愛知県豊橋市/JR二川駅

ボンとらや二川本店

▲ちゃんと通りに告知してあるケーキバイキング。毎日実施の中止から土日限定1,190円へとリニューアル。 ▲お買い物客フリーのコーヒー紅茶セルフサービ。機械に弱いオバハンや爺っさまが苦戦しては店員呼びつけるのがココの日常風景。
― DATA ―
企画名ケーキバイキング
メインメニューケーキ
ケーキのサイズ【中】
お値段1,190円
制限時間90分
実施タイム毎週土日午後1時〜5時
※再び休止
ドリンクHotコーヒー、Hot紅茶、Hot緑茶が飲み放題!
その他ルール食べ残し課金ペナルティー有り
※各項目のポイントは10点満点で審査。総合★取りは5つが満点。
― JUDGE & COMMENTS ―

(ずばり、おいしいかどうか)
[6] ●あらあらあらあらあら。ここんとこ来訪の度にケーキのクオリティが邁進していたはずのボンとらやのケーキバイキング。二川店が土日限定実施になってから初来店したら、質も量も半減していた……というか、いつものレギュラー品だけ、12種類程度にまで品数が零落していた。あらあらあら。

 そんで《ボンとらや二川本店》、喫茶コーナーが新しく改築され、大テーブルが撤去、スタンドカフェのような細長いテーブル設置で席数増補。
 さらに焼きたて団子コーナーが登場、必ず注文してから作り始める、アツアツ焼きたてのみたらし団子を提供。でもバイキングには関係無し。
 本当に田舎町の地域密着店という感じで、よぼよぼの爺っさまが杖ついてやってきたかと思ったら、
 “ねーさん、ねーさん、団子1本くれんかね。お湯がでんぞ。あぁここ押すんか。そういえば昔食べとったラクガンがうまくってなぁ……”
 と関係ないコトで延々長話。店員さんエラいなぁ。ワタシだったら絶対キレるよ。
 どうやら二川店、重点をケーキから和菓子系へと移行したようなのだ。他の販売物も、お饅頭ラインナップがどっと増えていた。

 で、そのシワヨセはケーキ及びケーキバイキングに及んでしまったようで、前回は桃、今回は栗、次回は苺……と季節感もあった期間限定ケーキは姿を消し、苺ショートにチーズケーキにピレーネにプリン……とレギュラー品しか置かれなくなってしまった。ん〜〜みんな食べたことあるヤツばっかりなんだよなぁ。

 一番おいしかったのは[どうまいプリン]。少し入ってるバニラビーンズは控えめ、でも本体は特濃カスタード120%!というシンプルながら直球のお味。
 あとは、ちっさいけどフィナンシェぽい土台、中央のマロンカスタードと生クリーム、表面のマロンクリーム…と構成が多層だった[栗きんとんモンブラン]が初食い。残りに新しい発見はなし。

 勿論お味は水準を下回ってないし、どのケーキも美味しく頂けたのだけど、945円でデパチカ・ホテルパティスリーと遜色ない絢爛な品々をバイキング解放していた頃を知っているだけに、やはり後退の印象は否めない。

 尚、ガタガタにぼろちぃけどちゃんと飲める、あのコーヒーマシンのあるフリーのコーヒー・紅茶・緑茶サービスコーナーは、新機種に変わることなく、相変わらず。
雰囲気
(入りやすい店か、落ち着いて食せるか)
[8]
リベラル感
(実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか)
[8]
接客
(説明など不親切でないか、感じは悪くないか)
[6]
立地
(場所は便利かどうか)
[5]
お得感
(質量共に料金以上の満足が得られるかどうか)
[7]
総合【★★★−−】今ではケーキバイキングより、焼き立て団子のイートインやお気軽和菓子に凝ってるらしい。

当日の収穫!

▲ショコラ(チョコもクリームも平凡なお味) ▲ピレーネ・マロン(粒々マロンより豊かな生クリームが良い),どうまいプリン ▲チーズケーキ(相変わらず素朴でおいしい),ピレーネ・チョコ(チョコ味がきつくないのがいい)
▲シュークリーム,クリームチーズ ▲苺ショートケーキ(もっと上等な苺使ってくれるとさらに嬉しい),栗きんとんモンブラン ▲ピレーネ・ダブル(生クリームとカスタードがダブル),フルーシィ
……質量共に後退、土日onlyとなって値段も変わり、料金相応のバイキングに。

― みちあんない ―

■JR東海道線 二川駅から豊鉄バス[神鋼電気行き]乗車、大脇で下車。そこから大通りに沿って駅とは反対方向に真っ直ぐ歩いて5分程。
 但し、駅北口から出て直進、つきあたりの大通りで右折してひたすら直進すれば、徒歩30分くらいで到着。ウォーカープラスの地図のポイントは完全に間違ってるので注意。

【所在地】〒441-3103
愛知県豊橋市雲谷町字上ノ山190−11
ボンとらや二川本店
【営業時間】午前9時〜午後9時
【tel】0532-65-2688
【関連サイト】ウォーカープラス
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▲ギュウギュウ詰めだったかつてのショーケースは、隙間を感じる配分に。……季節限定品がひとつも無い! ▲喫茶コーナー。いつもは家族づれ、おばちゃん集団、ヒマそうな爺さん、と客足が途絶えない。人が引いた瞬間を狙ってパチリ。

(取材日:2009年4月4日)