GOTTLIEB/1989ライツ・カメラ・アクション! | ||
原題 | LIGHTS...CAMERA...ACTION! | |
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製作年度 | 1989年 | |
ブランド名 | ゴットリーブ | |
メーカー | プリミア・テクノロジー | |
スタッフ | デザイン:ジョン・ノリス/美術:コンスタンチーノ・ミッチェル、ブライアン・R・ジョンソン/音楽:デイヴ・ザブリスキー | |
標準リプレイ点数 | 不明 | |
備考 | 製造台数2,000台/ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
▲バックボックス!モーションのなめらかなデジタルディスプレイは勿論、刑事と強盗犯の早撃ちペラ人形やポーカー役ライテッド表示など、ギミックが盛りだくさん | ▲トップホールとバンパー地帯。段差が設けられており、バンパーからのトップHへの往復は期待できない |
▲フィールド上部。実は平面フィールドシリーズとしても通じそうな造りだったりする | ▲円形サイドループレーンの入り口をサイドビューでクローズアップ撮影。10万、ミリオン、スペシャルが連取出来る重要箇所 |
▲バックボックス上部。赤青スポットライトも設えてプレイフィールドを照らす演出なんて唯一無二、後にも先にもこのライカメだけ | ▲フィールド下部。盤面でタイムキープするデジタル時間表示が際立って目立つ。今回のプリミアはお金かかってますな〜 |
▲よく3枚ドロップが破損して交換されていることが多いが、この写真ではこの機種オリジナル[G]マークのドロップ。 | ▲バックボックス早撃ちギミックのアップ!“Ready Set Draw!”の合図と共にフリッパーボタンで犯人を撃て!勝てばミステリー獲得。勿論クリア毎に難易度も上昇 |
▲バックグラスにあるポーカーゲームの配役。ファイブカードを出すとなんと5クレジット | ▲フィールド下部タイムキープのアップ。監督や女優、女性ADがいる他、なぜかボーンバスターズの骨お化けが混ざってるんだけど |
●個人的には「サーフィンサファリ」や「カクタスジャックス」と並んで、かなり気に入っているプリミア台。 なんとテーマは刑事アクション映画の撮影。プレイヤーは監督になったつもりで作品を完成にこじつけねばなりません。スタントシーン有り(時間制ミニゲーム)、銃撃戦あり(Fボタンで早撃ち)と、と起伏に富んだフィーチャー采配で、クランクインの興奮と苦難を巧みに描いています。 フィーチャー内容はかなり記憶の彼方で、詳細思い出す参考にしようと同機種英文ルールシートをネット上で探したもののみつかんないですわコレが。プレイ動画も今現在ちゃんとしたの無いし。どうにか思い出してフィーチャー詳細を探り出してみましょう。 【トップホールスキルショット/ガンファイト】トップホールにボールを入れると“READY,SET,DRAW!”の合図と共に、バックボックスで刑事V.S.強盗犯のペラ人形で早撃ちゲームが出来る。 勝つとミステリーボーナス&どんでん返しフィールドが稼動。 【どんでん返しフィールド】通常レーンが土台ごとひっくり返ってスロープが現れる仕掛け有り。 通常はサイドフリッパーへのボールフローだが、スロープ登場時に乗せるとボールはトップホールへ。どちらのコースもとても有用。 【ポーカー/ステアーズフットチェイス】右奥スピナーホールにボールを入れると、バックグラスにある、それぞれ俳優に準えた[10][J][Q][K][A]のどれか1つ点灯が進む(どれが点くかはスピナーの回転で決定)。 これを5回繰り返してポーカーの役を完成させる。ワンペア/ツーペアならミステリーボーナス、スリーカードだとセレクトフィーチャー、ストレート/フルハウスだとセレクトF&EX.、フォーカードだとセレクトFとスペシャル、そしてファイブカードだと5クレジット賞与とネーム入力。 尚、このスピナーホールでもどんでん返しフィールドが稼動するので利用すべし。 【マルチボール】中部左、ブルーの4枚スタンダップ[L][O][C][K]を完成させると右奥スピナーホールにボールロック点滅。アナザーボールの打ち出しで2マルチ開始(スキルの成功で3マルチも可)。 マルチ中は円形サイドループレーンへのシュートで1回目ミリオン、2回目でスペシャル獲得。 因みに円形ループレーン内ではボールの勢いが強いと何周もすることがあるが、2周、3周すれば2ミリオン、3ミリオンとカウント連取可。なんとスペシャルも同様に連取で取れちゃうのだよ。 【スタントシーン】詳細は忘れてしまったが、ドロップやスタンダップにスタント場面見立てた時間制ビッグポイントがかかることがある。内容はミリオンやエキストラB、カウントダウンボーナス……だったかしら。いやソレはセレクトフィーチャーの方だったかしら〜? 【ジャックポット】シングルボール中の規定スイッチ数により、突然、何の脈絡も無く、中央ドロップターゲットにジャックポットがかかる。 制限時間内に3回倒せばJP獲得。 プリミアが同時期の他社に負けじと、かなり背伸びして踏ん張ってる印象が残る1台。 どんでん返しフィールドで通常レーンがスロープに変化したり。 残り制限時間を盤面デジタル表示でタイムキープしたり。 はたまたスタント場面やJPモード時にはバックボックス上部のスポットライトが点いてフィールドを照らしたりとか。 その苦労はゲーム性に十分報われていると言って良いでしょう。 プリミアのゲームは大抵稼げるイベントが固定されており、それを始めるためにワンパターンの繰り返し作業を強いられることも多いのですが、本機種ではバックグラス早撃ちやポーカー役完成、定番マルチ、カウントダウンボーナス等々、多彩な編成で決して飽きさせません。 そんなバランスの良い構成を一刀両断して驚かせる特殊なジャックポットは、モンテカルロ1千万やバッドガールズJP同様、そんなアホなと論議を呼びそうですが、良く整えられたフィーチャー全体にひとクセ効かせる隠し味として、なかなか吉と出てると思います。 ブルーと水色に統一した色彩も非常にキレイ。よく描き込まれたアートも細部を眺めれば眺めるほど楽しいし、歯切れの良いサウンドとテンポ良いディスプレイ処理もグー。ジョンノリスはまたひとついいピンボールを残してくれました。 |
▲ココがどんでん返しフィールド。単なるホースシューレーンが、土台ごとひっくり返ると…… | ▲この様にトップホールへのぼらせるスロープが姿を現すのだった。でもシアターマジックやザマシンのようなボールロック機能はないよ | ▲そう言えばバックボックス早撃ちは「タイトルファイト」、時間制ビッグポイントは「ヴェガス」の前身と言えそうね |
▲右奥スピナーレーン&ホール。実はココが一番面白い!5回通して役を完成させるんだけど、毎回違う結果になってとても楽しかった | ▲早撃ち、マルチB、俳優ポーカー、ジャックポット、スタント。全部完成させると確かライトSP.とアウトホールボーナスミリオンだったかな | ▲円形ループレーンとスポットターゲットをサイドビューで。このターゲットも時間制ビッグポイントが絡んで結構重要だったような |
▲サイドフリッパー。対角の円形ループレーンを狙うのだけど、とても難しい!但しLOCKスタンダップのワンクッションで狙うテも有り | ▲実は左アウトレーンにキックバックがある!ゴットリーブじゃ珍しいんよ。他ではダイヤレディとスーマリぐらいしかついてないからね | ▲最後は右アウト&リターンレーン近辺のショットでも。 |