Stern Pinball/2016ゴーストバスターズ(リミテッドイディション) | ||
原題 | Ghostbusters(Limited Edition) | |
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製作年度 | 2016年 | |
ブランド名 | スターン・ピンボール | |
メーカー | スターン・ピンボール・インコーポレイテッド | |
スタッフ | デザイン:ジョン・トルデオー/美術:ゾンビ・イエテイ/バックグラス画:ジャーミー・パッカー | |
標準リプレイ点数 | 1億 | |
備考 | ― |
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【1st.インプレッションと雑感】 「キッス」「AC/DC」を3点、「メタリカ」「インディジョーンズ」を4点、「トロン」「マスタング」を5点満点とすると、「ゴーストバスターズ・リミテッド」は4点ぐらい。 プレイフィールドデザインについては、左ランプV字型勾配を盤面下に設えるという設計、及びソコをボールロック箇所に据えてあるのが面白い。 右レーン中空に掲げられたホログラフプロジェクターに現れるゴーストをボールシュートで退治するという、凝ったアイディアも素晴らしい。17年前不首尾に終わったPinball2000の趣向がようやく活きた印象。 “ピンボール史上、部分的な進化は受け入れられているが、過度な変革は失敗している。それはWMSのP2Kもにも当てはまるであろう” と当時ゲイリー・スターンがしたり顔で語っていたが、満更正鵠を得ていないこともない。 なんかこの左右フリッパー、異様にボール拾いにくいな?……と思ったら、よく見るとセンター設計が通常より広め。フィッシュテールズやドクターフーみたいな感触だ。 しかも、左ランプ狙いのミスショットによる、右脇スタンダップ直撃ワンクッションでボールが飛び上がってスリングもリターンも脱線して左アウトに飛び込む現象には、殊に往生。ボールセーヴ判定もない!オマケにTILT設定も厳しめ! しかしソレさえ気を付けて慣れてくると、逆に落ちにくいくらい。特に毎度右レーン及び左スピナーから下って来るボールコースの処理を覚えれば、むしろ簡単な台に見えてくる。 リプレイ1億も実は低め。GゴメスやJボーグと違って相変わらずトルデオはスペシャルとEx.が甘い。 クレジットが消費しきれなくなってクレ消ししようかと筐体裏のスイッチを探すと……あれ!?電源スイッチがいつもの定位置に無い!!なんで!?どこ行ったのさ!? エスパーカード当ては勘弁して欲しいフィーチャー。昔カプコン'94年製「ピンボール・マジック」でも同じ役があって退屈した。但しボーナス稼ぎとして真剣にやるなら、ヴァリュー1億越えぐらいで降りるのが得策か。 何が何だか分からぬうちに突然ウィザードらしきフリッパーリヴァース・マキシマムマルチが始まってげんなり。リヴァースものはスターンシンプソンズだけで十分。 プレイフィールドの風合いが、どことなく「ボーンバスターズ」「ビッグハウス」「ライツカメラアクション」に相似。 メカエンジニアのレイ・タンザーとフィールドデザインのジョン・トルデオー。この'80年代後半ゴットリーブコンビが、今のスターンで復活しているからだろう。 この台は今スターン社にとって予想外のヒット作となっていて、去年同社工場がより大きな施設へ移転したばかりであるのにもかかわらず、舞い込むオーダーに対して製造が追い付いていないそうだ。 但しそれはサプライチェーンの問題であったそうで、現在では改善されているとのこと。 (2017/3/10) |
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