各名門ブランド ピンボール・リスト

BALLY/1970

フォー・クイーンズ

原題4 QUEENS
製作年度1970
ブランド名バリー
メーカーバリー・マニュファクチュアリング・カンパニー
スタッフプレイフィールド・ゲームデザイン:ジム・パトラ/美術・バックグラス画:クリスチャンマーチェ
標準リプレイ点数不明
製造ユニット台数1,256台
備考
▲当時のバリー台共通重要ポイントであるセンターホール。このマシンではジップフリッパー稼動のフィーチャーが据えられている。 ▲フィールド上部。右上キックアウトホールとマッシュルームバンパー、誘導するボールガイドの構成が非常に面白い。
▲ショートフリッパー。ロングサイズが標準化する直前の時期。さてセンターホールにボールシュートが決ると……。 ▲こんな感じでフリッパークローズ!これが世に言う“ジップフリッパー”。
▲フィールド上部左付近。スペシャルの赤ライトやらトップレーンのロルオバボタンやらマシュルームやら。この時期のバリー台ってホントに面白そう。 ▲バックグラス。4人のクイーンを囲うご身分の良い王様が主人公のよう。

― COMMENTS ―
●つぶれる直前の遊園地や観光地ホテルのゲームコーナーでドラム台のピンボールが大量にみつかる、なんてことも最近トンとなくなりましたね。このバリーの「フォー・エイセズ」の画像も、今や泉下の横浜ドリームランドの遊技場にあったものを'02年閉園より数年前にフィルムに収めておいたもの。

 残念ながら状態が悪く、フリッパーにボールが降りてきてもトップまで二度と上げられない程ヘロッてしまっておりましたが、フリッパーが閉じてセンタードレインを防ぐ“ジップフリッパー”のメカニクスはちゃんと稼動してくれていて感動させられました。

 尚、中心フィーチャーはハート、スペード、クラブ、ダイヤの4人のクイーンの役揃えによるスペシャル狙い。4箇所マシュルームに振り分けられた各女王の全点灯2巡目でスペシャルリット、3巡目でさらにリプレイ。

▲フィールド全景。リターンレーンが無く、いかにもアウトレーンが落ちやすそうなレイアウト。 ▲しつこいようだけどもう一度クローズしたフリッパー写真でも。 ▲全マッシュルームヒット2巡ですぺさるリット。クローズ時のジプフリをご開帳させてしまうラバーセンサーも見える。

(2007年5月29日)