各名門ブランド ピンボール・リスト

WILLIAMS/1964

リヴァー・ボート

原題RIVER BOAT
製作年度1964
ブランド名ウィリアムス
メーカーウィリアムス・エレクトロニック・マニュファクチュアリング・カンパニー/ウィリアムス
スタッフデザイン:ノーム・クラーク
標準リプレイ点数不明
備考製造台数1,650台
▲葉巻をくわえたひげ面ギャンブラーたちが描かれるフィールド下部。役ものライト表示も豊富。 ▲シューターから狙ってこのトップレーンが通ると実に気持ちいい。パッシヴバンパーで2・3回はねてから通るともっと気持ちいい。
▲フィールド下部。インストカードのこの英字印字シールがなつかしいのよね。テプラやワープロがなかった時代によくみかけたな。 ▲スカしたスノッブ紳士が描かれたバックグラス。ヒゲづらに葉巻をくわえてシルクハットなんて、今じゃイヤミな金持ちの年寄りしかしないような格好。

― COMMENTS ―
●蒸気船で興じられるポーカープレイがテーマ。カジノボート という享楽なアメリカ文化は同社'90年「リヴァーボート・ギャンブラー」でも伺えます。

 弾く力の無いパッシヴバンパー、ショートフリッパー、スウィンギングターゲット、点数の課せられたロールアンダーあたりが、当時のフィーチャーの傾向が感じられるところでしょうか。バックグラスには4桁のドラムスコアリングとカードのライト点灯表示のアクションを装備。

 この写真撮影した当時は'90年代末ごろ。細かなフィーチャーの記憶はあいまいですが、揺らしテクをフル活用し、トップレーンからバンパーにかけて必死に微振動を加えてバンパーアクションとトップレーンの往復を倍増させる点稼ぎに全精力を注いでスコアをたたき出していたことを覚えています。思い出しただけで手がイタイ。

▲この頃のバンパーは可愛いですな。花丸10点。 ▲おぉスペシャルチャンスもあるのか。スウィンギングターゲット。 ▲フィールド全景。極端な原色ばっかり。
▲中部左端スポットターゲット。 ▲揺らしがいのありそうなロールオーバーとアウトレーン。ポストがとても頼もしい。 ▲フィールド右上部を斜辺ショットでもう1枚。

(2009年11月11日)