▲栄は《グリンデルワルド》のデザートブッフェ!意外にも栄のホテルでスイーツバイキング毎日レギュラー実施のホテルは名古屋東急だけ | ▲相変わらず威厳のある名古屋東急外観。常にドアマンが立つ正門から入るのは、何度来ててもちょっと緊張 |
▲ラウンジは4階分の階上まで吹き抜けの構造。流水もあって誠に優雅な気分 | ▲ラウンジの中央にブッフェボードが設けられており、この動線のスムーズさにも好印象が持てる |
▲恐らく人気No.1であろう[苺のショートケーキ]。鮮度の良さもポイント | ▲グリンデルワルド入口。因みに“ストロベリーフェア”のスタンドが立っているが、ブッフェとは別物 |
企画名 | デザートブッフェ |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【小】 |
お値段 | 2,200円/一休予約割引1,980円 |
制限時間 | なし |
実施タイム | 毎日午後2時〜5時 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 分煙有り/ブライダルにより稀に休止日程有り ※ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [8] |
※現在同店舗のフリードリンクは、オーダー制ではなくセルフサービス、またはカウンターサービスとなっている。コーヒーの味は決して落ちていない上、ハーブティーの品揃えが充実。さらに実演アイスクリームアントルメが登場、一層充実したブッフェとなっている。(2015年11月) ●2009年のレギュラー実施スタート以来、年々確実にクオリティを上げてきた“名古屋東急ホテル”のアフタヌーン・デザートブッフェ。 消費税法改正の値上げ直前に久々伺ってみたところ、創作性と季節感あふれる旬なケーキが売り切れたかと思った途端に補充の新作ケーキがサッと降ろされる、この充実したおもてなしぶりならば200円の値上げも恐れることはない!と、膝を打ちたくなる采配ぶりに唸らされた。 くだんのデザートブッフェはホテル正門入ってすぐ目の前のラウンジカフェ《グリンデルワルド》で、ほぼ毎日開催。午後2時〜5時、2,200円。時間制限なし。ソフトドリンクはオーダー制で飲み放題。 レストランの規模も席の配置も適度な広さががあり、席の予約も受け付けている。 ちょっと早く来ちゃっても“お持ちしておりました”と従業員さんが笑顔で席に案内して下さり、早速1杯目ドリンクを伺ってくれる余裕のおもてなし。 ラウンジ内は思わずぼんやり見上げてしまうような吹き抜けの構造で、神殿を象った内装による流水まで設えた豪奢な空間。 多用した間接照明により抑えられた明るさは読書には向いていないが、安閑としたシックなブラウンカラーに統一した色使いにマッチ。羽を伸ばして寛げるだろう。 さぁラウンジ中央に堂々と設けられたブッフェボードをチェック。 イチゴショートやサバランなど大皿アントルメが10品、ヴェリーヌ・ココットスイーツが3品、ゼリー&フルーツコンポートが1セット、チョコレートファウンテン1機、デニッシュバスケット、和菓子、他チュロスやマカロン、シートケーキなど。 ミール系は一切無いがそれはそれで潔い。但し+500円でサンドイッチがつけてもらえる。 (品名がはっきりしないものはこちらで勝手に命名) 先ず、常にブッフェボードの先頭を飾る[苺のショートケーキ]は、誰もが最初に取るであろう同ホテルの代表作。トップにも中層にも生息する生苺が元気だ。甘さ控えめに溶いてある生クリームも活き活き。 リピーターにより今回もあっという間に売り切れた[苺ティラミス]もマスト品。苺クリームチーズの愛らしい甘酸っぱさに、つゆだくエスプレッソの優雅な苦味が絶妙。 定番もいいが、今回は季節ものの出来が特筆的。 仄かなピンク色の焼きあがりが艶やかな[桜シフォンケーキ]は、お味も香りもほんのり桜の風情。何と言ってもコクが強めの生クリームトッピングも嬉しい。別コーナーのコンポート苺とジュレも添え、贅沢な取り合わせを堪能。 桜シリーズが他にもあって、まるでフルーツケーキのドライフルーツのように塩漬け桜が込められた[桜のスフレチーズ]が面白い!桜の軽い塩っけが、濃厚なスフレに爽快なアクセントを与えているのだ。 他にも躍動的な品々あれこれ。クランブルが乗ったパヴロアヴェリーヌ濃厚だな、マンゴープリンも美味しいな……そうだ、いつものカットフルーツをチョコファウンテンするんじゃなくて、実は隠れた名品が揃うあのバスケット内のアップルデニッシュやメロンパンをフォンデュしちゃえ!……とか何とかやってたら、リピートしたかった苺ショートと桜スフレが売り切れてしまった。 でも大丈夫。悔やむ間もなく、開いたスペースには[フランボワのシャルロット][グレープフルーツムースとレモンジュレ]が入替補充。3時台・4時台以降もスイーツファンを決して休ませてはくれない。 空いたお皿を速やかに下げてくれるウェイトレスさんのまかないぶりも上々で、テーブルで残り少ないコーヒー残量もめざとく気づいて“お替りは如何でしょうか”と笑顔でお伺い。 「じゃあアイスを薄めのアメリカンで!」という筆者のフリにも躊躇なく対応。お見事。 解凍品を果物やチョコ細工で飾った安物が見られたり、鮮度が良くなかったりした同ホテル過去のブッフェ画像と比べてみても、年々確実にクオリティが上がっていることを改めて実感。特に季節感あふれる創作スイーツにはパティシエの聡明さが伺える。 値上げ後の2,200円という料金を差し引かなくとも、それ以上の至福と贅沢を心ゆくまで堪能できる、栄を代表する良心的ホテルスイーツブッフェとして改めて推しておきたい。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [8] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [10] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [10] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [8] | 総合【★★★★−】味もお値段もサービスも非常に安定した優良ケーキバイキングの1軒。 |
▲クランブル乗せババロア,カスタードプリン,桜シフォンケーキ | ▲苺のショート,ダークチェリーのタルト,パンプディング | ▲桜のフルーツケーキ,アップルパイ+フォンデュ,サバラン |
▲苺のティラミス,生苺チョコフォンデュ | ▲メロンパン+フォンデュ,桜のスフレチーズ,デニッシュ+フォンデュ | ▲和菓子2種,メレンゲムース,マンゴープリン |
▲ガナッシュチョコ,グレープFムースとレモンジュレ,フランボワのシャルロット | ▲フルーツコンポート+ジュレ,レーズンデニッシュ+フォンデュ,カットフルーツ各種 | ▲アプリコットタルト,桜のシフォンにコンポート苺とジュレを落としてみた(ンマい!!) |
……但しエンゼル型カスタードプリンとシートケーキとガトーショコラは今回遠慮。後は全部手に取って大丈夫。 | ||
▲苺ショート,キャラメルケーキ | ▲最後はカットフルーツとゼリーで |
■地下鉄[栄]駅K番出口から広小路通沿いに東へ徒歩5分。
【所在地】 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4−6−8 名古屋東急ホテル内 グリンデルワルド |
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【営業時間】 | 午前9時〜午後10時半(年中無休) |
【tel】 | 052-251-6685 |
【関連サイト】 | ホテル公式サイト 食べログ |
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▲チョコファウンテンの具材は苺,キウイ,バナナ,パイナップル,メロン,マシュマロ。でも私はアップルデニッシュや和菓子フォンデュがお気に入り | ▲レギュラーメニューのサバラン&メレンゲムース。そうそう、どうしてもミールが欲しい人は同階《モンマルトル》のディナー版(2,613円)でドウゾ |
▲果物コンポートコーナー。付属のゼリーに和えても宜しいが、シフォンやエンゼルプリンに落としても相性抜群 | ▲大理石の柱、シックなカーペット、そして全てソファー席。この店では運悪く固い椅子や狭い席に回される心配はご無用 |