味 | [5] |
●名古屋のケーキ食べ放題ファンにおなじみ、ベルヘラルドパルコ東館店のケーキバイキングである。その昔は栄店、池下店、今は亡き名鉄レジャック店、その他多くのベルヘラルドグループの店舗で食べ放題を実施していたが、今ではバイキングフェア期間を除いてパルコ店のみと実施となっている(但しパンとゆでたまごのモーニングバイキングは多くの店舗で実施中)。
ここのバイキングの強みは、なんといっても営業時間内毎日オールタイムでバイキングを実施しているという“確実性”。また、通常まかなわれるケーキとバイキング用のケーキが異なるなんてセコイ小細工もない。ケーキの品揃えの入れ替わりも多いので、しばらく来店をご無沙汰しているとレギュラーメニューが大分違っていることも。来店のたびに個性的な新作が食せるのもココの楽しみ方のひとつ。
それにしてもベルヘラルド先生。ここ数年で味のクオリティ落ちていないかい? コレ私の舌の錯覚じゃないよね。どのケーキも外見のデザインはみせるものの、味が見栄えの期待を下回ることが多くなってきているのだ。紅茶のケーキ、苺のレアチーズ等、今ではレギュラーメニューから消えてしまった名品ケーキが食べ放題だった頃と比べて、どう考えても味わいの品格が後退しているとしか思えない。特に今現在レギュラーのレアチーズの味の悪さには納得がいかない(因みにミルクレープとチョコ系のケーキも×。ショートケーキ類が○、モンブラン系は◎)。非フリードリンク且つ1時間制限の足枷つきで税込み1,575円というこのお値段。果たしてお値打ちと言えるだろうか。かつては味も充分な上にドリンクおかわり制度もあり、時間無制限だった頃と比べれば、残念ながら名古屋のケーキバイキング店として推薦できる範疇から外れてしまった。コーヒーがあまりおいしくないのも痛い。
毎日必ずケーキ食べ放題を実施しているという点で本当は有り難い店なのだが、味もサービスも条件もどんどん悪くなってきているので、ここは少し★評価の数はタイトにつけておくべきか。なぜか喫煙連中の吐き散らす紫煙が流れてくる風下に禁煙席が設けてあったり、バイト店員たちのしつけが悪かったり、他の難点も多し。
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