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| ▲始まる直前にパチリ。このグラススイーツコーナーのデザートはどれも楽しめる佳作揃いだったが、なくなったらちっとも補充されないのが悲しかった | ▲イルクオーレ入口付近。チャペルやガーデンも備えたブライダル施設。但しランチ・ディナー営業は行っていない |
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| ▲イルクオーレ看板。入口はこちらではないので回り込んでご入館を | ▲お口直しに人気のサンドイッチ。カサカサ防止で丁寧にラップでくるんであるから、いつ手にとってもふかふか。後ろの炊飯器ピラフや寸胴スープもまぁまぁ |
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| ▲始まる直前にパチリ。このグラススイーツコーナーのデザートはどれも楽しめる佳作揃いだったが、なくなったらちっとも補充されないのが悲しかった | ▲イルクオーレ入口付近。チャペルやガーデンも備えたブライダル施設。但しランチ・ディナー営業は行っていない |
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| ▲イルクオーレ看板。入口はこちらではないので回り込んでご入館を | ▲お口直しに人気のサンドイッチ。カサカサ防止で丁寧にラップでくるんであるから、いつ手にとってもふかふか。後ろの炊飯器ピラフや寸胴スープもまぁまぁ |
| 企画名 | スイーツフェア イル・クオーレ ティーパーティー |
|---|---|
| メインメニュー | ケーキ |
| ケーキのサイズ | 【小】 |
| お値段 | 2,000円 |
| 制限時間 | 開催時間いっぱい |
| 実施タイム | 指定日１日限定、定期開催／土曜日午後１時〜午後２時半 |
| ドリンク | 飲み放題！ |
| その他ルール | 予約制／全席禁煙 |
| 味 （ずばり、おいしいかどうか） | [８] | ●当サイト初登場！岐阜県瑞浪市のケーキバイキング。しかもブライダル系による結婚式シミュレート型のブッフェ企画で、不思議の国の結婚式にご招待…というご趣向だ。 パティシエさんの行進ダンスはあるわ、スタッフ扮するドレスアップ新郎新婦が登場するわ、トランプカードドローのゲームがあるわ。勿論フレッシュな実演スイーツも展開。 困った綻びはゼロではないものの、「ウチの式場はまだ立ち上げたばかり。都会のホテルにはかなわないかもしれないけど、社員一丸となって出来る限りみなさんに楽しんで貰おう！」という気概は、十分に感じられた１件。 前述のように瑞浪市は今回初のリストアップで、且つ筆者個人としても同市来訪は初めて。 くだんの式場《イル・クオーレ》まで駅から歩いて30分強。バスなどは無視して徒歩で制覇してみたが、駅前からしてカフェもベーカリーも何も無い鄙びた道ほどは、決して退屈しなかったというと正直ウソになる。 わーキレイな川辺〜！おぉっ渋いアーケードだ！……みたいな散策も、瑞浪市民の方には申し訳ないが期待しない方が良い。 さてイルクオーレが開催しているブッフェのフォーマットを。 シーズン毎開催のスイーツブッフェ・不思議の国のティーパーティーという趣旨で、公式ブログで開示される指定実施日１日限定の完全予約制。お一人様二千円、午後１時〜２時半まで。 入店時に案内されるのは結婚式場そのままのような、見知らぬ方との相席の円卓。そこへ女性スタッフさんが登場、ＭＣアナウンスにより華々しくスイーツパーティーが開幕。でもまだブッフェの品が殆ど出揃っていないけど？ そこへなんと、プラッターや大皿のスイーツをかかえたパティシエさんや従業員さんが、厨房から一列に並んでずら〜っと行進、ディズニーソングにまかせた軽やかなステップでケーキやサンドイッチを、ずんちゃずんちゃ♪とスウィングしながら運んできた……。 家族連れやカプ客にはいいが、お一人さまにとってはどうにもこうにも気恥ずかしい一幕。 いやまぁ、イベント様相の描写はここで一旦置いておくとして、ブッフェのラインナップを。 開幕時に先ず供されるのはゼリーやココットなどのヴェリーヌもの３種、マカロン３種、アントルメ（はっきり言ってシートカット）４種。一度にブッフェボード上でお目見えする品数は随分少ないが、中盤にはパティシエ実演提供があるし、後半にも品々の入替あり。 ライトミールはサンドイッチ２種、ピザ２種、えびピラフ、玉子としめじのスープ。 離れ小島にアイスドリンクバーが有り、ラインナップはI.C/I.T.、オレンジＪ、グレープＦＪ、アセロラＪ、ウーロン茶。ホットコーヒーと紅茶は反対側のバーカウンターで提供。 さて品々の中には非オリジナルの仕入品があったものの、目くじら立てるほどの低級品ではないのと、飾られたブルーベリーが上等だったこともあり、味の感想はまずまず。 かように多少業務用に頼ってはいたものの、厨房品である[ティラミス]、[桃のコンポートゼリー]、[アップルパイ]など、注視すべき佳作は随所に。 特に実演バーナーで提供される[クレームブリュレ]は、キャラメリゼを破ると和紅茶“雫”の香りがムンっと湧き上がる意欲作。カスタードの濃厚さもソレと大いに拮抗していて食べであり。 ここはお茶スイーツが強いようで、[新茶のシュークリーム]も期待を裏切らぬ逸品。甘さを抑え過ぎて先鋭な緑茶のお味が前面に出過ぎているが、お茶という素材のキレは絶品であった。 一方、しなかず少ないながら軽食もなかなかの出来。 [サンドイッチ]は表面の乾燥を防ぐべく一切れ一切れラップで包み、皆さまのお口に届くまでフカフカのまま。パクついて溢れるジューシートマトがハムやタマゴとせめぎ合い。デザートブッフェでこのボリュームのサンドイッチは嬉しい。 もうひとつ、[ピザ]がかなり美味しかった。少し冷えていたのが非常に残念だが、むっちり生地に生ハムとしめじ、フレッシュバジルにチーズ…と、具材の質も納得の領域。 但し、補充スタイルに問題有り。 １時５分、１時35分、１時50分……と補充スケージュールが案内メニューの文律でくっきり示されており、初めから決められた数だけしかその時刻にサーヴされない…という形式。つまり補充時刻を逃して品切れたら、もう食べられない！ よって、皆がお腹を空かせている前半戦では、ブッフェテーブルに新規品が供された途端、一堂わーっと殺到して、その後潮が引いたように干上がったブッフェにマカロン数個がぽつぽつと転がっている、そんな始末。 おかげで[和栗のモンブラン]を食べ逃してしまった。 満腹離脱者が目立ってくる後半、ようやく争奪が緩慢。極上アップルパイや緑茶シューをのんびりリピートして頂くことが出来たのは、開始から１時間後の２時を回ってからのこと。 キューブカットの業務用シートケーキがつかまされていく様は横目で静観していたものの、こんな供給様式が消費者にとって嬉しくないことは、言うまでもない話。 そんなこんなで空腹を満たしているうち、宴の参加者全員にカードが１枚ずつ配布される簡単なトランプゲームがスタート。その円卓でもっとも強いカードを引いた人のテーブルに、カクテルグラスが配置される。 そこへ、スタッフふんする不思議の国の新郎新婦のご登場！照明が落とされ、各円卓を回ってグラスにカクテルサーヴ、液体に反応してカラフルな発光がゆらぐ、ファンタジーなブライダル演出。 友達同士で訪れたシングル女子客は、花嫁の登場で確かに盛り上がってはいたが、場違いなバイキングマニアの一人客は円卓相席でブスッとする訳にはいかず、とりあえず愛想笑い……。 普段おひとり食べ放題はてんで平気な筆者も、今回はさすがに硬直気味。 もっとも、二千円のデザートブッフェとして十分個性のある演目ではあるし、同社ブライダルプランのアピールでもあるので、それぞれ本懐を遂げていると思う。 ただ、補充問題の解決はマストの課題。空いたお皿の撤去が滞り気味なのも気になった。 |
|---|---|---|
| 雰囲気 （入りやすい店か、落ち着いて食せるか） | [７] | |
| リベラル感 （実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか） | [６] | |
| 接客 （説明など不親切でないか、感じは悪くないか） | [７] | |
| 立地 （場所は便利かどうか） | [５] | |
| お得感 （質量共に料金以上の満足が得られるかどうか） | [８] | 総合【★★★−−】未婚の女性客への訴求性が高い、演出豊かなデザートブッフェ。 |
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| ▲プリン（表面は生クリーム）,グレープフルーツゼリー | ▲ティラミス（カスタード仕立てがめずらしく、なかなか美味しい）,グラハムタフィー,キャラメルマカロン | ▲緑茶マカロン,ショコラマカロン（各マカロンはレーズンや栗も入っててなかなか）,オペラ,ラズベリームース |
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| ▲桃ゼリー,空っぽの大皿からおこぼれベリーをかき集め | ▲サンドイッチ２種（ハムトマトとタマゴ＆ツナ）,チーズケーキ | ▲クレームブリュレ,ほうじ茶ジェラート和風パフェ（アイスそのものは十分楽しめるが数が少ない）,新茶のシュークリーム |
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| ▲焼き立てアップルパイ,グレープフルーツゼリー,新茶シューリピート！ | ▲ピザ２種（生ハムしめじとマルゲリータ） | ▲えびピラフ,不思議の国のきのこスープ |
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……ブライダル演出もいいけど的確な補充に心を砕いて欲しい。空いたお皿の片付けにももうちょっと気を配って。 |
| ▲生ハムしめじピザとハムトマトサンドをリピート | ▲終わりがけにアップルパイももう１度。後半は競合が無いのでごゆっくり |
■ＪＲ瑞浪駅から徒歩35分。駅出口ロータリー右手側に進み、右折。[瑞浪駅北]交差点を左折、川の橋を渡る。しばらく10分程直進、[上野町２]交差点を右折。そこからさらに20分直進、突き当りで左折、左手側。
| 【所在地】 | 〒509-6114 岐阜県瑞浪市西小田町４丁目46 |
|---|---|
| 【営業時間】 | 午前11時〜午後７時 |
| 【tel】 | 0594-22-1880 |
| 【関連サイト】 | 公式サイト |
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| ▲パティシエさんの実演コーナー。ブリュレのバーナーキャラメリゼ、緑茶シューへのポンプ、アイスパフェの盛り付け。どれもお味は秀逸。 | ▲ピッチャーグラスがカラフルなドリンクバー。残念ながらアイスコーヒーはどぎついエグみが出て台無し。せっかく既成品開けずに厨房で淹れてくれたのに |
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| ▲ブッフェ会場。レストラン営業はしていないため、概して見知らぬ人と相席の円卓に着くことに | ▲ぽつねーん。すっかり干上がったまま、予定時間まで補充が無いブッフェテーブル。中盤・後半で逸品創作スイーツの挽回があったからまだ許せるが |
