名古屋'90年代ゲーセン写真館

サンサーカス名岐(尾張一宮・馬見塚)

▲'97年4月頃撮影。バイトに破壊された再起不能のピンボールは撤去されたものの、生き残った台のメンテナンスは飛躍的に良くなっていた、そんな時節に撮ったスナップ。

― COMMENTS ―
●調整といい従業員の対応といい、目に余る醜態甚だしかったタイトー直営店。

 敷地面積の広さに任せて最大12台ものピンボールをずらっと並べていたのはいいが、メンテナンスどころか、横暴な店員たちによる調整放棄と破壊の限りが尽くされていた。

 フリッパーが弱くランプレーンに登れないのは勿論トップレーンすらあげられないのが常套で、コイルが疲弊し尽くしてホールディングボールの重みに負ける程脆弱化してたりとか、見た目から明らかに軸が上がりっぱなしで放置されているものまで、惨憺たる有様。
 さらにむごかったのが、キックアウトホールに異物詰め込んでガムテープで塞いでしれっと再稼働させていたりとか、上下しなくなったスロープを無理に手で折って引っこ抜いてしらんふりとか、その狼藉は目を覆うばかり。
 「ギリガンズアイランド」「リヴァーボートギャンブラー」のあのスロープを故意に折られたりなんかしたら、他の同機種ジャンク台探してパーツ取ってこない限り、もうダメなんだけど。

 従業員呼んで全部指摘して調整を頼んだら、そいつがまたクズで、大声を荒げて逆上の上、人様に罵詈雑言浴びせてきたもんだから、即刻タイトー本社に断固たる態度で抗議声明。
 あとはそいつの解雇処分、責任者からの平謝り、詫びの品の贈呈(バックグラス数点)、メンテナンスの改善、とトントン拍子。

 ただ結局永く維持できなかったのか、その後1年ほどして同店舗からピンボールコーナーはなくなってしまった。
 それでも、無神経で自分勝手な店員に破壊の限りを尽くされて腐りきった台を10数台放置されるより、いっそ店からなくなってしまった方がずっといい

 同店は現在ボウリング場ごと閉鎖され、今ではエイデンになってるらしい。 

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(2012年2月18日)