▲広小路側ヒルトン・ザ・ギャラリー入り口。こっちの方が入りやすいかもね | ▲今回のヒルトンはファウンテン系を除けば“あーコレよそでも見たゾ〜”なんてことはなく、殆どオリジナリティ溢れるフレッシュな厨房品ばかり。実演ホットスイーツも有るぞ |
▲チョコレートファウンテン自体はありがちだけど、フォンデュはホワイトストロベリー。具はイチゴ、パイナップル、マシュマロ、ベビーカステラ、バウムクーヘン、バナナチョコスポンジ。 | ▲コーヒー紅茶のドリンクバーはこちら〜。お子様にはジュースかウーロン茶を1杯つけてくれるそうな |
企画名 | チョコレートデザートブッフェ |
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メインメニュー | チョコレートスイーツ |
ケーキのサイズ | 【小】 |
お値段 | |
制限時間 | 2時間 |
実施タイム | 2012年4月7日〜 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | ブッフェコーナーは禁煙 ※ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [8] | ●2011年1月を最後に、レギュラーだったアフタヌーン&イヴニングデザートブッフェの毎日実施を打ち切っていた《ヒルトン名古屋/ザ・ギャラリー》で、ほぼ1年半ぶりにスイーツ系ブッフェが2012年4月〜5月初旬に限定復活。 しかもジャスト二千円!という、ヒルトンにしてはピシッと引き締まったコストパフォーマンス価格に瞠目。あまつさえ4月から5月初旬の土日(祝含まず)実施という利用しやすい日程にも快哉。 OKOK,毎日惰性で行うより、時々の演目による短期決戦で引き締めてくれるってのも、悪くない。 今回のヒルトンは“チョコレートデザートブッフェ”なる明確なテーマ性を標榜。その名に恥じぬショコラスイーツづくしのお品書きにより、チョコスキーの煩悩を直撃。 お味の品格は勿論、フォンデュあり温製あり実演ありの緩急なブッフェにより、消費者として充分満足のゆくデザートブッフェに仕上げられていた。 かなり久しぶりに来店したザ・ギャラリーの内装などに大きな変化は特になし。開始より15分早く到着して案内されたブッフェスペースは、あの広小路通りに向いた大きな窓が特徴の北側フロア。ブッフェボードには既につやつやピンクの光沢が愛らしいストロベリーチョコレートファウンテンの滝が滔々と流れ出ている。 ところで、今回コーヒー紅茶はセルフのドリンクバースタイル。公式サイトなどの表記だと“同じ種類ならおかわり自由”と、まるでかつてのオーダースタイル風の表記があったが、実際はコーヒー紅茶Hot/Iceが自由に飲み放題となっている。 因みにアイスコーヒーのお味は、これといって特徴はないものの標準的に楽しめる抽出。 今回のラインナップでもっとも印象に残ったのは、今回の目玉でもある実演ホットチョコ。女性パティシエールさんが目の前で豊富な品種のショコラをぐつぐつブレンドしてくれるのだ。 筆者はカルダモン&シナモン(デジモンキャラみたい…)とトンカ豆ブレンドを頂いたが、格調高いチョコのお味が濃厚な上、飲み下した際にスーッと沸きあがる爽やかな苦味により、もう仕事の疲れなんか吹っ飛んじゃいそう。思わずカップを一気飲み。ぷはー。 [グリーンティーホワイトチョコムース]は抹茶の澄んだ苦味と香りが、これまたムースの深淵まで響き渡るような清新さ。クリーミィ且つ軽やかなホワイトチョコとの調和も誠に端正でござるよ。 コロッとシンプルに置かれた[生チョコ]は、何の変哲も無いキューブカット品だが、お味は悩殺級。濃厚だけど口どけ極めてソフトリィ。お味はみしっ…と緊密なのに、口内で優しく優しく紳士にとろけてゆくの…。 [ヨーグルトとホワイトチョコレートムース]は、全体の配分が良かった。底はイチゴゼリー、中層はヨーグルトとホワイトチョコの丁度良い甘さのムース、トッピングはベリー類とベリーソース。 しっかし、本当に当日のブッフェはチョコづくし。名古観ルシュッドにあるような箸休め品やお口直しが乏しいので、後半特濃カカオが血中にマワってふらふらの酩酊状態に。シアワセだったけど流石に鼻血出るかと思ったよ。 だが、中途半端さが目立つ他店のフェアと比べ、その徹頭徹尾ショコラスイーツ攻めラインナップは、甘党なら誰もが圧倒されたのではなかろうか。 当日はほぼ全席が埋まる賑わいで女性客が多めだったが、今回はおじさんや男子学生風参戦者も散見。結構ヒルトンのブッフェを待ちわびていたファンも少なくなかったのではないだろうか。 スイーツ系ブッフェの再実施にぜひ期待したい。ただ、価格は飽くまで二千円に据え置いて欲しいところ。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [10] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [8] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [7] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [7] | 総合【★★★−−】ぷはー、ホントにチョコだらけ。目が回る。でも楽しかった。 |
▲グリーンティーホワイトチョコムース,栗とミルクチョコレートクリーム(マロンクリームも良質) | ▲チョコレートプディング(期待通りの味),ヨーグルトとホワイトチョコレートムース | ▲スフレチョコレートケーキ(チーズの味は乏しくシフォンケーキに近い),ブラックフォレスト(チェリーがアクセントに) |
▲カルダモンとシナモンのホットチョコレート,チョコレートコーンカップ(ココナツが結構効いてる) | ▲チョコレートフォンダン(意外と普通だった),生チョコ | ▲トンカ豆のホットチョコ,チョコレートブラウニー(ピスタチオとくるみとガナッシュと) |
▲チョコレートフォンデュ(マシュマロ,ベビーカステラ,バウムクーヘン,チョコバナナスポンジ) | ▲フォンデュ用カットフルーツをそのまんま。ヨーグルトホワイトチョコもおかわり。 | ▲後半は贈答用チョコみたいなの出てたけどコレはコレでなかなか |
……チョコスイーツに囲まれて久々に過ごしたヒルトンのレストラン。時間はまったり過ぎていった。 |
■市営地下鉄伏見駅F番出口より直進徒歩3分。ヒルトン名古屋の1Fの多くのフロアを占めたカフェレストラン《ザ・ギャラリー》の北側で実施。
【所在地】 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1−3−3 ヒルトン名古屋内 ザ・ギャラリー |
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【営業時間】 | 午前10時〜午後11時 |
【tel】 | 052-212-1270 |
【関連サイト】 | 公式サイト 食べログ |
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▲3階までの吹き抜けと大きな窓のおかげで、昼間は相変わらず爽やかでとても開放的 | ▲以前の2,700円レギュラー実施ブッフェの時代は鮮度やお味に疑問が残る品も散見されたが、今回のチョコブッフェは渾身作。作り手の自身がみなぎっている |
▲一方こんな子供ウケ良さそうな卑近なイチゴチョコの滝も登場。お味はそれなり | ▲こちらが実演ホットチョココーナー。チョコレートには全然詳しくないのでオーダー時にはもたもたしてしまうのだった |