▲ショップ売りのケーキバイキングではおなじみ、対面ショーケースサーヴ方式。お皿を持ってお品を指定して店員さんにのっけてもらおう。 | ▲朝から晩まで、いつもよく混んでるジャンシアーヌ。実施中はケーキバイキングの告知が店頭に出る。今後もゲリラ開催アリか!? |
企画名 | ケーキビュッフェ 4日間限定 |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【中】 |
お値段 | |
制限時間 | |
実施タイム | ※2010年9月末で閉館 |
ドリンク | コーヒー紅茶Hot/Ice1杯のみ |
その他ルール | 一部バイキング対象外のケーキあり/分煙有り/ケーキバイキングはクーポン割引対象外/ラスト5分前お達しはあるが時刻の基準判断時計が不統一!(あるあるそういう店) |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [9] | ●ホテルアソシア名古屋ターミナルで久々にケーキバイキングが登場!しかも9Fエスペランスの方ではなく、1Fのカフェ、ジャンシアーヌ。 期間限定、1,300円でワンドリンクつき、90分間。1品450円はするショップ売りのケーキが食べ放題となる、名駅構内ホテルとは思えぬ大胆な企画。 しかも去年から何度も開催しているものの公式サイト未発表の裏イベント(今回がネット初発表)。情報をお知らせ下さった方にも改めて感謝でございます。 で、場所は高島屋や松坂屋で賑わうJR名駅構内桜通口近辺。駅構内通りに面したホテルカフェだけあって平日でもティータイムは大っ変賑わっている。その客層たるや、煙草臭いリーマンおやぢ連中やツンケンオーラのキャリアウーマン、百貨店での散財も余裕綽綽のおばはんたち。うーん、みんなと口きいても絶対水が合わなさそうだなぁ(笑)。でもそんな店でもお構いなし、いつも通りはじめるぞケーキバイキングリポート! 食べ放題のスタイルはブッフェボードのセルフではなく、お皿1枚装備の対面ショーケースサーヴ。乗っけてもらえるのは2コまでよ。 たっぷり乗っかった果物が豊麗に輝く、フレッシュなオリジナルケーキは全部で20種ぐらい。ケース内でひしめくひしめく。どれもこれも色彩・デザインも優美に凝ったものばかりなので、迷いに迷ってショーケースの前で苦悩するバイキング客が続出。「お決まりですかぁー?」“う〜ん、う〜ん”状態(笑)。とりあえず筆者は残り個数が少なくなってる品優先でさくさく選んだが、当日は補充がちゃんとしているので慌てる必要は無かったようだ。 で、お味は大変に峻烈。値段ははじめから450円か480円に統一。でも生クリームもカスタードも焼き菓子もムースも果物も、完全に極めてから売り物としてお出ししてることが伺える珠玉の逸品ばかり。 [チーズケーキ]はレアチーズものの傑作。とても濃密なのに食べ易い、甘くないのに味が重厚、生クリもフルーツソースも何も添えず、プレーンで出してるのがゴイス。原料高の今、タベホで絶対ありつけないよこんなの!ビックリ!! タルトもしゅごいでちゅ。[苺畑]て、リキュール仄かに香るタルト生地ずしっと重いよ、生クリームの味奥行き深いよ、乗っかる6コの苺つぶ全部でかいよ!フォーク使わずかぶりつきぢゃあ!だって、ぶりぶりに固くてフォーク入らない(泣)。 容赦なく乗っかるブルーベリー、キウイ、苺、さくらんぼが艶だしを浴びてキラキラ輝く[フルーツタルト]も同等のインパクト。 一方、更なる感銘を受けたのが抹茶もの。こうまで清廉且つ明鏡止水に抹茶の苦味と品格をスイーツに再現したケーキは他店で例が無い。 [抹茶のガトーショコラ]はチョコが凄いのか抹茶が凄いのか、澄んだ新茶の香りがショコラの中でりょうりょうと広がっていて!頂いた瞬間、お口の中で一瞬獅子脅しが鳴ったよ!ちょーん。そうだ京都に行こう。 抹茶モノもう1コ、[抹茶リング]。波状の外見から抹茶モンブランかな〜と思ったら、大部分はマカロンで出来ていた!外周は全部抹茶ミニマカロンで、底には親分級のビッグマカロン。むちっ、という食感が、美麗で香り高いたっぷり抹茶生クリームと同時にむぐむぐ頬張れる。食感もお味も食べたこと無いレベルでこれもビックリ。 [黒豆とほうじ茶のミルフィーユ]もスゴかったんだが。ほうじ茶で仕立てたカスタード&生クリームなんて食べる前から想像できないし、食べたあとも清澄に響く後味は言葉にできない。パイ生地も、フォーク入れる度にざしっ!と鳴くくらいフレッシュ。他店のようになぜしんなりしないのか。お飾り程度に添えられた黒豆つぶも香ばしい! お味に疑問の残る品にも当たった上、他の品と同じ450円でありながら[ショートケーキ]が新鮮でなかった上に味もベルヘラルドに負けていたので1点減点してしまったが、お味のスコアはもうほとんど10点満点でいいくらい。期間限定だが1,300円の超絶サービス価格。文句は言わない! でも別問題として気になったのは、レジの時刻、店内のかけ時計、従業員の時計、等が合わさってないらしく、制限時間終了15分も前に“あと5分です”とウェイターおぢさんが終了コール。こちらはこちらでオーダーの瞬間きちんと時刻をつけてスタートしたので意義を申し立てたところ、すぐ訂正してくれた。しかし時刻判断基準の時計は統一するべきで、食べ放題店では留意して欲しい。 また、店内がとてもうるさい!タバコをくゆらすジジババたちのガハガハ高らかな哄笑は、スイパラ女子高生軍団よりずーっとヤカマシイんだコレが!名古観ルシュッドやヒルトンギャラリーの優雅さにはほど遠く、全くくつろげないのは場所柄妥協が必要だろうか。 尚、同カフェは朝7時から500円〜のモーニングブッフェをやっているが、PASCOのパンの袋を開けて並べるのが丸見えという有様。バナナとコンソメスープ、ゆでたまごがあるが、あまり薦めない。 一方同ホテル9Fエスペランスの1,365円モーニングブッフェは和食系が強く、道場六三郎風の職人さんがだしまきたまごや焼き魚を実演でジュージュー焼いてくれてて(勿論食べ放題)、非常に面白かった。ムラはあるがマリオットホテルよりこちらの方が充実している。高めだがランチバイキングも一度来訪してみたい。 ※あふたーるぽ(2009/3/26) 2009年3月下旬実施の同店ケーキビュッフェは1,600円。ただし今回も期待を裏切らないクオリティ。 今シーズンは季節柄イチゴを全面にプッシュしたケーキが多し。イチオシはもちもちシュー皮の[パリブレスト]で、新鮮な苺,ラズベリー,ブルーベリーを抱きかかえた生クリームとカスタードを、アーモンドスライスが引き締める! [フルーツタルト]も秀逸で、ブドウ,キウイ,オレンジ,苺,クランベリー,ブルーベリー…とこれでもか!これでもか!とひしめくフルーツ群の容赦無さ相手に悪戦苦闘。大口開けてかぶりつく以外対抗策無し。 スイーツ通の間で微妙な位置づけの[サバラン]も、ココのがダントツにおいしかった。主役のつゆだくリキュールブレットは勿論、下層の生クリームの対比的な愛らしい甘さは特筆もの。 そびえたつような形のケーキばかりなのに他店より多くお腹に入るのは、やはり質が良いからか。残念なのは[苺のミルフィーユ]がバイキング対象から除外されていたこと。また、なかなか禁煙席が開かない混雑と狭苦しさは、場所柄致し方ないところ。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [4] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [6] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [7] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [10] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [10] | 総合【★★★★−】作り手の峻烈な個性と主張がそなたの舌を直撃ぢゃあ! |
▲プリンアラモード(たまごのお味が重厚!生クリームも果物もたっぷり!) | ▲チーズケーキ | ▲苺畑 |
▲ショートケーキ(表面しわしわ、鮮度が落ちてる。苺配分や生クリのお味もよそさまの標準程度で残念) | ▲抹茶リング | ▲エクレール(エクレア皮にゴマが練りこんであって面白い味に) |
▲奏“かなで”(黒糖ゼリーに集中すればいいのにあずきムースがヘヴィー過ぎるよぅ。おいしいけど) | ▲抹茶のガトーショコラ | ▲モンブラン(中のマロングラッセと生クリームはおいしいけど、波打つマロンクリームは意外と普通) |
▲ペーシュ・ドゥ・ビーニュ(すももぎっしりはスゴイけど、味のくどさと酸味が突出し過ぎたかな) | ▲フルーツタルト | ▲黒豆とほうじ茶のミルフィーユ |
一見気高いけど、実は味もコンセプトも攻撃的なケーキばっかり!お口が反駁する人もいるのでは?でも筆者はノックアウト!! |
■JR名古屋駅構内、ホテルアソシア名古屋ターミナル9F。東改札口から徒歩30秒。高速バスターミナル、松坂屋ストアのすぐそば。
【所在地】 | 愛知県名古屋市中村区名駅1−1−2 カフェ ジャンシアーヌ |
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【営業時間】 | |
【tel】 | |
【関連サイト】 | ホテル公式サイト タウンピタ紹介ページ |
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