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| ▲いいねいいね、なんか昭和リゾートちっくな香りが。卓球台やテーブル筐体とか置くボロいゲームコーナーとかありそう（実際にはない） | ▲てなわけでデザートブッフェスタート。パリブレストやミルクレープ、クロカンブッシュがお出迎え。地味だがどれも質実的にきちんとしている |
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| ▲一口サイズのタルトレットはどれも良質。一方フィナンシェやマカロンなどグラスに入った焼き菓子がなぜか子供客に人気だった | ▲駐車場が異様に広いホテル敷地内で、本館を正面からパチリ。 |
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| ▲上の写真の反対側から撮ったショット。双方向から盛れる利便な配置。大皿ティラミスと大皿プディング、両方とも美味しかった | ▲ドリンクバーについてなんだけど、お味はともかくサーバータンク放出口の調子が悪く、ぶばーと飛び出して付近がジュースびたしになっていた |
| 企画名 | ファミリースイーツバイキングＳＵＭＭＥＲフェスタ |
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| メインメニュー | ケーキ／和菓子／果物／ライトミール／アイスクリーム |
| ケーキのサイズ | 【極小】〜【小】 |
| お値段 | 2,000円／予約者1,800円 |
| 制限時間 | 90分 |
| 実施タイム | 毎年夏休みシーズン１週間〜２週間／2013年７月25,26,27,29,30,31日、８月２,３,４日の午後１時半〜３時半 |
| ドリンク | 飲み放題！ |
| その他ルール | 全席禁煙 ※ようつべに動画あるよ！⇒ＧＯ！ |
| 味 （ずばり、おいしいかどうか） | [７] | ●実は犬山市にはビックリする程バイキングの店がない！ 最近どうにか《ヴォーノイタリア犬山店》が郊外に出店されたぐらいで、ピアゴ,アピタ,イオンモールすら建たず、古びたヨーカドーがかろうじて駅前を支える同市界隈では、本当にブッフェレストランが見当たらない。太陽のカフェもニーニャニーニョも撤退している。 その代わりテーマパークや観光ホテル内で運営されているブッフェの存在が際立つものの、《名鉄犬山ホテル／ライン》のランチバイキングは2,730円という気軽には利用しにくい料金だし、洋菓子テーマパーク《お菓子の城》はかようにネット上のいい笑いのネタにされてしまう始末。 因みに犬山は愛知県の38市人口密度ランキングではケツから数えて８番目。風情のある城下町として桜や紅葉期の観光なら魅惑的だが、食べ放題散策では大苦戦。 どうした犬山。これでは尾張の小京都という冠が泣くぞ？わん丸くんも泣くぞ？ そんな野暮なイメージを払拭すべく、今回赴いたのは前述のリゾートホテル《名鉄犬山ホテル》限定開催“ファミリースイーツバイキングＳＵＭＭＥＲフェスタ”。 期待通り、なかなか頑張ったおもてなしを尽くしてくれていたので、ここにリポートさせて頂く。 くだんのスイーツバイキングの日程は2013年７月25,26,27,29,30,31日、８月２,３,４日の午後１時半〜３時半。料金二千円。事前予約者は1,800円に割引。前回実施と比べても値上げ無し。 ブッフェ会場は１Ｆのバイキングレストランではなく、６Ｆ宴会場に特設。木曽川と山あいの一面の景観が望める大ラウンジだ。 混雑を避けるべく平日の来館を選んだにもかかわらず、ブッフェ開始前に会場はすでに家族連れで大賑わい。飛び込み客がキャンセル待ちになるような満員御礼ぶりである。 会場中央に長机同士をくっつけて設けられたブッフェボードには、この日のためにしこまれたケーキたちがずらり。大皿アントルメ、プチタルト、ココット、ヴェリーヌ、果物コンポート、和菓子、焼き菓子、カットフルーツ、デニッシュ、チョコレートファウンテン……などなど、細かな具材や味違いも含めると40種に届く。 ライトミールはサンドイッチ、ピザトースト、カレー、あとがけミートソースパスタ……と適度に抑えたラインナップ。 ドリンクバーはもっと小規模で、Iceはサーバータンクによるアイスコーヒー、オレンジＪ、アップルＪ、ウーロン茶の４種のみ。 Hotはドリップポットのコーヒーと紅茶パック３種。ただし濃い目に淹れたアイスコーヒーのお味はよろしかった。尚アイスクリームコーナーはドリンクバーお隣の冷凍ＢＯＸ。 さてさておしながきを一通り頂いてみて、宴会場特設型デザートブッフェとしてまずは水準超えの出来栄えだとお伝えしたい。 極度の傑出もないがハズレもなし。どれをつまんでも安心して頂くことの出来る、ホテルメイドのオリジナル良品が出揃っている。 例えば[ほうじ茶風味のティラミス]はリキュールもエスプレッソもマスカルポーネもココアもどれも出過ぎてなくて、総括でほんのり幽かなお茶の香りがついてくる。ほら、キツいティラミスってなんかひとつ出しゃばってるじゃない。だからこうしました…って感じ。 一見地味な３種の[タルトレット]は、旬の桃ムース、マロンクリーム、イチジクトッピング…と丁寧な厨房品。一口サイズなので、胃の大きくない消費者でも多彩な味を堪能。 メレンゲが多めに入った[ブラウニー]の食感が面白かった。チョコ味の厚ぼったさが来るかと思ったらサクっと柔らかて、たちまちほどけていくような感じ。見た目ではわからないのでこの味は意表を突かれる。ナッツもたっぷりよ。 [ミルクレープ]は若干スポンジによるかさ上げはあるが、クレープ１枚１枚はしっかり焼かれて弾力むっちり。 [クレームブリュレ]はブリュレ通念的な美味しさのみならず、少しオイリーな食感とハーブの香りづけが珍しい。 [国産苺のショートケーキ]は生クリームの少なさが味のインパクトを後退させ、小さくカットし過ぎた苺も好印象にならなかったが、代わりにブルーベリー粒の新鮮さが際立った。 和菓子部門はなんといっても[わらびもち]。まぶされたお抹茶の色と香り、清新な苦味がすがすがしい。わらびもち本体は意外とフツーだったりするが。 ライトミールは[ピザトースト]が大穴的においしかった。色違いパプリカとオニオン、チーズもたっぷりで意外なリピート品。タマゴとポテトの[カクテルサンドイッチ]も具がしっかりしててなかなか宜しかった。 実は一番のオススメは４種のアイスクリーム。透明プラカップ入り味違い４品が冷凍庫内に積まれているという、何の容色も飾らない凡庸な供し方なのだが、トマトソルベ、フロマージュブラン、ピスタチオ、ピニャコラーダ…という個性豊かなラインナップ。 特にミルキー且つチーズクリーミーな[フロマージュブラン]は一頭地。味の品質に気付いて時間後半に慌てておかわりを取りに行ったがコレだけ品切れ（皆考えるこたぁ同じだ）。それでも他のアイスのリピートが進んだ。 派手な演出や洗練された大作はなかったが、ブッフェのスケール感や品数、相場的なクオリティを鑑みて、予約価格1,800円はそれなりのお値段で満足度もまずまず。余計なミールや実演を控えたのも正解。 都ホテルのようなツキイチ実施と違ってしょっちゅうは来れないが、毎年夏のお楽しみとして、近隣の方にとってはなかなか嬉しい催しだと言える。 ただ難点は、家族連れ・幼児客のやかましい煩わしさ。 飲食の場だというのに絨毯の上を組になってバタバタ走り回る小学生男子一行にはハラワタ煮えくり返るし、特にチョコレートファウンテンに野放し幼児集団なんて、不潔な迷惑フラグも甚だしい。 しかしリゾート地で営むホテル側にとって家族連れは重要なパブリシティ先であり軸になる客層なので、これだけはどうしようもないだろう。 |
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| 雰囲気 （入りやすい店か、落ち着いて食せるか） | [７] | |
| リベラル感 （実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか） | [７] | |
| 接客 （説明など不親切でないか、感じは悪くないか） | [８] | |
| 立地 （場所は便利かどうか） | [７] | |
| お得感 （質量共に料金以上の満足が得られるかどうか） | [７] | 総合【★★★−−】派手さはないが、味も補充も安定した宴会場型ホテルブッフェ。 |
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| ▲タルトレット各種（地味だけど全部ンマいぞ） | ▲クロカンブッシュ（チョコとラズベリー味）,ブラウニー,ミルクレープ | ▲西抹茶のムース（固い！）,お米のババロア（米食感を堪能）,タピオカココナツ（期待通り） |
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| ▲クレームブリュレ,マンゴーフラン（ん？フランってこういうのだっけ？）,パリブレスト（生バナナは疑問） | ▲りんごとカボチャのタルティーヌ（スイートピザ）,抹茶ロール（普通…）,ほうじ茶風味のティラミス | ▲スイカとメロンのジュレ,パンプディング（バニラ香る甘さと玉子のコクがよろしい）,国産苺のショートケーキ |
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| ▲くずきり（固っ）,国産苺のショートケーキ,ゴルゴンゾーラフロマージュ（スフレなのにまろやかクリーミー！） | ▲オペラ（まったりコーヒー味）,栗きんとん,わらびもち,白玉あずき（アイスにかければ良かったね） | ▲トマトソルベ（本当にトマトの味…）,フロマージュブランアイスクリーム,パイナップル,スイカ |
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| ▲フルーツコンポート桃（缶詰じゃなくて旬の桃）,ピニャコラーダアイス,ピスタチオアイス（アイスは全部美味しい） | ▲ミートソースパスタ,カレー（ポーク肉たっぷり） | ▲カクテルサンド,ピザトースト |
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……見栄えは飾らず地味なケーキばかりだが、お味は成熟した大人の落ち着きを感じるラインナップ。 | |
| ▲フルーツカクテルパイナップル,かぼちゃの羊羹（予想よりソフトリィで美味しかった）,マンゴープリン | ||
■名鉄[犬山遊園]駅より徒歩５分だが、やはり終着停車の名鉄[犬山]駅利用の方が便利（徒歩10分）。北改札口西側出口から大通りを直進、[犬山駅西]交差点を右折。川を越えてすぐの[藪下]交差点左折。あとは、川に沿った遊歩道を歩いていけばよい。同ホテル案内看板に従って右折して、左手側。
| 【所在地】 | 〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券107−１ 名鉄犬山ホテル |
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| 【営業時間】 | ― |
| 【tel】 | 0568-61-2211 |
| 【関連サイト】 | ホテル公式サイト 楽天トラベル
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| ▲こういう景観の良い宴会場でデザートブッフェできるのも、リゾートホテルの催し物ならでは。当日は平日ながら満席 | ▲銀の飾台が美しい和菓子コーナー。オススメは羊羹とわらびもち |
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| ▲ミール部門のあとがけミートソースパスタ。個性が無くてちょっとさみしい感じ。お味も普通 | ▲きちんと作ったサンドイッチは合格点。トマトもきゅうりもフィリングしっかりのタマゴサンドとか |
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| ▲こちら１Ｆのバイキングレストラン《ライン》。毎日食べ放題実施。でも昼2,730円、夜3,990とは冗談キツイ。ヴォーノイタリア行くべ | ▲果物はすいかやパイナップルの他、ハーブで香りづけしたコンポートも有り。桃がおいしかった |
