 |
 |
| ▲横断歩道が少なく、大型トラックが猛スピードで飛び交う国道沿い。車はひと時も途切れないのに、歩いてるヒトは私以外、本当に誰もいない | ▲当日の不二家は苺フェア！あらかじめ第１第２標的として苺タルト＆苺ミルフィーユをロックオンしていたのだが、両品とも食べ放題対象外であった（東海店でも同様とのこと）。 |
 |
 |
| ▲この終了時刻表記のバイキングカードも今やおなじみ。ショーケース前でオーダーするときはこのカードを忘れずに | ▲有ったほうが断然嬉しいドリンクバー。アイスコーヒーはコーヒーマシンで煎れるのも汲み置きポットから注ぐのも両方ＯＫだった |
| 企画名 | フレッシュケーキ食べ放題 |
|---|---|
| メインメニュー | ケーキ |
| ケーキのサイズ | 【中】〜【大】 |
| お値段 | 単品オーダー ※2011年９月に値上げがあったが、全ポーションケーキが食べ放題対象となった。 |
| 制限時間 | １時間 |
| 実施タイム | 毎日午前10時〜午後10時 |
| ドリンク | 飲み放題！ |
| その他ルール | オーダーは対面ショーケース式／１度のオーダーは２品まで／オーダー時には食べ放題許可カードを見せる／分煙あり／食べ放題対象除外品多し |
| 味 （ずばり、おいしいかどうか） | [７] | ●今やすっかり定着した不二家レストランの“フレッシュケーキ食べ放題”。 朝から晩までファミレスで毎日実施1,180円という絶好の実施条件は、スイーツ好きにとっての駆け込み寺のようなもの。実に重宝。 旅先の見知らぬ土地でのケーキドカ食いにももってこいで、 「基本的にレストラン店舗の不二家なら大抵実施してますよ」 とは、問い合わせに対する同社の頼もしい声明。 ところが名古屋市内では実施店舗が１軒もないとはどうしたことか。 というか、実は今現在、名古屋は不二家レストラン不毛地帯と化しているのだ！ 一番なじまれていた名駅地下の店は2000年代はじめのミッドランドスクエア再開発で追い出されてそれきりだし、食べ放題サービス開始と同じ頃合には塩釜口店と御器所店が同時に閉店している。 唯一市内現存する不二家レストランである、栄地下ペコズランドカフェはよっぽどこの食べ放題企画がイヤだったらしく、月曜火曜の朝から昼過ぎまでの限定実施で、200円割り増しな1,380円という、来るなと言わんばかりのフォーマットで実施。しかも数ヶ月経ってすぐ止めてしまった。ジーザス！ そんな訳で名古屋人が不二家ケーキの食べ放題がしたい場合は市外の東海店か津島店に…ということになるのだが、東海店は踏破済みなので今回は津島店をるぽ。実施条件は公式サイトにあるデフォルトどおりで問題なし。 ドリンクバー設置店なので時間経過後も好きなだけ飲み放題。炭酸ディスペンサー、コーヒーマシン、紅茶パック14種、さらにコーヒー紅茶はIce用ポット汲み置きからも注げる。 ウォーキング好きの筆者は名鉄木田駅から同店舗まで、潰れた店舗の廃屋がまばらに遺るゴーストタウンのような道のりにもめげず、１時間近くかけて徒歩で到着。 そしたらなんと、不二家津島店のお隣って《バイキング津島》だったのネ！限定でランチ食べ放題990円とかやってて、思わず吸い寄せられそうになっちゃった。因みにパフェバーを備える《バーバスタイル》もすぐ近く。 入店すると、駐車場も入り口も窓の配置も、ドリンクバーの位置もチェアもテーブルも、東海店と錯覚しそうなくらい完全に同じ造り。客入りはまばらで、夕刻をまわっても店内は静か。 フレッシュケーキ食べ放題ののぼりやポスター、食べ放題メニュー盤が全く見当たらないので一瞬焦燥したが、オーダーしたらちゃんと実施中で一安心。いつもどおり、お皿１枚装備＆終了時刻記載のバイキングカードを持参してショーケース前まで赴いてその場でオーダー。 ショーケース上には呼び出しボタンもあるので、セレクトに悩んでるテイクアウト客が長引きそうな時はコールしちゃおう。 さて、今回のイチオシは新作[ミルキーモンブラン]。栗は使っておらず、生乳たっぷりのミルキー生クリームを惜しげなく投入した、白さがとても眩しいモンブラン。スポンジまでミルキー風味でなかなか濃密！生乳一辺倒にならないよう中央の苺ピューレで緩急つけてあるのがまたいいのだけれど、この苺ゾーンがもっと大きければ更に良かったと思う。 [苺のクレープのパニエ]のクレープ食感は普通だが、良質のカスタードと生クリームのボリュームがたまらなく嬉しかった。よく冷えてておいしいな、と思ったら中層の洋梨果肉がまだ凍っていた……。因みに公式サイト紹介に記される苺ジュレは無かったので、この洋ナシ入り版は東海地方バージョンのよう。 [苺のふわふわロールケーキ]のスポンジのソフト食感は及第点程度だが、それよりストロベリー風味しっかりの苺生クリームとなめらかなカスタードの出来がかなり良かった。 こんなに苺ロールのクリームがおいしいのに、なんで[苺モンブラン]ではあんなに酷いマーガリンクリーム使ってんのかしら。以前から不味いの知ってたのに、[マロンモンブラン]が品切れだったので思わずとっさにオーダーしちゃったらクソマズイの何の。 もうひとつ納得行かなかったのが[イタリアンチョコショート]。好評のイタリアンショートのショコラ版ということになるが、クリームはガナッシュではなく生クリに多少ココアを加えた程度、苺もあまり上等でない上にスポンジも個性がなく、何だか着地点がよく分からなくなってるケーキ。これで通常550円は冗談キツいのでは。因みにイタリアンショートケーキは食べホ対象外。 あれ？違う！以前食べたのと絶対違う！と思ったのが[とろ〜りとろけるシュークリーム]。ボリューム感も生クリーム配分も変わってて、味が落ちてる（単に88円のレギュラーシューと間違えただけという説も）。 さて時間終了間際に確保した２コも、ドリンクバーと平行でスローペース堪能。完食した後、試しに “単品1,180円でオーダーしたケーキ食べ放題を頂いた後に食事オーダーしても、セット価格の880円に打ち直してもらうことは出来ますか？” と尋ねてみたところ、 「勿論大丈夫ですよ」 と即答。ならば！と714円の[稲庭風うどんセット]をオーダー。 正直言って出汁の取れてない汁にネギとワカメとてんかすだけの寂しい具の編成は不満だったが、お腹の充足は大変満たされ、なかなかの満足感に浸れて大いに寛ぐことができた。 ケーキバイキング後にはうどんの他、グラタンやチキンステーキという〆も、いーかもしんない。 |
|---|---|---|
| 雰囲気 （入りやすい店か、落ち着いて食せるか） | [10] | |
| リベラル感 （実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか） | [８] | |
| 接客 （説明など不親切でないか、感じは悪くないか） | [８] | |
| 立地 （場所は便利かどうか） | [２] | |
| お得感 （質量共に料金以上の満足が得られるかどうか） | [８] | 総合【★★★−−】遠いけど便利で手軽に寛げる！ただ対象除外品が多過ぎないかしら。 |
 |
 |
 |
| ▲苺のナチュラルレアチーズ（なかなかおいしいけど想定内の範囲） | ▲ミルキーモンブラン | ▲ベイクドチーズケーキ（いつもどーり） |
 |
 |
 |
| ▲イタリアンチョコショート | ▲ふわわカップケーキ（甘くて濃い目のバニラたっぷりカスタードが大勝利） | ▲苺のモンブラン |
 |
 |
 |
| ▲とろ〜りとろけるシュークリーム | ▲苺のふわふわロールケーキ | ▲苺のクレープのパニエ |
 |
……１時間ケーキ食べ放題して、経過後も確保ケーキとドリンクバーでゆっくりして、さらにうどんすすってのんびり。1,594円でまったり至福の３時間。 | |
| ▲稲庭風うどんセット | ||
■名鉄木田駅南改札口からは筆者の速歩きでも55分かかった。ＪＲ蟹江駅からもそれぐらいはかかりそう。もっとも近い名鉄バス停からも距離感あり。
| 【所在地】 | 〒496-0019 愛知県津島市百島町字三正六歩60 不二家レストラン 津島店 |
|---|---|
| 【営業時間】 | 午前７時〜深夜２時 |
| 【tel】 | 0567-22-1003 |
| 【関連サイト】 | 不二家公式サイト 不二家レストラン公式サイト 食べログ |
| 【PR】 |
 |
 |
| ▲非情にも[ケーキバイキング対象除外品]のプレートがあちこちにそびえ立つ。さらに夕方以降はぼちぼり売り切れ品も出てくるので、入店は昼過ぎまでが無難かな | ▲ミルキーモンブラン断面図！歴史ある看板商品ミルキーの名を背負うだけあって、生クリームのボリューム感が素晴らしかった逸品 |
