えたら、1日か2日、そのまま置きます。
(ここで熱湯につけると強いウェーブがかかるのですが、Bleathlessはもともとカールがかかっているので、そこまでする必要はないと思います。ストレートヘアのものを、カールさせるときなどは、熱湯につけることも必要ですが、お湯の温度とつける時間に注意しないと髪をいためます。)
まち針を抜くと、ストローのカーラーはそのまま簡単に抜けます。
ペーパータオルは、(カーラーと直角の方向に)無理に引き抜くと、せっかくのカールが崩れてしまいます。左の写真のように、ペーパータオルの片端を切り落として、カールをくずさないようにしながら、カーラーと同じ方向に引き抜きます。このとき、髪の毛まで切らないように気をつけて。
これは、カーラーをはずした直後の写真。カールは巻いたものの、みごとな爆発ヘアです。
これから、バービー用の小さなブラシとヘアスプレーを使って、髪型をととのえます。
どうしてもおさまらないおくれ毛は、はさみでカットします。
上の写真は、目標のスタイルにはほど遠いながら、どうにか落ち着いた状態。
頭頂部のふくらみも出て、前からみたところは、何とかなったようですが、後ろはまだ、だいぶ手をいれなければなりません。
やはり、私はヘアセットが苦手です。
この後、気長にスタイリングしていきます。

 

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