▲向こう側の苺モンブランはマロンクリームが固いのが残念。手前の苺シフォンの生クリーム濃密苺テイストは期待以上。 | ▲フェアによってかな〜り当たり外れはあるが、今回のストロベリーデザートフェアは傑出していた。 |
▲このフレッシュジュース。すっっっっぱいんだけど、それがいい刺激になって結構食が進むのだ。 | ▲具が乏しくてイマイチな苺のクレープ。苺ソースだけ。ソテーした果物や生クリームをいっぱい詰めて欲しかった |
▲ココのは苦味の深さが特徴!チョコファウンテン♪ハエ厳禁。(←余計なこと言わんでよろしい) | ▲これオイシカッタ!苺ショート。中層の苺クリームがお味も色あいも可愛いでげすよ。以前のヒルトンブッフェのショートケーキ、まずかったからなぁ… |
企画名 | イブニング・デザート・ブッフェ |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【小】 |
お値段 | ※2011年1月初頭で終了 |
制限時間 | 基本的に無し/場合によっては90分制限 |
実施タイム | 毎日午後6時〜午後10時 |
ドリンク | おかわり自由のコーヒー紅茶Hor/Iceつき、但しそれ以外のドリンクは別料金 |
その他ルール | 半ズボン・サンダル履き不可等服装規制あり/ネットまたは電話予約で料金10%引き/HotPepperなどのクーポン&予約で15%引き/3時〜5時のアフタヌーンデザートブッフェも同じ内容と料金だが、ドリンクがつかないので注意 |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [8] | ●筆者の判断基準として《ヒルトン/ザ・ギャラリー》の評価は低く、味も良かった記憶がない。その上にホールケーキやシートケーキに出来合い品が混ざっていることも多く、その質は穴埋め雑魚としても看過できる限度を越えたものだった。 しかも、普段はブッフェ長居客に対しては“コーヒーのおかわりはいかがでしょうか”と笑顔でもてなしているのに、マンガと雑誌山積みでくつろいでいる当方の様子に度々眉をひそめて通り過ぎていたウェイターが、当方のコーヒーオーダーに対し『もうお出しできません!』などと悪意のあるサービス拒否を働いたことがあり、不信は決定的となった。 “こいつ気に食わないから、皆に普通出すコーヒーサービスを拒否って嫌がらせしたれ”っていう、ウェイター個人の恣意的感情で動いてるんだね、ヒルトンって。 さらにブッフェ料金の値上げを謝罪告知ひとつ無く繰り返し上積みを敢行しており、今回のルポはブラックリストに突き落とす目的での来店であったのだ。 ところが、さあ困った。なんと今回の“ストロベリーデザートフェア”がとてもおいしかったのだ。もうイヴニングブッフェのフルタイムである4時間以上、全く厭きることなく、みっちり長居してもサービス拒否ひとつ受けることもなく、ソレはソレはたっぷり楽しめてしまった。種類も豊富で同じ苺モノでも趣向を凝らした緩急があって、とてもスリリングだったし。 美味しくて、くつろげて、料金相応に楽しめる、魅惑のデザートブッフェとして本当に堪能できたのだから、ここでけなすわけにはいかない。本当においしいならそう伝えるのが当サイトのモットー!そんな訳で、スイーツ解説ヒァウィゴー。 [ストロベリーシフォンケーキ]はカットに生クリトッピングできるタイプではなく、ナッペされたワンホールを好きな大きさに切り分けできるスタイル。乗ってる苺粒はちっこいものの、うっすらピンクの生クリームが苺テイストぬっこぬこで大変おいしい!シフォン本体の柔らかさもまあまあ。 [ストロベリーショートケーキ]もやはり中層苺クリームが悩殺的。スポンジなども乾いてなくて新鮮なのがヨカッタ。 一方[苺入りチョコレートケーキ]は残念ながら若干表面に乾燥がみられたが、そのスポンジショコラのお味の深みは水準点突破。生クリの多さも良い。 今更どこにでもあるチョコファウンテンだけど、やはりというかチョコレートのお味の苦味と深遠さが他店より一歩深いっていうのかな、なるほど自慢げにそびえ立たせてるだけはあり。尚フォンデュの具は生苺、マシュマロ、そして苺バウムクーヘンってのがぐー!決してギョウザやシューマイでやらないように。 他にススメて良いのがアイスもの4種。特にストロベリージェラートの苺風味とアイスクリームの濃厚さは即効おかわりリピート。あとリンゴ果肉かみかみ・しょりしょり♪の食感が楽しめるリンゴのソルベも、よそ様ではちょっと無いレベル。因みに、ジェラート類にさっきのチョコファウンテンを垂らすと、冷えて瞬時に固まってパリパリおいしいでつよ。 あとタンクのレバーぐいっと押してジョーッて注げるオレンジ&グレープフルーツのフレッシュジュースなんすけど。これ単独だと酸っぱ過ぎるし、スイーツで一緒に頂くとますますキツい。でも、不思議にコーヒーと合うので、ジュースとかわるがわるすすって、味と香りを両方楽しむことが出来た。 もひとつ注目は、タイムサービスのようなタイミングで、ヒルトンのショップ売りケーキがブッフェボードに登場するということ。しかも1種類につき1コ限定で、ホールケーキや大皿ものの間に小皿に乗ってぽつん、ぽつんと出されるので、どれも早い者勝ち状態。これ名古屋観光ホテルのブッフェではショップ売りの提供はよくあるんだけど、ヒルトンでは今までやってなかったように思う。2品ゲットしたが、さすがに大きくて濃い目!げふー。 ダメダメだったのは[イチゴ入りなめらか豆乳プリン]で、配分間違えたの?っていうくらい、大豆臭くて豆腐きつくて、イチゴプリンどころではない。自家製ならではな失敗作ではあるが。 以前は腹立たしかった日数経過品や出来合いシートケーキの露呈が、今回見当たらなかった。値上げの際に姿勢を正したのだろうか。極端なハズレもなし。 尚、お口直しとしてシューマイ、ギョウザ、ポテトチップが有り。イヴニング部門ならコーヒー紅茶おかわりオーダー自由。補充はとても早いのも好感が持てた。 ところで電話予約の際に担当の人から時間制限90分のお願いを言い渡されるのだが、ヒルトン嫌いの筆者はこれをガン無視して数時間長居(※安くて良心的なお店では絶対やらないで下さい)、注意されても噛み付いてプチ騒動起こして一泡吹かせてやろうかとまで思っていたのだが、向こうもタイムオーバー対策は何もやっておらず、時間外お達しも注意喚起も一切なし。 結局こちらはみっちり4時間、ケーキとコーヒー飲み食い続けて過剰カフェイン摂取&高血糖でへべれけ状態で閉店間際までテーブルに突っ伏すこととなった。めでたしめでたし!? |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [8] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [7] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [9] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [8] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★−−−】飛び込み利用が2,300円とはやっぱり高い!割引クーポン予約必須だが、くつろぎ感は有り。 |
▲苺のチョコレートケーキ,ストロベリーチーズケーキ | ▲フレッシュジュース | ▲ストロベリークレープ,ストロベリータルト |
▲ストロベリーミルフィーユ(カスクリよりスポンジ主体なのが逆に新鮮),ストロベリーとバーブのフラン | ▲品名不詳(おっとぉ、ショップ売りケーキの登場だ!) | ▲チョコレートファウンテン(イチゴ&イチゴバウムクーヘン) |
▲イチゴ入りなめらか豆乳プリン(豆腐臭くてヘンな味になっちゃった) | ▲苺モンブラン,ストロベリーショートケーキ | ▲苺入りチョコレートケーキ,ストロベリーシフォンケーキ |
▲ストロベリー,抹茶,リンゴ,ストロベリースムージーのジェラート&ソルベ4種 | ▲シューマイ2種 | ▲ポテトチップ,トライフル |
……電池ケチってフラッシュoff撮影画像が汚くてすまんぬ。でもヒルトンをちょっと見直したので、近いうちに再訪リライト予定。 |
■名古屋市営地下鉄・伏見駅F番出口から出てそのまま直進、徒歩5分。名古屋ヒルトンホテル1Fレストラン「ザ・ギャラリー」で。入る場所は大通り側からでも正門からでもどちらでもOK。
【所在地】 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1丁目3番3号 名古屋ヒルトンホテル1F ザ・ギャラリー |
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【営業時間】 | 午前10時〜午後11時 |
【tel】 | 052-212-1111 |
【公式サイト】 | http://www.hilton.co.jp/ |
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▲これも合格点。四日市キャナリィロウの苺タルトといい勝負だよ | ▲オリジナリティー溢れるジェラート&ソルベコーナー。ちょっと溶け気味でボタボタよそいにくいのが難点。でもガッチガチに凍ってんのほじくるのも疲れるけどね |
▲絶品じゃないけど、終盤に頂くとまあまあ楽しめるギョーザ&シューマイコーナー。でもどうせなら桃まん・肉まんとか出して欲しいなあ | ▲ポテトチップ登場。結構よそってる人がいて、んじゃワタシも3枚ほど。ところで昔パルコのベルヘラルドはバイキングサービスでポリンキー出してたぞ |
▲WOW!苺のレアチーズケーキ・ワンホール♪但しそんなに濃厚ではなく、合格ラインギリギリといったところ | ▲やっぱザ・ギャラリーはこの吹き抜けラウンジの開放感がウリ。白人歌手のヴォーカルコンサートで雰囲気を出すが、拍手に気を遣っちゃうんだよね…… |