▲白亜館チャイナランチバイキングのブッフェボード。品数は多くないがどれも美味しく頂ける。但しラーメン・チャーハン・ヤキソバ等、炭水化物系ばっかり | ▲お昼時の店頭の呼び込みスタンド。“1,000円⇒850円限定!!”とあるが、今や値下げ後の料金の方がお馴染みとなっている |
企画名 | ランチバイキング |
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メインメニュー | ワンディッシュ/中華 |
お値段 | 850円 |
制限時間 | 無し |
実施タイム | ※終了 |
ドリンク | ホットコーヒーとジャスミン茶が飲み放題 |
その他ルール | 分煙有り |
●あの名古屋駅西伝説の店《うすけぼー》閉店の後釜としてテナントした店舗は、なんとおあつらえ向きというかなんというか、白亜館/タイガーカフェグループの一店だった!? しかもシークレット限定スイーツつきランチ低価格食べ放題路線の継承もバッチリという、前店の残留思念受けまくりの様相を呈している一軒。バイキングとしてのお味もなかなかの実力。 場所はビックカメラと道を挟んで隣接のビルB1(因みにカフェティフィンだった1Fには今ではタイガーカフェが入っている)。 近隣には《遠州三河屋》《キッチンセーゴ》なる激安食べ放題ライバル店も有り。 入店してみると、あの暗い内装や照明がうすけぼーの頃と全く同じ、そのままの仕様。 変更点と言えば、タイガーカフェで見かけるような大型モニターを設置。中華の雰囲気を醸す演出として無音の「レッドクリフ」が延々かけられていたが、お昼ご飯食べてる最中はいいともかヒルナンデスを点けてくれた方がいいと思う。中国歴史絵巻乱戦大炎上を見せられても…… さてこちらのお店のランチバイキング実施フォーマットは850円のワンディッシュ制。毎日実施午前11時〜午後2時半まで。 ランチA〜Eの5品目を1品選べば、ブッフェボードのサラダやライトミール、Hotドリンクが時間制限なくフリーとなる。 メインディッシュA〜Eの品目は季節や物価高によって若干変動有り。当日ラインナップはA:海老の衣揚げピリカラ炒め、B:マーボー茄子、C:蟹と豆腐の煮込み、D:豚しゃぶと野菜のセイロ、E:ユーリンチー。 今回筆者はCの[蟹と豆腐の煮込み]をオーダーしたのだが、豊富な豆と根菜類は良いものの豆腐の質が平凡で、味付けもパッっとせずコメントしにくい印象。ハズレ引いちゃったかしら。 一方楽しめるのはやはりブッフェボードの方。[ヤキソバ]、[チャーハン]は薄味だがほんのりダシの効いた味付けで、もっと具が多ければ通常中華料理店のオーダーで頂く品と遜色ないくらい美味しく頂ける。 セルフでゆがいてスープをかける[白湯ラーメン]は、寿がきやらーめんのお味を薄味にしてもう少し品格を上げたような感じだが、トッピングが薬味ねぎ1品だけというのは淋しい。チャーシューなんて贅沢は言わないから、シナチク・コショウ・唐辛子・ニンニクぐらいは欲しいところ。 デザートコーナーも見逃がせない。[杏仁豆腐]は生クリームではなく牛乳使ってるような食感があるものの、料金からすれば十分合格ライン。ちゃんとクコの実が乗ってるのがイイし。 [マンゴープリン]も酸っぱいパッションフルーツ系の味ではなく、ちゃんとマンゴーのお味が楽しめる良品。 そんでデザートコーナー要注目なのが、希少品数だけ突如現れる限定ケーキ。午前中、かの白亜館のケーキとおぼしき重厚なベイクドチーズとジューシーなイチジクタルトが、ココット入り1/3カットで僅かな数だけ登場! ワーッとなくなってそれきりだったのだが、ケーキ好きには堪えられない演目。おそらく階上タイガーカフェ夕べの売れ残りを、“知ってる常連”向けに特別ふるまってくれるシークレットなサービスなのだろう。これは逃せませんな。 そうそう、飲み物はHotコーヒーとHotジャスミンティー。ドリンクバーと呼べるほどのものではないが、ジャスミン茶とコーヒーはデザートタイムに飲むとホッと一息つける。 そんな訳で、かつてのうすけぼーとサービス内容までそっくり受け継いでしまった《白亜館チャイナ》のランチバイキング。若干補充がモタついていた一幕はあったものの、シンプルで基本的なメニュー群ながら、食べ終わってまたすぐ行きたいと思わせるヤキソバやチャーハンの腕前はなかなかで、リーズナブルなこともありリーマンとOL中心に客入りも良い。 狭さと暗さが気にならなければ通ってもいいと思わせる良店である。 |
▲Cランチ:蟹と豆腐の煮込み | ▲杏仁豆腐,マンゴープリン | ▲再びデザート先行 |
▲ここで突如ベイクドチーズとイチジクタルトがデザートコーナーに! | ▲スイーツ連取成功。しかしそれきりケーキは登場せず | ▲サラダ一式(トマト+キュウリ+ダイコン+ニンジン+グリーンレタス) |
▲白湯ラーメン | ▲ヤキソバ | ▲チャーハン |
……メインディッシュがパッとしない印象だったが、ブッフェの品の質はどれも決して低くない。土日含んだ毎日実施体制も殊勝。 |
■名古屋駅新幹線口から徒歩2分。ビックカメラと小道を挟んだビルの地下1階。タイガーカフェと同じビル。ESCA地下街西4出口から出てすぐ。
【所在地】 | 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町7−1 OVA21ビルB1 白亜館チャイナ |
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【営業時間】 | 午前11時〜午後2時半/午後5時〜午後11時/月曜定休 |
【tel】 | 052-451-2218 |
【関連サイト】 | お店の公式サイト グルメGyao |
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▲デザートコーナー!レギュラースイーツは杏仁とマンゴープリンだが、稀に重厚ケーキが登場することも。因みに筆者来店時は午前中に登場 | ▲店内テーブル席はこんな感じ。うすけぼー時代と殆ど変らず。廊下の奥の見える位置にはまだうすけぼーの看板が放置されていたりなんかも |