▲スパリゾートプレジデント入口。パチンコ“ダイアモンド”ビル2Fがフロント | ▲フロントと同じ階にあるヒョロ長ロッカー。これじゃ旅行カバン絶対入んない。いちいち用事の度にフロントにカバン預け直すのもめんどいし |
▲本当に鬱陶しかった別棟“ログキャビンルーム”。要カードキー。本館往復だけでも煩わしいのに、ココの出入りが壮絶に面倒くさい | ▲ホテルご自慢のキャビンタイプカプセル。ただし別館のロッカーが遠い…… |
▲信じられないことに、ご覧の通り洗面台・トイレが全面閉鎖。じゃあどこで済ますのかと言うと、外に出てエレベーターに乗って本館に戻って済ましてくれってさ | ▲カプセル内のフェイスタオル使い放題コーナー。冷水タンクも有り |
最寄の駅 | 地下鉄上野広小路駅・JR御徒町駅 |
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1泊のお値段 | スタンダードタイプ4,800円/デラックスタイプ5,400円/楽天トラベル予約3,500円 /分煙有り |
浴場の有無 | 有り/サウナ有り |
ランドリーの有無 | 有り(1基のみ) |
チェックイン/アウト時刻 | 午後3時〜翌朝10時 |
髭剃/歯ブラシ/シャンプー | 無料/タオル大小使い放題 |
浴室 | [7] | ●充実したサウナ施設、快適なキャビンタイプカプセル、全席液晶テレビ付のリクライニングラウンジフロア、豊富なコミック蔵書、気楽な寝ころび仮眠マット……云々。 充実したアメニティをウリとした御徒町の《サウナプレジデント》が、《スパリゾートプレジデント》にリニューアルオープンした。 遊び盛りの東京リーマンが深夜に飛び込むのにはいいかも知れないが、切り詰めたい貧乏旅行者にとっては全く寛げず、不便極まりない宿泊を強いられることとなった。 先ず、JR御徒町駅徒歩2分と謳われるこのカプホ場所が、当初全く分からなかった。 グーグルマップで確認しても該当の建物が見つからない。松坂屋の外周延々遠回りしてもまだ辿りつけない。施設フロントにрナ場所を尋ねたが要領を得ず道案内にならない。 なぜこうなったかというと、筆者はカプセルを探していたのだが、実は該当の施設はパチンコ店“ダイアモンド”だったため。そのビルの中にプレジデントがあったのだ。 地図ではスパリゾートプレジデントとなっているビルが、現地ではスルーしていたパチンコの建物。延々と周辺を彷徨させられる羽目となった。 で、チェックイン後にカプセルは5階と言われ、サウナ客用のロッカーを尻目に着替えもできず荷物を抱えたままエレベーターを探すも見つからない。仕方なく4階まで階段で上がるが、階上はその4階までで途切れている。 5階への階段を探すがどこにも見当たらない。もう一度2階、3階、4階をさまようが見当もつかない。みたび4階にたどり着いてそこの女性従業員に尋ね、ようやくカプセルは別棟と分かる。 私服コート姿にショルダー下げたまま、フロントからラウンジ、サウナフロア、レストランフロアを往来してずーっと困ってた私に、それまで全く説明もなく案内もしてくれないホテル従業員たち。 フロントに問い詰めてようやく、あの不便なヒョロ長サウナ客ロッカーも、カプセル利用のロッカーと共用と知らされる。自慢気に“キャビンタイプ”なんて銘打ってるから、すぐ脇で着替えも荷物管理も出来るものと想定していた。勝手が悪いこと夥しい。 やっと着替えを済ませてカプセルまでの案内を頼むと、なんとガウン姿で一旦外へ連れ出される。そこで別棟のエレベーターに乗って、やっとこさカプセルフロアに到着。わざわざ持たされたカードキーで扉を開けないとキャビンタイプカプセルへ入館できないという意味不明ぶり。 このキャビンタイプカプセルは通常カプセルよりも若干広め。背もたれ・肘掛があって居心地は悪くないが、だからと言ってよそ様より二千円も余計支払って泊まりたいと切望するほど大それた仕様ではない。 まだまだ面倒くさい話が続く。何事かと眉をひそめて驚いたのが、配管故障によるカプセルフロアの洗面所・トイレ全面使用禁止令。これには心底憮然(当たり前だ)。 お手洗いにしろ洗顔にしろ、利用者はまた外へ出てエレベーターを降り、サウナ館に戻って、そこで用を済ませねばならない。重々不便極まりない。 明け方の尿意で目が覚めてスリッパ履きかえて、カードキー解除して外に出て、エレベーターで下まで降りる、その七面倒くさいダルさといったら筆舌に尽くし難し。 いつから水道不備が放置されているのかは知らんが、この状態でそのまま客を入れてしまうホテル側の厚かましさに神経を心底疑った。お詫びの半額返金とかのフォローも何もない。 プレジデントがもうひとつご自慢の入浴施設について。 黒曜石造りで一見豪華に見えるが、湯船は水風呂を除くと一槽だけ。屋外岩風呂やジェットバスなど期待した筆者は大いに肩透かし。加えるに、あまり清掃が行き届いておらず、清潔感はいまひとつ。 但し泉質は確かで、湯上り気分は上々である。タオル大小使い放題は確かに便利。 3Fは広々としたラウンジで、リクライニングチェア全てに液晶テレビがつく。4Fは仮眠・ごろ寝部屋で壁一面のマンガ蔵書が大変豊富。 入ればすぐまどろめそうな薄暗い暗室部屋もあって、確かにここで湯上りにごろ寝は心地よさそう。入館三時間コース、半日コースでの利用客が多いのは頷ける。 しかし、地方から荷物抱えて東京にやって来た貧乏旅行者にとっては大凶。御徒町で泊まるなら、もう少し西に歩いた《カプセルランド湯島》を推したい。 抑えた料金で泊まってしっかりお風呂に入りたいなら《グリーンプラザ新宿》と《カプセルイン蒲田》を推奨。 低廉二千円前後(但し楽天限定予約)で尚且つバランスよく安心できる施設に入りたいなら《コスモプラザ赤羽》や《かぷせるイン赤坂》薦めたい。 |
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ロビー/レストルーム | [7] | |
カプセル | [8] | |
立地 | [8] | |
接客/サービス | [7] | 総合【★−−−−】夜遊び明け終電待ちの仮眠にはいいが、旅行宿泊としてはこの評価。 |
▲期待した浴場はそれ程では無かった。水風呂を除くと湯船は一槽だけ。広さも標準的 | ▲キャビン式カプセル内の居心地はよろしい。マットは柔らかいし、背もたれ・肘掛で液晶テレビ鑑賞がらくらく |
▲3Fレストランのメニュー盤より。オヤジなおつまみ・定食ばかりでなく、スイーツも取り揃え。まぁ業務用冷凍品の組み合わせだろうけど | ▲同じく3階のリクライニングラウンジ。よく人が入っていて賑わいでいた |
▲こんな感じで、4Fには豊富な漫画蔵書と共にゴロ寝マットがたくさん開放されている。千円台で飛び込んで湯上りうたた寝にはいい空間かも | ▲ランドリーは全自動が1機のみ。なんと400円で110分。夏コミ当日は全っ然空かなくてまるで使えないだろうね |
■JR御徒町北口より徒歩2分。パチンコダイアモンド2F。
【所在地】 | 〒110-0005 東京都台東区上野3丁目28番6号 パチンコダイアモンド2F スパリゾートプレジデント |
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【tel】 | 03-3834-5181 |
【関連サイト】 | ホテル公式サイト 楽天トラベル |
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