桜のお花見SPOT攻略MAP

■ずばり、ココ!公園の地名でいうより、MAPで指し示すのがイチバン!ということで、鶴舞公園のMAPをまるごと使って桜の開花ポイントを楕円で囲んで指し示してみた。楕円のカラーによって混み具合、穴場具合が異なるのでご参考に(=混雑度重症 =比較的すいている =知られざる穴場)。

 赤丸は全て桜林。この近辺にはモグリの露店もおびただしく出店され、雰囲気はおまつり気分で賑やかなのだが、それだけ混雑が甚だしく、ビールと生ゴミの混ざったような異臭が期間じゅう延々漂っている。こんなところで早朝からシート広げて場所とりさせてまで騒いで飲酒して、何が楽しいのやら……。

 黄色は陸上競技場菖蒲池。特にお花見SPOTとして菖蒲池は評判がいい。竜ヶ池西南の通路に露店が出るので、花見や祭りの醍醐味である衝動食いも楽しめるであろう。

 青で囲んである八幡山古墳は、桜がめいっぱい満開の時期ですら家族連れ数組の姿しか見られない。酒臭いリーマン組がほとんどおらず、こどもが古墳のてっぺんまで駆け上がって遊んだりすることもできる、家族連れに手放しでおすすめしたい花見SPOT。
 ふたつめのブルーゾーンは竜ヶ池南側の高明山。山と言っても山らしい盛りや勾配はなく、ベンチ数基と公衆トイレがあるノーマルな休憩所。ただここは道路から丸見えなので、いまひとつ花見としての居心地は良くないようだ。
 ブルーゾーンの最後が、菖蒲池北、山乃茶屋裏側にある熊沢山。確かに桜はある程度見られるものの、景観が汚く鬱蒼とした雰囲気が薄気味悪いため、あまり花見には利用されていない。どうしても場所とりに困ったら最後に覗いてみるといい。

 尚、毎年花見やイベントの時期に湧き出る露店は、市や公園側とは一切関係が無い。勿論公園内における無許諾での出店は禁止となっているはずなのだが、管理の昭和土木事務所は、そのていたらくがギリギリひどくなるまでは見て見ぬフリをしてやってるらしい。あと、2002年の夏あたりから西側桜林に浮浪者の集落が出来た。恐らく2003年の花見シーズンが来れば花見客とトラブるであろうが、どうなることやら。