▲今日も駐車場によく車入ってるわねぇ。平日お昼なら店内も随分賑わってる。レストランフロアの無いピアゴの隣という立地もいいし。 | ▲NEW!!ハーゲンダッツアイス食べ放題。ただ冷凍庫内部やディッシャーが汚れ気味で、もっと清掃回数を頻繁にした方が良いと感じた |
▲お粗末と言えばお粗末だが、千円台前半のブッフェチェーン他社の品揃えと大差ないデザートバー。ただ別料金300円は高い | ▲ライトミールは評価していい。特にタルタルつけ放題のイカリングフライ!好きなだけ頬張って顔がテカテカになりそう |
企画名 | イタリアンオーダーバイキング |
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メインメニュー | ピザ,パスタ |
ケーキのサイズ | 【極小】〜【大】 |
お値段 | 1,380円/+300円でデザートバー解禁 |
制限時間 | なし |
実施タイム | ※2014年3月末に閉店 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | オーダーは1品ずつ/オーダー品テーブル到着時ならネクストオーダーOK/一部を除き同チェーン各店舗で同じ料金によりオーダーバイキングを実施
ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [4] | ●新鋭の激安オーダーイタリアンバイキングチェーン店としてここ1,2年、中部地区で劇的に店舗数を伸ばすその一方。 つぶれた前店舗が何の店だったかはっきり判るほど内装と設備をリフォームせずに臆面なく流用する、初期投資の徹底削減。 使い捨て紙製テーブルクロスでダスター清掃作業を省略しておきながら“お子さんへのお絵かきサービス!”…と、色鉛筆を用意する調子こいた口上。 味の弱い業務用出来合い仕入れ品や即席の組み合わせパターンで手早く豊富な品書きを提供する、狡猾なメニュー管理。 ……等々、随所に運営のセコさと粗っぽさが垣間見える《ヴォーノイタリア》チェーン&FC。 テレビ取材も頻出、関東進出も果たし(何やら起業された方はあのふらんす亭社長とも交流があるらしい)、さらに最近ハーゲンダッツアイスクリームも食べ放題メニューに加わったということで、筆者は冷やかし気分で天白植田店に来店。 本来このコーナーは1,575円以内でデザートが充実している店という条件下で掲載しているのだが、かなりアクの強い独特の経営方針による急進チェーンということで、興味深い資料として特別に掲載。 今回の植田店も、表面的に店名キーアートロゴをいっぱい貼りまくり、新しくしてあるようで実質は前店舗の残留思念がありありと残るのは相変わらず。 テーブル席各々の天井に排煙ダクト。シックなテーブル席や和装のお座敷。どう考えてもココは焼肉店。 調べたら、この店舗は最初《とり鉄天白植田店》で、その後《焼肉ホルモン食堂鶴橋三丁目商店》に替り、それも閉店してヴォーノイタリアに入られたようだ。駅からは遠いがピアゴ植田店のすぐ隣で、立地は悪くない。 システムを復唱しておくと、平日は昼も夜も1,380円でピザ、パスタ、ドリア等オーダーバイキングが時間無制限で楽しめるイタリアン食べ放題。 サラダバー、ドリンクバー、ライトミールはセルフのブッフェスタイル。+300円でデザートバーも解禁。尚土日祝だと基本料金100円アップ。 ピザ・パスタなどのオーダー品は1回につき1品までしか注文できないが、その品がテーブルに到着した時ならネクストオーダーは可能。完食制ではないのだ。 ピザはマルゲリータやトンノピザなどを筆頭に、本格派(風)ラインナップ13種類。これに季節限定品や店舗オリジナル品も加わる。 パスタも同様にペペロンチーノ、カルボナーラ、アマトリチャーナなど立派な品目ばかり17種+α。 どうせ既製品ばかりだろうと期待してなかったサラダコーナーは赤キャベツや水菜など、高騰中の生野菜ラインナップが結構ふるまわれている。 さらに惣菜コーナーはイカフライやカボチャの煮物、小イワシのアンチョビなど、かなり健闘。 特に、回転の良い時間帯に揚げ立てイカフライにありつけた時なんか、トッピングのタルタルソースたっっっぷりよそってサクッと頬張ると、思わず相好が崩れそう! デザートバーについてなのだが、イチゴムース、チョコムース、ミルクレープ、ロールケーキ……どれも凡庸で安価なシートケーキや業務用冷凍スイーツを切り出しただけで、特筆すべき品は見当たらなかった。 残念ながら+300円の価値があるとは言い辛い品揃えではあるが、ソフトクリームマシンやチョコファウンテンの大仕掛けもあり、フェスタガーデンや串家のような他店デザートバーと比べて案外見劣りは無い。 メインのオーダー品について。バイキング慣れしてる方なら判ると思うが、例えばベーコンやしめじが入ったクリームパスタを頂いては見ても、それら具の味が全然染み出してないし、ソースはオリーブオイルとニンニクの香りが皆無。 別々に加工された既製品同士を温めて、提供する直前に混ぜて出しているのがミエミエ。 しかし、それらの粗末を捻じ伏せてしまうほど、もちもち生パスタがの茹で上がりが抜群に良い。 この傾向はピザ生地も同様で、具のさもしさとピザソースに疑問があっても、クラフト生地の食感の良さで納得させられてしまいそうになるのだ(コルニチョーネ部分がぺったんこだけど)。 例えば[ベリーとチョコのスイーツピザ]と言いつつ、イチゴもフランボワも何一つ果肉を乗せず、フルーツソースたっぷりかけてコストをケチっているのだが、ホクホクあつあつの焼き上がりをかぶりついた瞬間の香ばしさで、甘い物好きも充分満足させられてしまう。 かように、パスタ・ピザ共にオーダーバイキングの強みを十二分に発揮。しかも提供に時間がかかるというオーダー制食べ放題の欠点が“時間無制限”という魅力的なルールの鷹揚さで、きっちり補われている。 加えるに、セルフパフェ、わたあめ機、ハーゲンダッツアイス、チョコの滝などなど、次々と用意された動的な演目により、従来はイライラと席で待たされがちなオーダーバイキングに緩急がつけられており、滞店の間は全く退屈しない。 何時間長居しても消費者は楽しさに飲まれ、あっという間に時間が過ぎてゆく。子連れ井戸端主婦、昼食中のサラリーマンや労働者、高校生グループなど、来客は皆とても楽しそうだ。 食べ放題通から見れば見苦しい程の粗と小賢しさが鼻につくものの、外食産業の従来の常識を捨て、安定した低廉価格のオーダーバイキングを実現させたのは、荒業ながら面白いと思う。 ただ、ドルチェバーで解凍フリーカットシートの安物を累々と切り出しておいて、『ドルチェも、全て自家製!』と抜け抜けと言い放っている公式サイトの厚顔ぶりには、さすがに鼻白んだ。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [6] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [8] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [8] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [5] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [5] | 総合【★★−−−】品数の豊富さ、ブッフェの楽しさは全開。しかし下卑でハシた無い印象は拭えず。 |
▲さくらゼリー(チープだけど嫌いじゃない),ミルクレープ(この中では美味しい方),苺ムース | ▲アイスクリームカシス+抹茶+バニラ+プロフィットロール+ソフトクリーム,チョコレートとベリーのピザ | ▲プレーンロールケーキ,チョコレートロールケーキ,チョコレートムース |
▲ハチピツピザ(スイーツピザはデザート料金無しで食べれるよー) | ▲カスタードプリン,プロフィットロール,わらびもち(3品ともイオンやピアゴの98円火曜特売の味だけど、結構楽しめる) | ▲ゆずソルベ,ストロベリーアイス,チョコファウンテンマシュマロ |
▲グリーンレタス,ポテトサラダ,水菜,ワカメ,紫キャベツ | ▲アスパラ,うずら,もやし,コールスロー | ▲イカリングフラ,フライドポテト,ガーリックトースト,枝豆,かぼちゃの煮物,イワシのアンチョビ |
▲ボローニャ風ドリア(アツアツなのはいいが味が無い) | ▲キノコクリームパスタ | ▲ピザ・メランツォーネ(具は小さくて固く、鮮度も良くない) |
……あのソフトクリームマシンの、レバー下げた途端に“ぶぼっ!”と周辺に飛び散るの、何とかなんないのかしらね。 |
■名古屋市営地下鉄[植田駅]、[塩釜口駅]、ともに徒歩30分ほど。適度なバス停もなく、地元民以外にとって利便性は低い。
【所在地】 | 愛知県名古屋市天白区元植田1−301 ヴォーノ・イタリア 天白植田店 |
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【営業時間】 | |
【tel】 | |
【関連サイト】 | 公式サイト 食べログ |
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▲サラダバーはこちら。水菜とキャベツだけでも、生野菜があるのは嬉しい | ▲ドリンクバー。後ろに厨房が見えるもののバストアップでしか目視できず、調理の様子は全く伺うことはできない |
▲焼肉店時代の名残が随所に感じられる店内。ただ窓が多いのでランチタイムの店内は十分明るい | ▲もう見飽きてるだろうけどチョコファウンテンのスナップも一応。具はベビーカステラやマシュマロやプロフィットロールなど。綿菓子機もあるよ |