Madra Sings

"Madra Sings"は、28曲が収められたMadraの歌のCDです。
裏側に"Not for Sale or Resale"とありますので、市販品ではないようです。
以前にオークションで落札したものですが、出品者の方はGeneコレクターではなく「詳しいことはわからない」ということでした。どのようにして作られ、配布されたのか、私にとっては謎のCDです。

このCDについて、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ご面倒ですが掲示板に書き込んでいただければ幸いです。

ジャケットの背の部分には、"MADRA SINGS MADRA LOAD"と書かれていて、Madra自身が歌ったものという設定のようです。実際に歌っている歌手の名前はわかりませんが、あくの強い味のある声と歌い方で、Madraの性格や雰囲気をよくあわらしているように思えます。

CDケースの裏側には、次のような内容の「解説文」が書かれています。
「1955年にレコーディングされた"Madra Sings"は、ながらく絶版となっていた。オリジナル・アルバムには、"I Want To Be Evil"、"I'd Rather Be Burned As A Witch"、"Mink Shmink"など、このCDの最初の12曲だけが収められている。本CDではそれらに加えて、同時にレコーディングされた数曲と、Madra Loadの映画のサウンド・トラックから取った数曲が収められている。映画"Armed and Extremely Dangereous"で彼女が歌った"I'm A Funny Dame"は、だれもが憶えているだろう。長いあいだ行方不明になっていた宝石のように貴重なこのアルバムを、ゆったりとリラックスして鑑賞してほしい。Madra Loadのような歌手はふたりといないのだから。なんと喜ばしいことだろう!」

左の画像は、CDケースの裏側です。
左端に、"Design & Concept : Bob Lange, Photography : Trevor Pearsons, Illustration : Donna Mehalko" 、右端には、"Original recordings owned by RCA Records and Bear Family Records. Not for Sale or Resale." と記されています。

中央にMadraのアップ、左右のイラストの衣装は"So Evil My Love"だと思われます。

下半分に書かれた文章が「解説文」です。


市販の音楽CDのような方法でプレスされたものと違って、CD-Rに焼き付けられたもののようです。表側は印刷ではなくシールが貼ってありますし、裏側の記録面はCD-Rに特有の青い色をしています。

左の画像はジャケットの裏面です。28曲の曲名が記されています。

1曲目から12曲目までがスタジオで収録されたオリジナル・レコードの曲、13曲目から28曲目までがCD化にあたって新たに加えられた曲というリアリティのある設定です。
12曲目まではすべてMadraのソロですが、13曲目以下の曲では映画のサウンド・トラックを演出するためか、バック・コーラスがよく使用されています。

下のアイコンの再生ボタンをクリックしていただくと、6曲目の"INDEPENDENT"の一部(mp3形式:906KB)が流れます。


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