▲ブッフェテーブルのスペースは小さいが、品格良く飾られてていて安っぽくは無い。 | ▲海と山に挟まれ、ラグーナ蒲郡の本館とも離れた位置にぽつんと位置するラグンブルー。周りにひとけが少ない。 |
企画名 | ケーキバイキング |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【小】 |
お値段 | 1,260円 |
制限時間 | なし |
実施タイム | |
ドリンク | コーヒー紅茶Hot/Ice飲み放題! |
その他ルール | いつもガラガラでもバイキング客は3時前入店不可、4時半以降着席不可 |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [7] | ●複合娯楽施設の《ラグーナ蒲郡》の場所は良かった。当サイトの本拠地名古屋からの立地条件は遠いけれど、海沿いの波止場からはいい潮風が吹いてるし、三河大塚駅の背には低い山の裾野がそびえている。気候がよければ観光気分が盛り上がるような、なかなか気持ちの良い場所だった。 しかし驚いたのがレストラン《ラグンブルー》の接客態度の傲慢さ。時間に制限のあるケーキバイキングに遅れないよう、客側が慎重を期して家を早めに発ってラグンブルーに到着すると、勝手な店側の思わぬ冷遇処置が待っている。『もうランチは終わりました!は?ケーキバイキング?バイキングは3時からです!今は2時です!3時から来て下さい!』と来店者に向かって一方的にけんもほろろ。中で待てないのかと聞いても取り付く島もなし。店の中は閑古鳥でガラガラ、何を理由に拒むのか意図不明。外に追い出されてみて周辺の景色はいいものの、ベンチが数基あるくらいで、あとはひとけも何もないところ。 おまえらちょっと訊くがな。客のために店があるのかそれとも店のために客があるのか。レストってのは飲食も兼ねた休息場としての役割もあるのに、ケーキバイキングの3時開始に対して2時過ぎ来訪したからと言って、バイキングは3時からだ、今は2時だ、だから3時になってから来い、と客を門前で追い払うレストランがあるか!もし大雨や豪雪の日でも、到着時間の早い客には同じ横暴をしでかす気なのかねこの店は。 しかも実際に入店してみると、私を含めて2組しか客が居ない閑古鳥の店内はしんと静まり返り……というか、音楽もなければ従業員の声も活気もなく、あまりの静かさにゴーッという空調機械音ばかりが店内の空気を満たしているという異様な雰囲気。対応する店員のオサーンもチャンネーもバイトくんも、オーダー時にはボソボソと隠滅にしか口をきかず、フリードリンクであるコーヒーも無言で置いていくありさま。客がいるってのに別のテーブルでは業者同志打ち合わせみたいなことしてるし。おまけにバイキング終了の4時半にはとっとと出て行って欲しい、みたいなことまでまーた言ってきたしな。 表層的には品格あるレストランを気取ってはいるけれど、実際は行楽地飲食店特有の横柄さと平日閑散による倦怠で、なげやりな惰性感が従業員の態度からにじみ出ている失敬な店で、客であるこっちはとても鼻持ちならない。おそらく併設の結婚式場の関係で、副産的に焼かれるケーキをバイキングに流用することで今回のブッフェを営んでいるのだろうが、そんな結婚式場にしろレストランにしろ、こんなとこ絶対に利用しない方がいいね。こいつら客を客と思ってないんだから。食事もブライダルも、利用者はろくなトリートメントは受けられないだろう。 しかし、ブッフェのケーキの味が良ければ、悔しくとも誉めてしまうのがウチのサイトの宿命なのよね。そう、おいしかったのよバイキングは。 お値段は1,260円での取り放題ブッフェスタイル。但しフリードリンクのコーヒー紅茶Hot/Iceはオーダー式。 ブッフェテーブルでのケーキたちは可憐に装飾されていて、見た目にも品格がある。品揃えはムース、ブランマンジェ、プリンなど、ホテル・ブライダル系でよくある固めるデザートものが中心。チーズものやショートケーキ類が無いのは不満だが味のクオリティは悪くない。 特に、味は濃いのに甘さを控え、その分たっぷりのマンゴーとキウイと生クリームで味のバランスうまく整えてワンホールでどーんと用意した[カスタードプディング]は実においしくて、おかわりがとても良く進む。もう一組おられた女性客も多く取ってみえたようで、ワタシは終わり間際、残り少なくなったプリンの大皿から音を立ててかきあつめて空にしてまで平らげさせて頂いた。 以後も品名のプレートが無かったので勝手に命名するが、[イチゴのムース]、[オレンジとグレープフルーツのムース]、[ブランマンジェ]、[パッションフルーツのムース]、[ヨーグルトのムース]とムース系ばかりが続くが、苺,木苺,ブルーベリー,オレンジ,キウイとそれぞれ異なった果物の采配で味の緩急がつけられているので、続けて食べても飽きることがなかった。 表面のスポンジが乾燥しかけていて風味が落ちかけていた[チョコレートクリームのケーキ]は残念だったが、概ねパティシエの腕前は確かなようである。但し缶詰系の[フルーツポンチ]はただの手抜き。コーヒーの味に個性や魅力はなし。 どんなにブッフェがおいしくとも、前述のように、客商売の基本を忘れてすっかり弛んでしまっている従業員接客の怠慢さ、お客本位ではなく店の都合本位の営業態度の悪逆さが、美味なスイーツの品々を全て台無しにしているからやるせない話である。ともあれ、こっちもたまたま18きっぷの残りで名古屋から遠出してきただけなんだから、こんな店今後どうなろうと、もうどうでもいいや。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [9] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [2] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [2] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [6] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★−−−】味はいいが店員たちの客を客と思わぬ傲慢な態度は不快。やる気あんのか。 |
▲品名不詳(スイートポテトのタルト,フルーツケーキ) | ▲品名不詳(カスタードプディング,ガトーショコラ) | ▲品名不詳(パッションフルーツのムース+チョコスポンジ,ブランマンジェ) |
▲品名不詳(イチゴのムース,チョコレートクリームのケーキ) | ▲品名不詳(ヨーグルトのムース,オレンジとグレープフルーツのムース) | ▲品名不詳(シャルロット,フルーツポンチ) |
……全12種。ムース中心のブッフェスタイルはホテル・式場系バイキングの雰囲気。ショートケーキやチーズものがないのは不満。 |
■JR三河大塚から徒歩15分。駅出口からそのまま直進、ガード下や交差点など抜けてひたすら直進。カーブを越えたあたりにレストラン等は左折、というような看板が見えてくるのでそれに従ってゆけばよい。三河大塚駅や蒲郡駅から有料直通バスが出ているが、徒歩による道のりは単純なので三河大塚駅からは歩いた方がいい。お店自体はあまりおすすめではないが……。
【所在地】 | 〒443-0014 愛知県蒲郡市海陽町2−8 レストラン グランブルー |
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【営業時間】 | 午前11時半〜午後9時 |
【tel】 | 0533-58-2880 |
【関連サイト】 | ラグーナ蒲郡公式サイト |
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▲ボートがいくつも停泊している波止場の海景色は最高で、店内の明るい雰囲気もいいのだが、あまりにも閑古鳥が鳴き過ぎていて、なんだか落ち着かない。 | ▲で、客も居ないのでブッフェのケーキは補充・入替がなく、数も品目も少なめ。あと数組多く客入りがあったら足りなくなりそうである。 |