〜こんな施設なんもおもろないわい〜

緑化センター

▲【私の植物画展】だって。んなもん描いた本人しか見にこんわい

 施設の名前が“緑化センター”だって。実際に何をやっとる施設かというと、暇を持て余している老人会が、幅を利かせて自分たちの描いたどーでもいいような絵(というか本人はりっぱな作品だと思っとるらしい)を展示させているとか、植物フェチのマニア職員が好き放題の栽培三昧の毎日を送っているとか(←この人自身はなかなかキャラクターの濃い面白い方なんだけれど)、それだけ。そばを通りかかるだけでも腹が立ってくるような施設。第一、菖蒲会だの何だの、結構わがままで身勝手で図々しい連中が集ってできた趣味の老人会によるボンサイや花の絵なんぞ展示したって、喜んで見に来るのは本人たちだけで、他の公園の利用者にとっては何のタシにもなりゃせんわい。

 しかも職員たちも老人会連中も皆仲が悪くて、ぎすぎすと音を立てるような反目を、毎日毎日交し合っている。そんな冗長且つ角を立てた心持ちで運営してる施設なんか、存続させてどうだというのだろう。(こうまで緑化センターの空気が淀み腐朽したのは、数年間ここの課長職で、今では市役所農政課に蟠る、一見紳士なふりして裏側は業と支配欲が底なしに深い利己主義の偽善者、人間性の低級なな金子豊という、性根ねじれた卑劣漢に原因があるのだが、これについてはまた別の機会に)

 しかも発行している会報の文章・編集・製本のヘタなこと!ですます調、だである調の統一ができてない、両面印刷もしてない、何の工夫も無いレイアウトがボンクラ、ノンブルの打ち方が間違ってる、事務所にパソコンがあるのに今時ワープロしか使えてない、等々見ててこっちがよっぽど恥ずかしいくらいで、その仕上がりの拙さは目を覆うほどの凡庸なもの。

 で、私がこの会報の担当になったことがあって、当時鏡見とかいう定年経た臨職の威張った男が会報の編集長きどりだったんだけど、前述のように、そのあまりの非常識さとセンスの無い編集ぶりに呆れた私が、レイアウトから文章からイラストから、全部見れるつくりに編集しなおしていたら、その鏡見のあほが『なんだこれは!こんなふうにしろと教えとらんぞ!』だとか偉そうに指示してきやがったのね(笑)。自分の今までどおりのカビ生えた埃臭〜い中身に全部戻してやんの。さらに、いいトシして文章が稚拙な老人会連中の原稿の、ですます調とだである調の混同を直して編集したら、『見ろ!ここ“です”が完全に抜けとる!』だと。抜けてんのはお前の脳たれの前頭葉白質と偏桃体だろうが鏡見。いっぺんアナトミー手術でもしてもらえ。挙句の果てに出来上がった最悪の会報を見ながら『こうやって自分の打った文章が本になって出来上がるはいいもんだろう』だって?学生時代から自費出版で20数冊本書いてきて、今ではライターの仕事もやってる私に向かって?(笑)己のさび付いた感覚のふがいなさと億面の無い恥さらしな思い上がりに、気づかぬは本人ばかりなり。あー情けな。


▲温室内での撮影。写真でみると、ここでカフェとか一服できたら居心地良さそうな場所に見える。しかし実際には蒸し暑くて鼻につく臭いが漂い、あまり長時間居たくはないようなトコロ。

 このように、何の意味も存在意義も感じられない施設である………あーそうだ!ひとつだけ役に立ってることがあった!毎朝の開館時間に、浮浪者たちが冷水機まで水飲みに来てるっけ(笑)。わざわざポット持って行列作ってたりするし。良かったわね〜ホームレスの間では大好評で十分役立ってるじゃないのー♪

 それともうひとつだけ。午前10時から午後4時まで、樹や植物にそこそこに知識のある“先生”が、市民からの緑化相談というのを無料で受け付けている。電話での相談にも無料で対応しているので、害虫で困ってるとか、丹念に育ててるけど花が咲かないとか、自分のガーデニング知識の自慢話がしたい奴とか、そんなヒマな方はCALLしてみてはいかが? 番号載せてやんないけど。