▲非常に賑やかになってきた豊田市駅東口から徒歩5分。古民家と蔵を改装したレクリエーション施設MAMATOKO内《蔵カフェ》。唯一無二の独特スイーツバイキングだ | ▲木の薫りもかぐわしいブッフェボード。米粉と抹茶中心のスイーツがずらり。 |
▲ブッフェボード写真その2。奥にはキッシュ、サラダ、野菜スープのライトミールも並ぶ | ▲ブッフェボード写真その3。米粉スイーツは歯ごたえと食感が逞しい。タルトもスポンジも、食べでずっっっしり |
企画名 | 1日限定農家のスイーツ&野菜バイキング |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【極小】〜【中】 |
お値段 | 2,500円(税サ込) |
制限時間 | 1時間/入替制 |
実施タイム | 年に一度程度の恒例イベント/2017年5月29日(月)/@17:30〜 A19:30〜 |
ドリンク | 1杯のみ |
その他ルール | 予約制/全席禁煙/前払い制/米粉の苺ショートケーキはお一人様1個まで ※ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [6] | ●グランパス本拠地豊田スタジアム、商業施設コモスクエア、更にシネコン建設などで急激な再開発が進む名鉄[豊田市]駅東側出口から徒歩5分。 古民家の蔵を改装したナチュラルカフェ《ころも農園 蔵カフェ》で“1日限定 農家のスイーツ&野菜バイキング”が1年ぶりに開催。 今回は平日月曜ディナータイム開催の、5時半と7時半の2部入れ替え制。 料金前払い制で2,500円。1時間制、ソフトドリンク1杯つき。但し例外的にトマトジュース飲み放題有り。 尚早く到着し過ぎても5時半までティータイムクローズの為、入店不可。 向かいの桜城跡の石垣を眺めながら、蔵の前で待機しよう。 ― 食べ放題商品 Line Up ―【アントルメ】タルト2種,ショートケーキ2種,シフォンケーキ2種,ロールケーキ,チーズケーキ,ガトーショコラ,ぷちパンケーキ……等々、11種程。 苺ショートケーキはお一人様1品まで、という縛り有り。 【焼き菓子】 クッキー4種,パウンドもの2種,抹茶スコーン……の7種程。 アントルメと焼き菓子の間あたりに生クリームトッピング設置有り。 【ヴェリーヌ・ココットもの】 ゼリー,プリン,パンナコッタ,苺ヨーグルト,わらび餅,ジェラート2種……などなど7種程。 尚ジェラート類は1階まで降りて行ってその場でオーダーする仕組み。 【ライトミール】 キッシュ2種,スープ,サラダなど。 【トマトジュース】 赤・黄色の2種類。 絞り立てトマトJが飲み放題…という同店ならではのバイキングメニュー。 ― 今回はコレが美味しかった! ―供されるスイーツはどれもひたすら米粉、米粉、米粉。それに西尾産の抹茶・抹茶・抹茶がひたすら急追をかけ、更に農園直輸入の新鮮苺がふりそそぐという。改造古民家の尚古な雰囲気もあって個性的で独特な味わいのラインナップ。押し寄せるような農家スイーツの連綿に心がはやらされた。 その中で最も印象が残ったのが[抹茶チーズタルト]。ガブっと歯形が残るほどチーズ本体の質感がずっしり。下地のクッキー食感の元気さもあって随分な食べでと印象を残す。 手に取る前から既に壊れそうな手作り外見だった[苺のレアチーズ]だが、いざ頂いてみるとミルキー且つクリームチーズの味わいが非常にバイタリティ。苺の甘酸っぱさも若々しい。 最初紅茶のゼリーかと思った[しそゼリー]。青々とした苦みがとても爽やか。インパクトのあるハーブゼリーと言った趣き。 オーダー制となっているジェラート2種は注文必須。 [苺バニラアイス]はミルキィだし苺ピューレは瑞々しくて愛らしいし期待通りなのだが、殊に[苺シャーベット]は圧巻。本当に苺の甘酸っぱさだけで勢いのまま最速でジェラートに仕上げて押し切ったような完成度。思わず一気飲みして頭がクラクラ。これらも面白い出来だった。 よくぞこの規模・このカフェでスイーツバイキングを開催して下さった!……と瞠目するばかり。 古民家の蔵を強引に改造した構造だけあって、巨大な柱がフロア中央を貫き、席の配置も狭隘でキツキツ。 しかも店側はブッフェのオペレーションにまだ不慣れのようで、トングも無ければサーバーナイフも無い!? 普通のフォーク&ナイフしかブッフェ台になくて、皆が盛り付けに大苦戦!? トマトジュース用アイスペールを中盤まで出し忘れ!? Ice珈琲用のフレッシュ/ガムシロ付け忘れ!? ……等々、ぎこちなさは随所に多々。 しかしそれらの綻びも致し方なく、むしろバイキングを全く前提としていない、むしろ不向きなくらいの通好みナチュラルカフェで、よくぞここまで多岐にわたる自家製スイーツメニューを息絶え絶えの如く用意してくれた……と、お店側ギリギリの踏ん張りと奮闘が大いに伝わってきた一件。 パンケーキや苺ショートなど米粉で作るのには無理がある品々はあったものの、パティスリーやホテルのケーキバイキングとは全く趣が異なる、一農園ファミリーのホームバイキングへ特別にお邪魔させて頂いた。そんな個性と創作が楽しめる、殊勝なお店であった。 ただ正直、激せま店ブッフェのような印象は拭えず、のんびり寛ぎたい方には不向きかも知れない。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [3] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [5] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [7] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [8] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [3] | 総合【★★−−−】お味に起伏がある手作りスイーツバイキング。但しお手頃価格に非ず。 |
▲しそゼリー,蜂蜜プリン | ▲わらび餅(手作り過ぎて独特のお味),チョコレートタルト,抹茶チーズタルト | ▲米粉のショートケーキ(トングが無いせいもあってボロボロに崩壊してしまった) |
▲プリン,米粉のパンケーキ | ▲米粉のシフォンケーキ,米粉のブラマンジェ(米粉の触感は勿論黒胡麻テイストもいい) | ▲ジェラート2種,米粉のクッキー |
▲絞り立てトマトジュース黄,赤(濃くてフレッシュ!トマJ好きの方は是非) | ▲抹茶フレーズ(ショートケーキより美味しかった),苺のレアチーズケーキ | ▲小倉と抹茶のケーキ,米粉ロールケーキ,米粉スコーン+小倉 |
▲クラシックショコラ(これも淡さに品があって美味しかった),いちごヨーグルト | ▲ほうれん草キッシュ,ミートキッシュ(冷めていたのが惜しい。でもフィリングずっしり) | ▲野菜スープ,サラダ |
■名鉄[豊田市]駅東出口から徒歩5分。
【所在地】 | 〒471-0029 愛知県豊田市桜町2丁目56 ころも農園 蔵カフェ |
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【営業時間】 | 午前10時〜午後10時/ティータイムクローズ午後3時〜5時半 |
【tel】 | 0565−41−8510 |
【関連サイト】 | 公式サイト 食べログ |
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▲尚古な蔵の中で歴史ロマンに思いを馳せながら……と言いたいところだが、スペースキツキツな1時間制限のバイキングで汲々としてしまい、なかなか寛ぐのは難しかった | ▲ブッフェボード写真その4。米粉の抹茶ロールケーキ、クラシックショコラが美味しかった。苺ヨーグルトは蜂蜜入り。 |