名古屋'90年代ゲーセン写真館

星ヶ丘ボウル/ビッグバン(星ヶ丘駅)


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●場所は名古屋市千種区、星ヶ丘駅徒歩5分、星ヶ丘ボウル内ゲームコーナー《ビッグバン》
 星ヶ丘ボウルは現存するが、今のゲームコーナースペースとは全く配置が異なり、ボウリングレーンフロア通路の一番奥の突き当りに位置。
 大型筐体付近には段ボール箱や脚立が置かれ、どこか雑然としていた。

 撮影時期は1992年の春ごろ。当時のラインナップは「ジョーカーズ!('89)」「ギリガンズアイランド('92)」「サイクロン('88)」
 足しげく通っていた店ではなかったが、この頃同人誌で「ジョーカーズ!」の記事を書くべく写真が必要になり、同館を訪れた際にフィルムへ収めたショットがネガとして残っていた。

 因みにこの時はバックボックスが畳まれたサイクロンが搬入に出される最中で、“Big-Bang namco”のロゴが背中に入った作業着ユニフォーム着用の従業員さん方がドヤドヤと搬出していった光景が記憶に残っている。
 因みに代わりに入った筐体は「レーザーウォー」であった。

 '90年代後半ごろになると、レーンフロア奥の埋め合わせだった同ボウリング場ゲームコーナーは、広々とした立派なアーケードスペースとして、エントランス入ってすぐの、よく目立つポジションへと再配置。
 当時のゲームセンターらしい雰囲気の中、ピンボールは「ホワイトウォーター('93)」「ストUPIN('93)」の2台が設置。
 しかし《ビッグバン》という屋号は、この時既に消滅していた。


 そして現在、その星ヶ丘ボウルのアーケードスペースは、卓球場&ビリヤードホールに刷新。

 残ったアーケードは多少の写真シール機とプライズ、音ゲー筐体ぐらいで、ピンボーラーどころかゲーマーにとっても全く感興が湧かないロケーションになってしまっている。




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(2015年10月5日)