BALLY/1970トレイル・ドライヴ | ||
原題 | TRAIL DRIVE | |
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製作年度 | 1970 | |
ブランド名 | バリー | |
メーカー | バリー・マニュファクチュアリング・コーポレーション/バリー | |
スタッフ | デザイナー:テッド・ゼール/美術:クリスチャン・マーチ | |
標準リプレイ点数 | 30,000点 | |
備考 | 製造台数1,305台 |
▲テーマはオールドウェスタン。ライフルにテンガロンハットにスカーフに。バッファローや馬もいて。 | ▲フィールド下部。バッファローの角がT,R,A,I,L,D,R,I,V,Eのライト表示になっている。全部点けるとアウトレーンにスペシャル点灯! |
▲トップホールに入ると右アウトレーンのボールセーバーが開くので是非通しておきたい。一方左右トップレーン通過はバンパーが1発100点に。 | ▲5000点ボーナスと共に、ガンマンとネコが動くバックボックスのギミック。ちゃんと草むらでボーナス点がライト表示される。 |
●西部開拓時代がテーマ。良く出来てるバリー台で、ビッグポイント有り、アウトレーンにボールセーバー有り、バックボックスでキャラがアクションする演出あり、と刺激と攻略性に溢れたゲーム内容で、やりこんでいるうちに燃えてきます。 先ずプランジャーショットから油断せず狙って欲しいのがトップホール。ここ入ると右アウトレーンのボールセーバー(ゲートが開きっぱなしになって、アウトホールにならずシューターに戻してくれる)が作動してくれます。是非押さえたいところ。 一方トップレーン通過はバンパースコアを100点に上げてくれます。 スペシャルの点灯はT,R,A,I,L,D,R,I,V,Eのレター完成。スポットターゲットやマッシュルームバンパー、左右トップレーンに各レターが散らばっているので、ひとつひとつしとめて揃えてゆきませう。 スペシャルは右アウトレーンに点くので、ボールセーバーのゲートを開けておいてから、低い位置からのワンクッションでクレジット頂き! 目玉は左端ロールオーバーレーンにある“シュート・ザ・キャット”キックアウトホール。ココ無条件で5,000点が獲得できる上、バックボックスの人形が稼動。ガンマンは二丁の拳銃を放ち、撃たれた猫はたまらず1回転! この仕掛け、よくぞ今まで壊れずに無事動いてくれた…と当時とても感心しました。因みにちゃんと草むらの絵のあたりに[5000]!と点数のライト表示があります。 いやいや、TRAILDRIVEのレター配置の微妙さにはしびれましたね。全スペル完成にはアウトレーンにまで通す必要があるものの、トップレーンとオープンゲートつきアウトレーンとの関連が、そのルールを理不尽にさせないギリギリの難易度に抑えてくれています。 ただ欲を言えばアンバランスな5,000点ボーナスが大きすぎ。これもなんらかの役物完成の条件をつけてほしかっところ。EXボールがないのは、時代的に仕方ないかな。 ドラムスコアリング台のピンボールが良い状態でプレイできる機会は、専門業者リース先ならともかく、遊園地や旅館で偶然的に出会うことは稀。が、この'90年代末頃に訪れた横浜ドリームランドの遊技場で余生を送っていた「トレイル・ドライヴ」は、当時ほとんど問題なくプレイできました。他にもオールドゲームはたくさん有りましたが、訪れた当日、こればかりに2時間ほど費やしていたことを覚えています。 |
▲ギミックの稼動と一挙5,000点ボーナスが得られるキックアウトホール。しかも結構入れやすい | ▲マッシュルームもバンパーもロールボタンも、決して邪魔な配置にならない、丁度良い按配。 | ▲プレイフィールド全景。アートは愛嬌あるし、キツ過ぎないのもいい。 |