名東区/一社駅

rakuzen(旬楽膳名古屋地アミ店)

▲閑静な名東区の住宅地に建つ、名古屋唯一のカネスエ系列スーパー《旬楽膳》。入口入ってすぐの風除室の空間を強引にベーカリー即売スペースにしていて通りづらかった ▲オープン式冷蔵庫により品々がひんやりしているブッフェコーナー。大皿トライフルやホールケーキなど、立派な厨房品もあるよ!
▲スーパー付属のイートインカフェかと思ったら、いっぱしのレストラン並みのスペースを誇っていた。湯呑・日本茶・箸も用意、テーブルは半和装スタイル。 ▲ブッフェのドリンクは1杯のみだけど、その代わりスイーツともよく合う五穀茶が飲み放題で、テーブルに置かれたポットから好きなだけ嗜める

― DATA ―
企画名ケーキビュッフェ
メインメニューケーキ,和菓子,カットフルーツ
ケーキのサイズ【小】
お値段680円
制限時間なし
実施タイム毎日午後3時〜5時
※終了
ドリンク1杯のみ/五穀茶は飲み放題
その他ルール全席禁煙
ようつべに動画あるよ!⇒GO!
※各項目のポイントは10点満点で審査。総合★取りは5つが満点。
― JUDGE & COMMENTS ―

(ずばり、おいしいかどうか)
[6] ナチュラルフードストア《旬楽膳》とは、一宮市では有名なスーパー“カネスエ”の系列店。健康食品にこだわる生鮮店として、今のところ2店舗だけ展開中のようだ。
 そのストア内の自然食カフェ《rakuzen》にて、毎日実施のデザートビュッフェがスタートした!とのこと。早速近場の名古屋地アミ店に赴いてみることに。
 因みに本家カネスエは名古屋市内になぜか1軒もないのだけど、この旬楽膳は1店舗だけ、市内名東区地アミ交差点近くにぽつねーんと建っている。地アミといえば、トッピング式シフォンケーキバイキングの元祖《フレイバー本店》の目と鼻の先。

 さてこちらのデザートビュッフェの実施フォーマットは、毎日午後3時〜5時、料金680円(安っ!)、ワンドリンクつき、制限時間なし
 一瞬不自然な程の安さにたじろぎそうになるが、こちらのカフェではお昼も夜もお惣菜バイキング&別料金デザートビュッフェを恒久で執り行っており、そのシステムを流用することにより低価格でのスイーツ食べ放題を実現させている。パパゲーノやマンマミーアのカフェタイムバイキングと同じスタイルだ。

 さてそのデザートビュッフェのお品書きなのだが、包装を解いていない和菓子やクッキー,カットフルーツなど、料金相応で想定内の品も多かったものの、驚いたのは本格大皿厨房アントルメが、1品だけとはいえ、どーんとこしらえ、限定なく食べ放題解放されていること。
 [アップルシナモンケーキ]がまさにソレ。チョコレートスポンジ+ほんのりココアパウダー香る生クリーム、さらにトロトロにソテーされたリンゴ果肉からふわっとあがるシナモンの芳香がたまらない!
 この値段でコレほどのレベルのケーキの食べ放題は有り得ない!?と思わず序盤からリピートおかわりにエンジンがかかってしまったひとしな。

 そのアップルシナモンを筆者が全て平らげたあと、後釜補充としてこれまた大皿アントルメ[トライフル]が登場。
 スポンジ+バナナ+生クリームに削りチョコをふった厨房品。アップルシナモンほどではないが、ケーキらしい甘さとボリューム感が十分味わえる一品となっている。

 甘さ控えめ[パンプディング]はベーカリーの抹茶パンとタマゴと牛乳による、シンプルながらハンドメイド感がよく伺える良品で、フレイバーのプディングに決して負けていない。甘さが物足りなければホイップクリームを添えると重量感アップ。

 因みにその備え付けホイップクリームは、[ういろう][安倍川もち][あーもんどケーキ]のトッピングにも最適。
 やや水っぽい植物性の感はあるが、料金からすれば看過できる範囲。あまりくどくないのがいい。

 種類は多くないし、菓子折りの箱から出しただけのような品も多いのだが、ひとつふたつ目玉品のおもてなしがあるので杜撰さは感じられない。
 またフリードリンク制度はないものの、テーブルに置かれるポットから自由に注げる五穀茶が、意外とスイーツにうまく親和してくれる。

 エグみなく、香りもいいワンドリンクのアイスコーヒーも美味しかった。おしゃべり主婦軍団が数組いるにもかかわらず不思議と店内は静かに感じられ、窓からの温かな採光も気持ちいい。是非繰り返し通いたい。
雰囲気
(入りやすい店か、落ち着いて食せるか)
[8]
リベラル感
(実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか)
[9]
接客
(説明など不親切でないか、感じは悪くないか)
[7]
立地
(場所は便利かどうか)
[5]
お得感
(質量共に料金以上の満足が得られるかどうか)
[8]
総合【★★★★−】低廉スイーツ食べ放題店の穴場。激安毎日実施が強み。

当日の収穫!

▲イタリアンビスコッティ(甘さ控えめで食感カリカリ),アップルシナモンケーキ ▲和菓子(う〜ん悪くないけど…),アップルシナモンケーキ再び ▲あーもんどケーキ(しっとりパウンド),生姜のロールケーキ(生姜の香りキツいよ),アップルシナモンケキみたび
▲パンプディング,ビスコッティ+ホイップクリーム+パイナップル ▲和菓子,抹茶ういろう+ホイップ,あーもんどケーキ+ホイップ ▲4たびアップルシナモンケーキ,パンプディング+ホイップ
……食べ放題だけど大食いモードにならない、和洋折衷カフェの安らぎスイーツブッフェ。名東区らしい店だ。
▲カットオレンジ,トライフル

― みちあんない ―

■市営地下鉄一社駅@番出口より徒歩15分ほど。改札から出た方向を右折、しばらく10分程直進。[よもぎ台三]交差点もさらに直進、[よもぎ台]交差点で右折。さらに[地アミ]交差点を直進、左手側。または市営バス停[じあみ]から下車1分。

【所在地】〒465-0015
愛知県名古屋市名東区若葉台1402
旬楽膳内 rakuzen
【営業時間】午前10時〜午後8時
【tel】052-760-3071
【関連サイト】公式サイト 食べログ
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▲ランチタイム以外は静かなもんで、ティータイムの補充・回転はのんびりモード。どーぞケースをご自分で開けて好きなだけ盛ってお気に召すまま ▲んでこちらはお惣菜ブッフェの一部。ランチorディナーオーダーでフリー。最近朝9時オープンのご飯セット/パンセット付きモーニングバイキング680円も始めたそうな

(取材日:2011年12月17日)