▲宿泊ホテル、パーティ会場&レストラン、チャペルの3棟に分かれた立派なバードグリーンホテル。駅前でないのが惜しまれるばかり | ▲WOW!ホテルレストランのパティスリーケーキが今回食べ放題。入口の対面ショーケース前でオーダーする不二家方式だ |
▲苺タルト断面OPEN!こういうタルトをナイフとフォークで細長く裁断して一口食いするのって本当に幸せだよね | ▲広い!面積持て余してるんじゃないかっていうくらいのラウンジレストラン。ガラス張りのパン工房もあった。なんか朝食バイキングの方が楽しそう |
企画名 | デザート・オーダーバイキング |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【中】 |
お値段 | 1,750円 |
制限時間 | なし |
実施タイム | ※閉館 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 全席禁煙 |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [6] | ●大垣市郊外のブライダルホテルのレストランで、大掛かりなパブリシティを出すことなく、婚礼閑散期にひっそり開かれているケーキバイキングである。 ショップ売りの三,四百円のポーションケーキをそのまんま。開催時間である2時間めいっぱい食べ放題出来るタイプなので、それだけでも決して満足度は低くない一軒だろう。 先ず大垣駅に降り立つと、駅北側ピアゴ系大型モール“アクアウォーク大垣”のレストランフロア《豆乃畑》で、同チェーンとしてはまずまずの1,360円、しかも夜も同料金、更に平日は時間制限なし!…っつー健康食ビュッフェの存在が気になるが、それはまたの機会。 今回の目的地である《ブライドグリーンホテル/モンマルトル》は大垣駅南側から徒歩30分。名古屋市で言うと昭和区の曙町や滝子通を更に寂しくしたような下町商店街を要所要所交差点で曲がりながらも、辿り着いたのは3棟が複合した驚くほど大きなブライダルホテル。こんなところに! ブッフェ開始15分前に到着したところ、入り口ではコンシェルジュのようないでたちの女性従業員がお城の衛兵の如く終始スタンバイ。門構えからして宿泊予約でもしてないと入りづらい雰囲気。無言で先にトイレにでも向かおうものなら警備員呼ばれそう。 入館すべく近づくと早速“あのーご宿泊でございましょうか”と立ちふさがるようにお出迎え。免罪符の如くデザートバイキング予約の旨とその予約名義を告げると、“こちらでお待ちください”とロビーに案内され、ソファーでの腰掛けのお許しを頂けたのだった。良かった良かった。 さてこのホテルのケーキバイキングの実施フォーマットは、大体ツキイチ開催、公式サイトで告知される指定の日曜日午後3時〜5時。1,750円でフリードリンクつき。予約制。 開催会場は1Fラウンジレストラン《モンマルトル》。入口にある対面ショーケースの前に立ち、お好きなケーキを従業員さんにオーダー。細長いグラスゼリーも含めると15種類ほど。お皿に乗っけてもらっていそいそと席に戻ってイタダキマス♪ 一方、日頃朝食バイキングやランチ惣菜なので活躍しているであろう常設ブッフェボードでは、ほんのヘリの一部だけに僅かながら焼き菓子とポテトチップが用意。光景的には淋しいが、お気持ちは有り難い。ヘヴィーなケーキばかりではつらい…というのが一般論のようだし。 各ケーキの真贋についてなのだけど、何と言うか、まるで借りてきた猫みたいだった。 お味は及第点。見栄えも水準くらい。全部スタンダード的で個性が淡い。しかも、1日程のタイムラグを感じるスポンジと生クリームの鮮度。 もしかして、委託先であるちゃんとした洋菓子店から日々仕入れてはいるんだけど、作る側は自社店舗用ではないのであまり冒険的な創作は抑え気味……とか?そんな印象。 この推察がリアルかどうかは判らないけれど、この場合仕入れ値は結構するはずなので、料金1,750円はそこそこ有り難いお値段だと踏んで良いかもしれない。 瓶入り[なめらかプリン]は表面にうっすら張る膜を破ってとろけだす食感に喉が鳴る逸品。カラメルも旨く、バニラ粒の香りも効いているが、なんといっても玉子が濃厚で良質。 [ポワールマロンロール]はスポンジ鮮度の後退は否めないものの、裏ごしマロンを溶いた生クリームにトッピング洋梨の酸味が程よくマッチ。ロールケーキとして結構レベル低くないぞコレ。 こちらも出来立てでないのが惜しまれる[季節のタルト]。見た目では苺に存在感が有るが、お味は甘さを抑えた生クリームの美味しさが凌駕。外枠クッキーがざっくり、シュクレ生地はしっとり。 [スフレショコラ]は大好きなクラシックタイプで、しっとりしてるのに力を込めないとフォークが入らない、ぎゅーっと引き締まった緊密な生地の食感とほろ苦さがたまらない。ホイップがもっと甘くて多めに絞ってあると嬉しい。 ただ、ケーキのお味には差があった。かなり。クリームチーズもエスプレッソもお粗末だった[ティラミス]と、スーパー特売セール品のような[シューアラクレーム]は二度と口にしたくない低質品。 また、前述のスフレショコラは美味しいのに他のチョコケーキ[オランジュショコラ][カシスマロン]はお味に精彩さを欠いていたのはどうしてなのだろう。ブッフェの焼き菓子コーナーにこれと言って面白みが無かったのも残念。 色々と減点要因はあったものの、イベント会場兼用の広々としたホテルラウンジで贅沢なケーキ食べ放題が適価で出来るのは有り難い。大垣では貴重な存在になりそうである。 ……と思ったら、すぐ近場の歩いて10分のところに、他社によるよく似たブライダル系ケーキバイキング実施レストランがもう1軒(セントローザ)あった。駅前にはめぼしいホテルとかないのに奇妙な話。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [9] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [6] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [8] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [6] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★★−−】寛げるホテルラウンジでショップ売りケーキを存分に。 |
▲ティラミス,なめらかプリン | ▲赤ぶどうジュレ(ナタデココ入り。ワインの香りも出色),季節のタルト | ▲モンブラン(もっと中身にボリュームがあれば),モカ(ナッツたっぷり) |
▲シューアラクレーム,ガトーフレーズ(甘さ控えめ生クリは良いが、スポンジが平凡) | ▲オランジュショコラ,.ポワールマロンロール | ▲カシスマロン,スフレショコラ |
……お味も色合いも、2005年くらいの頃のシャポーブランにソックリだった。 | ||
▲品名不詳(スコーン,ハートチョコフィナンシェ,パウンドケーキ) |
■JR大垣駅から徒歩30分ほど。名阪近鉄バス停[禾ノ森(のぎのもり)]から降りてすぐ。
【所在地】 | 岐阜県大垣市南頬町1−159 バードグリーンホテル1F モンマルトル |
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【営業時間】 | |
【tel】 | |
【関連サイト】 | ホテル公式サイト 食べログ |
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▲ぽつねーん。ブッフェ台のヘリにポテトチップと焼き菓子。ショップ売り400円ケーキばかりでは重かろう…というお心遣いは嬉しい | ▲コーヒーHot/Ice,紅茶Hot/Ice,オレンジJ,アップルJ,アセロラJが並ぶドリンクバー。テーブルが広いので注ぎ易かった |
▲なんか寂しい違和感あるな…と思ったら、普通ショーケースでのケーキの品々は銀色のトレイとかに乗せて配するものの、それが無くてじか置きだからか。別にいいけど | ▲ふかふか白ソファーのロビー。開始時間まではモンマルトルに入れないのでココで待機。当日は団体客が入っていて結構賑わっていた |