▲こちら左がワッフルバイキングメニュー盤。右はケータイ会員募集の告知盤。オンラインクーポンもあるそうよ | ▲古民家とか材木問屋とか墓石屋が軒並み続く新城駅の界隈で、ぽつんと建つピアゴの恩恵にすがるような立地のイタリアンレストランレリーフ。 |
▲店内のようす。飲食店最低限の清潔感は保てているが、庭の手入れや随所の清掃まで手がまわりきれていない印象を受けた | ▲こちらお昼にも開放されているデザートバー。別にそれ以上のコメントは無いわね |
企画名 | ケーキ、焼き立てワッフルバイキング |
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メインメニュー | ケーキ/ワッフル/アイスクリーム |
ケーキのサイズ | 【小】〜【大】 |
お値段 | 1,080円 |
制限時間 | 90分 |
実施タイム | ※2013年末で豊川へ移転 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 全席禁煙/食べ残し買取ペナルティ有り |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [5] | ●わーい、ついにケーキバイキングリポートも新城市に上陸だ! ………って、新城市ってどこだっけ???豊橋は勿論、豊川や田原なら候補の店があってチェック入れてたんだけど。あの辺だっけ?と思ってグーグルマップであらためて確認。 豊橋からJR飯田線で、豊川からさらにもっと深く走ったところ。これまで縁が無かった場所なので土地勘がうまく働かない。 で、18きっぷ消化旅行に丁度良い…とばかりに名古屋から1時間半かけてJR新城駅に降り立ったものの、市名の駅前なのに繁華街や商店街はない。三歩あるけばすぐに駅の人気は途切れ、戦前来の日本家屋や古びた町工場ののどかな街並みが続く。 さらに歩き続けても、ワンルームや1Kのアパートはひと棟も見当たらない。軒を連ねるのは古民家や酒蔵、色あせた演歌歌手のポスターを貼るレコードショップや個人営業の化粧品店、昭和の冷蔵アイスクリームケースを現役で稼動させる食料品店も。 そんな一方で車の往来は盛んで、歩道の反対側に渡るのにもタイミングがなかなかつかめないという町柄。 あえて調べてないけど、家々の玄関に焼けて炭化した木片と石がぽつぽつと置かれている。何軒も何軒も。地元のお祭りか神事? そんな光景に目を白黒させながら目的地目指して歩いてたら、突然山を背にしたピアゴやパチンコ店がバーンと見えてくる。むしろこの町ではその光景の方がシュール。 《レリーフ》はそのピアゴ新城店のはすむかい、新城郵便局の裏っかわ。ピアゴの求心にすがるように立地しているイタリアンバイキングレストランである。 同店舗は普段、パスタのワンディッシュオーダーでサラダバーやらお惣菜やらドリンクバーやデザートバーを提供するハーフバイキングスタイルのお店。 筆者が訪れた時間帯はすでにランチ終了間近で寂しい配膳だったため真贋は量りかねるが、ネット上でのランチの評価は可もなく不可もなく、それなりの評判のよう。 同店くだんのケーキバイキングは“ケーキ、焼き立てワッフル食べ放題”と銘打つ特別メニュー。 以前は土日2時〜6時実施だったが、現在では予約制で毎日実施2時〜6時というフォーマットに整えられている。制限時間90分、お値段1,080円。 バイキング御品書きの編成は、まずお昼通常ハーフバイキングにおけるデザートバーそのまんま開放と、アイスクリームBOX、ケーキバイキングのために開けられる冷蔵ケーキバー、オーダー制のワッフル4種類、そしてお口直しフライドポテト1皿のテーブルサーヴ。 因みにポテトは丁度よい頃合を見て席まで自然と供される。 ケーキの品質に関して忌憚無く申し上げると、残念ながら、2箇所に分けられた冷蔵ケース内に投げられた安物の切り出しシートケーキ一群相手では、食指は全く動かなかった。 解凍されてから結構時間も経っている様で、顔を近づけるとよく判る、表面が大いにゴワつくガビガビ感は、否応無しに消費者の食欲をそぐ。 もしこの中で手に取るとしたら、即席とはいえ一応厨房で溶いてくれたゼリーとムース系。 2種しかないアイスクリームも、ドリンクバーのシロップや果物で多少アレンジ効かせればどうにか頂ける。 新城まで来てあまりにさもしいラインナップだが落胆するのはまだ早い、頼みの綱の焼き立てオーダーワッフル食べ放題がある!と大いに期待したが、出てきたワッフルは、味も食感もくすんだ、業務用冷凍品を加熱しただけのもの。 [フルーツワッフル]はミックスベリーやホイップが、[チョコバナナワッフル]にはチョコシロップが、[小倉抹茶ワッフル]には抹茶ソースと小倉がトッピングされているが、ソースもシロップもミックスベリーもホイップクリームも、全部出来合い。しかもいちばんの安物。味も個性も主張も創造も、何一つ皆無の品々ばかり。 但し、これらオーダーワッフルの盛り付けだけはいっぱしに小奇麗なので、味はなくとも、気分だけはそれなりに豪華な居心地に浸れる……かも知れない。 これがもし、地元バイキングレストランで平日アイドルタイム680円とかでいつもやってたなら利用価値はあるのだが。 疲れた時にふらりと入って、安かろう悪かろうな甘いものパクついたり、喉を潤したり、アイスで涼んだりして悪くないだろう。 しかし、18きっぷで遠方から降り立った旅行者にとってみれば冗談キツい一件。わざわざрオた予約制だもの。 ブッフェボードと冷蔵ケース、ドリンクバーの清掃は決して怠ってはいなかったが、窓や衝立、庭、洗面台などの細部までは手入れが行き届いていないのも気になった。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [5] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [6] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [6] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [6] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★−−−】地元の方なら★★★。毎日実施のお安さだけは評価。 |
▲バニラアイス+メロンシャーベット+冷凍ライチ+パイナップル+バニラシロップ(暑かったのでまぁまぁ楽しめた) | ▲フルーツワッフル(ワッフルも果物も冷凍と缶詰が中心。マジで味らしい味がしない) | ▲品名不詳(桃のムース,レアチーズ,スフレチーズ)別にどうでもいいわ |
▲品名不詳(黒ごまのムース,ミルクレープロール,洋ナシのタルト)特に言うことないわ | ▲小倉抹茶ワッフル(ワッフルが致命的にスカスカのくすくすなんで、何乗せても救済不能) | ▲品名不詳(ティラミス,マスカットゼリー)ティラミスは期待したんだけど、コレもちょっとねぇ… |
▲品名不詳(フライドポテト,チョコバナナワッフル) | ▲品名不詳(ぶどうゼリー,オレンジゼリー) | ▲品名不詳(苺ムース,オレンジモンブラン)意外とこの2品はマシだったりする |
……新城市唯一のケーキバイキング。値段も低廉。そこしか褒めれるトコがない。 |
■JR新城駅から徒歩10分。駅正門から出てらすぐ左折。しばらく直進し、比較的大通りの交差点(信号無し)に出たら左折。踏み切りを渡ってすぐ右手側にあるのがピアゴだが、テナントなどに食べ放題店の収穫は無いので無視。そのピアゴはす向かいに新城郵便局があるので、その裏手側に周る。第2ピアゴ駐車場に隣接してレリーフが位置。
【所在地】 | 愛知県新城市城北1丁目8−2 レリーフ |
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【営業時間】 | |
【tel】 | |
【関連サイト】 | 食べログ |
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▲こっちはケーキバイキング客専用特設冷蔵ケース。それ以上何も言うことないわ | ▲あっ忘れてた、そうそうドリンクバーは標準装備。炭酸ディスペ、コーヒーマシン、汲み置きポット6種、紅茶パック4種。各種フレーバーシロップもあり |