▲1,050円の頃は時々行列待ちや満席お引取りをくらったが、値上げ後の今では適度な賑わい具合。限定50人! | ▲乾燥防止のフタつきシフォンバイキング。『蓋を重ねないで下さい』の注意書き有り。なぜかって?フタ同士がむちっとハマッて外れなくなって皆パニックを起こすから。 |
▲独創性溢れる紅茶が強いフレイバーのフリードリンク。ジュースもあるし、コーヒーもなかなかのお味。 | ▲一見品数少なそうに見えるが、トッピングの組合せ同士でマイプラン無限コンボが可能。だからなかなか飽きないのだ。 |
企画名 | シフォンケーキバイキング |
---|---|
メインメニュー | シフォンケーキやクッキーなど |
ケーキのサイズ | 【少】【中】【大】 |
お値段 | |
制限時間 | 無し |
実施タイム | 2009年8月に閉店 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 料金前払い/食べ残しをなさらなかったお客様に525円の返金制度有り/“バイキングカード”をテーブルに出しておく/限定50人/フリードリンクのアイスorホットは最初のオーダー時に指定(途中変更OK) |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [7] |
●気づけば、セントラルパーク内《フレイバー》のシフォンケーキ食べ放題って、スタートしてもう6年くらいの老舗になるのかしら?つまり名古屋市内では3番目に古い現役ケーキバイキング。因みに1位はベルヘラルド、2位はヒルトンだべ。 そんなフレイバーで大事件が!2008年に入ってからバイキングの値上げを断行、その額+315円。原料価格高騰の昨今で致し方ないとは言え、元の格安さを知る消費者にとってこれは痛い数字。 事情は察せられるとは言え、値上げ前と比べてメニュー品目に何の変化も見られなかったのは残念。円高不況を逆手に取った輸入果物ラインナップのレベル強化とか、そういうのが図られていればよかったのに。 それでも客足途絶えず変わらぬ賑わいを見せている理由は、スイパラやホテルブッフェには真似できない、“シフォンケーキ+トッピング類”&“オリジナル紅茶”という、ホームグラウンドな高品質自社製品に絞った独特のサービスを提供しているから。兎にも角にもシフォンケーキが安定的においしい。 まずローカルルールとしては、来店して先払いでお勘定を済ませ、レジでもらえるバイキングカードをテーブルの見えやすい位置に置く(バイキング客の証し)。そしてアイスorホットのドリンクの希望を店員さんに述べ、グラス/カップをもらったらバイキングスタート。お皿はセルフで何度も交換可能。 フリードリンクはコーヒーHot/Ice、オレンジジュース、ピンクグレープフルーツジュース、オレンジジュース、牛乳。振るっているのは紅茶部門で、ホット用ティーパックが10種類。アイスもジンジャーピーチ、ブラックベリーセイジ、パッションフルーツパパイヤ、と凝った品揃え。風味が封じ込められた独得のディスペンサーをPUSHすれば、強いほどのお味と香りが好きなだけ楽しめる。 因みに、カフェインしっかり・疲れも吹っ飛ぶの濃い目のアイスコーヒーは個人的にはかなり好み(随分トイレが近くなるが…)。 そして眼目のブッフェテーブルに目を向けると、先ず目玉のシフォンケーキはメープル、レモン、ココア、エンジェルフード、コーヒーフレッシュ(←おっ新作)の5種類。ミニサイズ・中サイズのスイーツ類が7種類ほどで、これは1品2品補充の際に入れ替わりあり。 トッピング&フルーツ類は生クリーム、サワーチェリー、ダークチェリー、ブルーベリー、ローストピカン、カットオレンジ、レッドグローブ、カットメロン、パイナップル、オーストラリアチーズ、ハーフカットのプレーンベーグル……っとこんな感じ。 一見、ブッフェボードちっこくて品数貧相なんだが、独得の品揃えをみせるトッピング類の組合せが豊潤で、そのコンビネーションは無限通り。 特に上質生クリームが最強。シフォンには勿論、クッキーにもチーズケーキにも合う!なんならコーヒーにいれてカフェモカにしてもいい。他店のようにドロドロうすうすではなく、こてっ!とヘヴィーで硬質。『この!てい!うりゃ!』と振らないとかけられない程。 ブルーベリーやダークチェリーなど独自のシロップフルーツにも驚愕。加工品ではあるが、実際にブルーベリーを缶詰で買おうとすると結構高くつき、よそが真似しないのも頷ける。 そんな生クリームやブルーベリーのトッピングをどっちゃり埋め尽くして頂くシフォンケーキ。羽のようにふあふあソフトリィ〜。 筆者特にお気に入りは、杏仁や卵白を使った[エンジェルフード]のシフォン。弾力感が特徴。香ばしさただよう[メープル]のシフォンもおいしい! シフォン以外のケーキ類でもっとも目立つ品が[チーズケーキ]。これニューヨークタイプにしてもちょっとくどめだけど、これもトッピングのアレンジでお味の調整が可能。ところで初見のベイクドチーズがあったのだが、すぐになくなってしまい、未食に終わる。 最たるオススメは準レギュラー的に登場する[シナモンプディング]と[かぼちゃのタルト]なのだが、これも今回でくわすことはなかった。残念。 尚、時間制限はなし。午後1時過ぎるとのんびり組のリピーターも散見されるいくらい。なんか、みなさん常連ぽい余裕顔なのが面白い(笑)。 そしてトリッキーな特殊システムとして要注目なのが、食べ残し保証・525円内金システム!入店時の料金1,890円というのはかなり高額だが、実は食べ残しゼロで退店すると、バイキングカード返却時に525円のお戻しがあるのだ!つまり実質1,365円。これでマナーの悪いいちげんさん客の食べ残しロスはカバーできるし、本当はお値打ち料金であることを知る常連さんのリピートには恵まれるという訳。お味に自信が無いと真似できない政策なのだ。 |
---|---|---|
雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [8] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [10] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [9] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [7] | 総合【★★★−−】シフォンケーキ一筋!頼もしいマンネリが強み。でも今回はちょっと厳し目に。 |
▲アイスコーヒー+生クリーム+サワーチェリー+アメリカンクッキー。セルフでカフェモカ! | ▲フレッシュコーヒーシフォン+生クリーム+ブルーベリー特盛り。至極の愉悦! | ▲ブルーベリーバックル,チーズケーキ,生クリーム+ダークチェリー |
▲エンジェルフードシフォン+レッドグローブ(これおいしいね皮も食べれちゃう)+カットメロン+パイナップル | ▲デビルズフード(悪魔的に真っ黒なチョコケーキ)+生クリ+サワーチェリー | ▲ブラックベリーセイジティーに生クリーム乗っけて、カットメロン&アールグレイティーケーキを盛ってみた |
……調理系が無くたって大満足。生クリーム&シフォンの海に身も心も埋没。 | ||
▲レモンシフォンに生クリとブルーベリー | ▲果物各種とキャロットケーキ(焼き菓子としてもイマイチ)、ベーグルとオーストラリアチーズ。 |
■名古屋市営地下鉄・栄駅から、[森の地下街 北一番街]の通路へ降りてそのまま真っ直ぐセントラルパーク方面へずっとずっとず〜〜〜っとひたすら歩き続け、はるか彼方にあるつきあたりのお店が実はFLAVORだったりする。またはセントラルパークゲート8A,8Bから地下街に入ってすぐ。
【所在地】 | |
---|---|
【営業時間】 | |
【tel】 | |
【公式サイト】 | http://www.flavor.co.jp/ |
【PR】 |
▲シフォン以外のスイーツはそれほどではないが、トッピングで工夫できる。あぁ右のベイクドチーズ食べ損ねた……次回は必ず! | ▲人騒がせだったスイーツワールドは逃げるように撤退、タントタントは惜しまれつつ閉店。でもフレイバーは健在でつよ!セントラルパーク唯一のケーキバイキング。 |
▲シフォンケーキに生クリーム&ブルーベリー特盛り!こんな贅沢な所業ができるのは、フレイバーのバイキングだけ。 | ▲フタを取るとそれぞれのお味がふわっと香るシフォンケーキ。特にメープルがこおばしい。 |