BALLY/1976フリーダム | ||
原題 | FREEDOM | |
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製作年度 | 1976 | |
ブランド名 | バリー | |
メーカー | バリー・マニュファクチュアリング・コーポレーション/バリー | |
スタッフ | デザイナー:クラウド・フェルナンデス/美術:クリスチャン・マーチ | |
標準リプレイ点数 | 不明 | |
備考 | 製造台数5,080台/同機種ソリッド版有り |
▲5連ドロップターゲット。スペシャルは簡単そうで、とっても難しい。 | ▲バックグラス。セクシーで享楽的な作画ではなく、かなりまじめなデザイン。 |
▲この頃はアウトホールボーナスがトレンドになり始めた頃。満タンにして2倍すれば最高三万八千点。 | ▲フィールド上部。スタンダードな攻略としてはひたすらトップホールを狙う。ボールをホールディングして、左右スピナー経由で執拗に! |
●アメリカ生誕200年祭がテーマ。アートワークはグラマラスな水着美女で茶化すことなく、200年祭の楽隊を真摯に描いてアメリカ国民としての矜持を示しています。因みにゴットリーブ社も同じテーマで「スピリット・オブ・76」を発表。 当時のバリーはピンボール部門のみならずスロットマシンの業績が大変好調で、当時の業界の先鋒メーカーに挙げられていました。 4大大手の中でソリッドステイトマシンをプロトではなく初めて商品化したのも、このバリーの「フリーダム」です。一方エレメカ・ドラム版も同時生産しており、今回掲載する写真はそのエレメカ版になります。 但し初のソリステピンボールはミルコゲームズ社'75年「スピリット・オブ・76」であり、同名ゴットリーブ台とは別物。さらにこのミルコの初ソリステ台の方もバリー'74年発表の「フリッカー」のプロトタイプ台を基にしたしたマシンだったりします。あーややこしい。 '90年代末ごろに状態の良い同機種をやりこむ機会に恵まれたのですが、[スピナー]→[トップホール]、[リターンレーン]→[フリッパー]というボールフローが気持ちよく流れる、当時のトレンドらしい無難な構成。アウトホールボーナス有り、キックアウトホールの500〜5000点のヴァリュー変化もあり、それなりに楽しめた記憶があります。 しかし厚くて硬いドロップターゲットがなかなか曲者で、“5連ドロップターゲット2回完成でスペシャルなんて楽勝や〜ん”と思ってヒットに挑んだところ、直撃させても倒れずにボールを跳ね返す頑丈さに大苦戦。ゴットリーブの薄めのドロップならふわっと触れただけでもすぐ落ちるのに〜。 尚、初期の台としてフリッパーの間にバンパーを配置した上にリターンレーンが無い、という当時としては時代遅れなデザインのバージョンもあったそうですが、評判が悪くて後期のデザインに改変された、とのこと。 |
▲鮮やかなカラーリングのフィールド全景。中央の羅針盤のようなライト表示は、トップ&キックアウトホールのヴァリューを示す。 | ▲左スピナー。スピナーは羅針盤ライトの回転と連動。 | ▲右スピナーとキックアウトホール。 |