WILLIAMS/1989バッド・キャッツ | ||
原題 | Bad Cats | |
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製作年度 | 1989年 | |
ブランド名 | ウィリアムス | |
メーカー | ウィリアムス・エレクトロニクス・ゲームズ | |
スタッフ | デザイン:バリー・オースラー/美術:パイソン・アンジェロ/ソフトウェア:エド・スコッキー/メカニクス:ドン・ソンデフ/音楽:ダン・フォーデン/サポート:アル・カーディナス、アート・クラッフォード、マーク・ジョンソン/グッドマネージメントサポート:ウォルター・スモルカ、ジュー・ジュース、パイソン・アンジェロ/バックグラス画:パイソン・アンジェロ | |
標準リプレイ点数 | 350万点 | |
備考 | ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
▲バックグラス。描いたのはプレイフィールドデザインもこなす多才家パイソン・アンジェロ。中央にどうでもよさそうな仕掛けがあるみたいだけど | ▲こっちにも回る仕掛け。「サイクロン」のバックボックスで一回やったルーレットを、今度は盤面に仕込んでみました。右犬小屋ホールでスタートするみたいよ |
▲左端には5バンクドロップがあったので斜辺ショットで1枚。スタックガードの籠の鳥かわえぇ | ▲フィールド上部。魚の骨、金魚鉢、犬小屋……デジャヴ感じると思ったら、あぁジャンクヤードの世界だこれ |
▲[T][O][Y]のトップレーンのライトが見えにくいので、フィールド突き当たりにもつけておきました | ▲右犬小屋ホールを斜辺ショットで1枚 |
▲フィールド下部。それにしても描かれてるぬこが可愛くないなぁ。ぬこ好きの私ですらちっとも萌えない | ▲左タイガーランプレーン連続シュートで5万、10万、20万、アンリミテッドミリオン、そして3ボール目だとアンリミテッド二千万だと。そこのバリーオースラー後で便所来い |
●これ当時国内流通版出なかったんですよね。評判が悪くて日本ではロケテストだけで終わり。 '90年代後半頃の探索当時、そのテスト台の足跡を追って、どこだったかな千葉だったかイヤ埼玉だったかしら。流れ着いたタイトーの直営店で撮影したのだけど、調整中で電源落とされて稼動止まってて、結局プレイできなかったのよ。 悔しいから必要以上にメチャクチャいっぱいシャッター切ったせいで、写真だけはいっぱい残ってる訳。よりすぐりの計18ショット、ごゆっくりご鑑賞くだちぃ。 で、1回もプレイしてないのにどうこういうのも何でございますが、動画やプレイフィールドやフィーチャー内容を鑑みると、バリー・オースラー&パイソン・アンジェロコンビの前々作であり、シングルボールゲーム機の名作「サイクロン」と比べて進展の感じられないゲーム内容であることが伺えます。 リプレイは350万なのにジャクポット800万だのアンリミテッド二千万だの、ビッグポイントが極端になって得点バランスめちゃくちゃな連続ランプシュート。既に出がらしアイデアの回転ルーレットのミステリー[シーフードテーブル]。マルチボールを排除したシングルボールのゲーム性。 加えるに、街を跋扈するイタズラ猫という凡庸なテーマアートはどうかと。 う〜ん、ジャパニメーション的発想で言うと、ライオンや少年に変身できる主役の猫がいて、ライバル猫や犬たちをも仲間に引き入れて巨悪と戦い飼い主を救うとか、ストーリーラインにもう一工夫欲しいのだ。実際にプレイした人からも殆ど良い評判は聞かれません。 この後、「バッグスバニー」「ザ・マシーン」「ハリケーン」「ドラキュラ」「ポパイ」「ジャンクヤード」を発表、そのあまりに出来不出来の起伏激しいピンボールを濫作したデザイナーのBオースラー/Pアンジェロほど、毀誉褒貶の差があるデザイナーは珍しいです。 |
▲左リターンレーンのアップ。中央ランプレーンの出口に | ▲ジャックポットはこの中央ランプレーンへの連続シュート。う〜んワンパターンで芸がないなー | ▲トップレーン。やはりぬこたちの絵が可愛くない |
▲バックグラスもアップで撮ったので先ず左半分どーぞ | ▲右半分。パイソンアンジェロの自画像が…… | ▲犬小屋写真をもう1枚。 |
▲[タイガーランプ]と呼ばれる左ランプレーン。隣のトンネルレーンやヴァリターゲットもどきが何なのかちょっと気になる | ▲フィールド全景。3ボール目で無限二千万がタイガーランプにかかるなら他のフィーチャーやる気なくすわ | ▲最後に右リターンレーンのアップでもドゾ |