泊まるときは所持必須!
カプセル持ち込み7つ道具

■只でさえエコノミーで快適なカプセル宿泊を、より安く、より便利、より快適に過ごすべく、私が必ず持ち込んでいる7つ道具を伝授いたしとうございます。ご参考の程にどーぞ。

[1]スリッパ

▲私愛用のスリッパ。地味だけど超薄手で持ち歩きに便利。
●たまにあるのよ〜。スリッパの用意のないカプセルが。せっかくおフロあがりなのに、裸足でエレベーターやロビーを行ったり来たりするなんて願い下げ。それに、自分のカプセルの入口にうさちゃんやレッサーパンダのどうぶつスリッパとかキチンと揃えて置いてあったら、ばりチャーミングで注目度120%♪……でもやっぱぶ厚いスリッパだと荷物としてかさばるので、私は夜行バスの各席などによく付いている超薄手のスリッパを、ビニールケースに入れて持ち歩いています。カプセル以外でも、スリッパは旅行中に便利です。最近ではスリッパなら100円ショップでも定番商品ですし。尚、MYスリッパ持ち込み禁止を掲げているところは見たことありませんが、スリッパはやめてくれと文句言ってきやがったトコもありました(新小岩レインボーB1)。ったく知るかよ無視無視。

[2]みみせん

▲愛用のミミセン。ぐりぐりまるめて耳の穴に素早く押し込めば、中でふわぁ〜とふくらんで、嫌なノイズをシャットアウト。
●コレ必須です。カプセル内での就寝中、これがどれだけありがたいコトか。スゴいんですいびきが。1ブロックに一人や二人は凄まじいいびき保持者が点在しており、不幸にも場所が近いと夜中に何度となく起こされます。また、深夜なのに友人同士でおしゃべり始める学生とか、コンビニ袋で音をガサガサ立てながらカプセルフロアの通路を歩く者もいます。しかしみみせんの装着により、これら騒音被害からある程度逃れることができます。またこれは夜行バス・夜行列車においても存分な効果を発揮します。薬局・雑貨店・ホームセンターで入手可能。

[3]持ち込み飲食物

▲ホテルに入る前に必ず食事を買い込もう!(でも私のはデザートばっかり……)
●カプセルに限らず、ホテルの食事ってどうしてあんなに不味くて味気ないんでしょうね。しかもアホらしいほど高いし。カプセル宿泊を決めたら、先ずチェックイン前にスーパー・コンビニなどに立ち寄り、ある程度の飲食料を買い込んでおきましょう。私の場合、お弁当、牛乳(1リットル)、微糖コーヒー(1リットル)、レアチーズケーキ、ティラミス、ドーナツ、アップルパイ、その日の気分に応じてその他色々。明朝の朝食分も含まれています。また、チェックイン後もすぐに着替えたりしてはいけません。ガウンなんか着ちゃったら外出がおっくうになって自販機やオートスナックに手を出してしまい、それでこそホテル側の思う壺。入浴/就寝までガウンは着ないことです。たまにカプセル内でガウン着用を義務付け・強要してくる図々しい従業員(新小岩レインボー5F)もいましたが、無視してください。出来ればMYコップも所持しておきましょう。

[4]洗濯粉

▲なぜかパセリのみじん切りの空き瓶に入った洗濯粉。でも小瓶に詰めておけば持ち歩きし易いのだ。
●せっかく疲労もとれてすっきりさっぱり爽やかな朝を迎えて、も〜〜にんもーにん♪岸田さとしのキミの朝だよ〜な気分なのに、昨日の汚れたままの靴下や下着をまた身に付けるなんていやん。そんな訳でランドリーを利用したい人は洗濯粉を詰めた小瓶(使い終わった調味料の容器とか)も持っていくと良いでしょう。ランドリーコーナーの自販機で売られてる洗濯粉は値段もふっかけてある上にあまり汚れ落ちませんよ。それに、ランドリーの設備が無い場合でも、せんたく粉があれば栓をした洗面台でなんとか代用できます。乾かす方法についてはまた後述。

[5]ミニピンチハンガー

▲ダイエー88円コーナーで売っていたミニハンガー。100円ショップとか行けば、もっと便利な折りたたみミニハンガーもあるぞ。 ▲こんな感じ。ランドリーがなくとも、創意工夫でいつでもどこでもおせんたく♪
●100円ショップなどで売っているピンチつきのミニハンガーです。極力かさばりなくカバンにしまえる最小のものを選びましょう。ランドリーの設備がない、または故障や混雑で使用不能状態だった場合はこのアイテムが活躍します。洗面台で洗濯作業をすませてよく絞ったらこのピンチハンガーに挟んでつるします。ハンガーを掛ける場所はカプセル上段に登るための手すりやブラインドのフックなど。シャツを干す場合はロッカー内備品のハンガーを利用するといいでしょう。カプセル内の空気は乾燥しているので、一晩つるせば充分乾きます。もし明朝になっても生乾きだったら洗面所のドライヤーを活用すべし。どうせならドライヤーを両手に持った二刀流で満遍なく熱風せれなーでと参りましょう。

[6]ノートパソコン

●自宅ではちっともはかどらない仕事が、なぜかカプセルではさくさく進むから不思議。カプセルによってはノートパソ作業ができる前提で作られた休憩スペースもあり、コンセントも使い放題の広々としたテーブルとチェアでパソ作業ができたりして、デジタル派の宿泊客はとってもとってもごきげんなのでした。私はまだ出逢ったことはありませんが、ネット無料サービスを行っているカプセルも登場しているようです。
 ちょっと話は逸れますが、ノートパソを持ち歩いている人で、カフェや駅のコンセントから盗電しようとして怒られたことはないでしょうか。私がよく使うバレにくい盗電のテクニックがあるのですが、それについてはまた別の機会にご伝授したいと思います。

[7]本

▲これが私の愛読書……ってこれコミケカタログですけど(笑)。
●なんか今日はテレビも映画もアダルトもつまんなーい!疲れてノートパソもやりたくないしー。……そんなカプセルの夜の最後の癒しは、やっぱり自分にとっての生涯最愛の愛読書でしょう。ノートパソ充電中やお洗濯中に本や週刊誌を広げて過ごすひと時って、結構心が落ち着きますものね。


 ……その他の持ち込み品としまして、夏ですと氷入り水筒、冬だとカゼ/インフルエンザ防止の為のうがい薬など。あとノートパソを持ち込む際にネット接続用カード型PHSもかつて持ち歩いていましたが、カプセル内だと全然つながんないですアレ。『コードレスでどこでもインターネットォ!』とか宣伝やってますけど、大嘘ですのでお気をつけ下さいまし。あと、生まれて始めてカプセルに泊まろうという方。多分全然眠れないと思います(私もそうだった。今はもう入浴後にカプセルへ滑り込めば即行熟睡だけど)。本やぱそこん、夜食、MD/CDプレーヤー、睡眠薬など、長い夜を過ごす為の装備は十二分に。