▲こちらの画像はシルバーの劇場内のようす。観客席の勾配がぺったんこに扁平で、混雑日は前の席の人の頭が気になる事態が懸念されそう。 | ▲入口。“ノロイナイト”のように、土曜の深夜はオールナイト上映もあり。でもココって観客席もロビーのカフェも椅子の座り心地悪いから夜更かしは辛いかなぁ。 |
通常料金 | 大人一般1,800円/大学1,600円/高校1,600円/中学1,100円/小人1,100円/シニア1,100円/身障者1,100円 |
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映画ファンサービスデイ | 毎月ツイタチ千円 |
レディースデイ | 毎週木曜千円 |
メンズデイ | なし |
レイトショー割引 | なし |
モーニングショー割引 | なし |
オールナイト上映 | 土曜日深夜に特別番組上映有り |
提携カード会社割引 | PEC、イオンカード、商工会議所会員、UFJ、ぴあのカード提示で200円引き |
その他割引 | 金曜だけ朝1回目が1,300円(ケチ!) |
会員制度 | 有り/但し年会費が高すぎて入るのばからしい |
鑑賞後の半券特典 | 何もなし |
最も近い金券ショップ | CBCクレジット(同じ太閤通の同じ面のすぐ近く) |
所有スクリーン | 2(中規模2館) |
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座席数 | ゴールド…220席/シルバー…140席 |
入場制度 | 入替制/座席は自由 |
客席フロアの勾配 | 甘い |
作品傾向 | 洋画邦画幅広いが、やや単館系が多め |
画面の明晰さ (映写機の電圧・光量・スクリーンの清掃・ピントむらなど) | 【★★★★★】 | 立地 (場所へのアクセスは便利かどうか) | 【★★★★−】 |
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音響 (音量の適切な加減なども含む) | 【★★−−−】 | 周辺施設 (周辺ショッピングや飲食街の充実) | 【★★★−−】 |
快適さ (客席の座りごこちやトイレの清潔感など) | 【★★−−−】 | 割引サービスの充実 (レイトやメンズデーや半券割引、スタンプカードなど) | 【★−−−−】 |
接客 (従業員さんが親切かどうか、態度は悪くないか) | 【★★★★−】 | 混雑度 (特に土日祝日・サービスデーにおける混み具合) | [普通] |
●ヘラルドコーポの経営破綻(2003年12月)により矢場町のシネプラザは過去のものとなったが、同じく同社運営だったゴールド/シルバー劇場及びセンチュリーシネマについては、スターキャット・エンタープライズへと経営譲渡、内装もリニューアルされて無事開館続行となった。 でもはっきり言ってイオン、TOHO、コロナ等のシネコンの方が番組内容充実しているから殆ど気にかけておらず、改装前に「アイデンティティー(ジョン・キューザックのやつね)」観に行って以来ずーっと無視していた私……ていうかなんかここフェミ系意識したようなわざとらしい番組編成がキショくてどうもね〜。観たい映画がなかなかかからない状態が続いたのだけど、今回急ぎ用で「ノロイ」を観る必要に迫られたため、急遽かけこみ鑑賞でリポートさせていただく事に。 まずロビーはヘラルド時代と比べ、かなり明るく清潔感のある雰囲気に生まれ変わっている。カフェ用のスタンド席を上手く配置して席数は十分設けながらも狭くみえないよう工夫しているし、大型ポップの展示や小さいながらモニターでの予告編放映もあってムード作りも悪くない。 但しスタンド席の椅子はデザイン優先のようで座り心地が悪く、あまり永く座っていられるものではない。それと、迷惑因子であるはずの喫煙者用の席の方がふこふこソファーやテーブルでゆったり設けられてるってのはどうよ。 さて映画館のシステムやアメニティの方をチェックしておくと、まず入場制度は入替制で、渡された番号札順での入場となる。但し全席自由席で、希望席の指定は不可(だったら流し込み制にすればいいのに)。 辛いのは観客席の勾配の甘さ。スタジアム形式が当たり前になってきている昨今、スクリーン位置が非常に高くて床の傾斜が扁平というのは、随分と観づらい印象。他にも気になるのは、暗転後も煌々と点けられたままで側面から客席をまぶしく照らす非常口灯。静寂な場面の時にゴーッと稼動音が聞こえてきて結構やかましい埋め込み型巨大冷蔵庫のような旧式のエアコン、などなど。カフェやロビーを改装、トイレも全部洋式にして雰囲気を一新しても、この基本的設備の時代遅れぶりまでは隠せなかったもよう。 尚、映写はいつもながら明るくキレイで問題は無し。音響については音量が小さすぎて邦画の場合セリフが聴き取りにくい場合有り。また、以前非常にウザかった“名古屋市ニュース”(老人ホームで爺さんが風呂に入れられている様子とか運悪く同じ回のモノを何度もみせられると本当に席を立ちたくなる)の前上映がなくなったのも良い。 ただ、レイトもモーニングも無い上にレディースと映画の日ぐらいしか表立ったものがないケチな割引制度については見るべき点が無く、会員制度『スターキャット・シネクラブ』にも利用価値はなし。大体[年会費2,500円]とは何事?“招待券2枚プレゼント”とか“6回観て1回無料”とか言うけど、ここフェミ系気取りのわざとらしいものばっかりで、そんなに何度も観に行くほど面白い映画やってないじゃない(笑)。たま〜にイケてる映画がかかってることもあるけど、全ての面で快適便利なよそのシネコンでも同じのやってるし。だったらそっちで観てそこの劇場の会員ポイント進めた方がいいよね、やっぱり。 そうそう、この劇場暖房の効きが悪いのか、真冬は場内が大変に寒い。「メメント」観に行った時には中が凍るように寒かったことを覚えている。冬の時期の防寒対策はしっかりと。 |
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【総合判定:B】カフェのベーカリーにはかなりリキが入っているが、それ以外見どころはなし。 |
▲元来あまり広くないロビー。しかしカフェのスタンド席などに色々と広く見せる工夫があって、狭苦しい圧迫感はない。 | ▲とても入りづらい雰囲気を放っていた1Fのビリヤードホールは撤退、代わりにネットカフェがオープンしている。深夜映画の後に利用するのも楽しそう。 |
★品揃えやクオリティの評判はいつも上々のスターキャットの劇場内カフェ。系列内にケーキカフェ[ベルヘラルド/シャポーブラン]の経営部門があるだけあって、なかなかの充実ぶり。スイーツ好きの小生がGETしたのはこの2品。 左はモカロール(140円)。モカクリームとナッツを含んだ、甘さを抑えた食べ易いロールケーキ。右はチーズクッキー(160円)。これはなかなか美味しく、外はクッキーというかデニッシュ食感、中にはベイクドチーズが入ってて、チーズケーキ好きには十分楽しめる一品。他、サンドイッチやカスタードプリンなどあり、どれも決して値段をふっかけてあるものではないし、また一般のカフェやベーカリーに引けを取らないクオリティなので、あれこれつまんでみて決して後悔することのない品揃え。【冷凍たこやき,袋入りポテトチップ,喉の渇くポップコーン】といった定番のジャンクな映画館フードは、ここでは一切みあたらない。非常にスタイリッシュ。 コーヒーはIce/Hot共にSサイズでも280円と割高なので今回は無視したが、実際は値段相応にしっかり煎れてるからこそその値段なんだろう。他、キャラメルラテ、カプチーノ、フレッシュジュース、ダージリン、アールグレイなどなどドリンクメニューも大変に豊富。 |
■名古屋駅新幹線側口(西口)から出た大通りを左折、徒歩3分。つきあたりのまんが喫茶[マンボー]の2F。
【所在地】 | 名古屋市中村区太閤1−23−11 |
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【tel】 | 052-451-0815 |
【公式サイト】 | http://www.eigaya.com/theater/gold.html |
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