名古屋'90年代ゲーセン写真館

AGスクエア伏見店(伏見駅)


― COMMENTS ―
●非常に短い期間だったが、伏見駅前にも《AGスクエア》が営まれていた時期があった。
 場所は今でいう《クラブセガ名古屋伏見店》のすぐ近く、復刻版伏見ミリオン座の北隣。現在では《居酒屋ちょうちん》が建っている所。
 当時は復刻ミリオン座もクラブセガもなかったし、今では全て完全に建て替えられて当時の面影は見られない。

 運営時期は'93年頃の僅か半年間。いやもっと短かったかな。
 出来て間もないのに突然閉店して驚いたが、直後AGスクエアの親会社であるセガ社直営店《セガデポルテ(現:クラブセガ)》が目と鼻の先にオープンしたので、経営統合で吸収される形だったのだろう。

 冒頭の写真3点は、巨大な柱が林立する壁際に無理やり押し込んだピンボールコーナーのあまりに無神経な設置状況に憤り、怒りにまかせてシャッターを切った当時の光景。
 隙間に手を滑り込ますようにしか打てないジュラシックパークのプレイ中、当然柱が右手が当たる。デコ版スタートレックプレイ中にも柱に足がつっかえて窮屈極まりなくプレイ不可能。随分舐められている。
 ピンボールに対する店舗側の無知と見識の浅さが、これら写真だけでも否応なしに伺えるショットである。


 ところで下のゲッタウェイとサーフィンサファリに挟まれて写る「クリーチャーフロムザブラックラグーン」の1枚ショット。

 '92年頃撮影されたこれは一体何かというと、今回のAGスクエア伏見店の前の店舗。同じ建物・同じ場所に、実はタイトー直営のゲーセンが入っていた。
 店名は失念してしまったが、確か“ゲームビッグカジノ”か“ゲームラスベガス”みたいな感じの屋号だったと記憶しているが、往時茫々。

 《本山中央》と同じ方が店員さんとして店番シフトしていたりして、ピンボールのラインナップとは別に、どちらも居心地の良いゲームセンターだったことを肌で覚えている。




【PR】


(2017年9月4日)