中区/矢場町駅

太陽のカフェ 矢場町店

▲郊外チェーンとして評判高い太陽のカフェがようやく便利な都心部にオープン!早速矢場町・上前津での買い物帰りなどに重宝してはいる。けど…… ▲パフェバーの冷蔵内。自家製果肉入りストロベリーソース、ブルーベリーソースも加わり、極楽店よりパワーアップ。黒蜜、キャラメルシロップもオススメ!
― DATA ―
企画名フルーツパフェバー
メインメニューソフトクリーム、フルーツ
ケーキのサイズ
お値段819円
制限時間無し
実施タイム毎日営業時間内 ※'08年3月頃閉店
ドリンク別料金で1杯のみ
その他ルール分煙有り/お食事セットだと+451円/矢場町店では夜の前菜ビュッフェ中止
※各項目のポイントは10点満点で審査。総合★取りは5つが満点。
― JUDGE & COMMENTS ―

(ずばり、おいしいかどうか)
[6] ●単品だと819円、食事とのセットならでプラス+451円というお手ごろな価格でソフトクリーム&フルーツバーが楽しめる《太陽のカフェ》フランチャイズの矢場町店が'07年9月オープン!……したのはいいのだが、早速土のつく遺憾話が。
 既に同じような内容は同フランチャイズ極楽店でもルポ済みなので、今回は夕方頃訪れて、かのディナー前菜ビュッフェとのセット(1,029円)でリポートしようかな♪といそいそオーダーしたところ、

 “ディナービュッフェですか。あれは……もう辞めました”

 ………は???“前菜ディナービュッフェ”って今もしっかり代表的メニューとして、外の看板にもサイトにもしっかり堂々と出たままじゃない。なんつー無責任な!オープンから2ヶ月でもうさじ投げたんかい!
 この運営姿勢のいい加減さには多いに失望。矢場町店への信頼性を少なからず疑う失態となってしまった。極楽店を利用した際、とても香ばしくて美味しそうに湯気を立てているディナービュッフェを帰り際に目にしていただけに、残念である。

 一方、当サイトにとっての眼目である“フルーツパフェバー”についてであるが、パフェには必須の生クリームやスポンジケーキがトッピングメニューからが欠けていることは不満であるが、千円でお釣りの来る“ソフトクリームとフルーツの食べ放題”と受け取れば、なかなか楽しめるブッフェであることは十分認められる。

 セルフで絞れるソフトクリームは豆乳風味、とのこと。だが豆乳というよりミルクっ気がなかなか濃くて、尚且つ甘さ控えめで食べやすく、ソースやフルーツトッピングをあれこれ工夫すれば、繰り返し頂いてもなかなか厭きない。おいしい。
 ざっとトッピングメニューをあげると、シロップ・パウダー系はチョコレートシロップ、黒蜜、きなこ、抹茶パウダー。缶詰部門は寒天、みかん、フルーツポンチヨーグルトあえ。カットフルーツ部門はグレープフルーツ、ルビーフルーツ、チョコバナナ、キウイ、オレンジ、柿、パイナップル。他、コーンフレーク、白玉あずき

 各種トッピングについてだが、白玉あずきとチョコバナナがおすすめなのは極楽店と同じだが、他のメニュー選択肢のレベルは明らかにワンランクアップ!
 まず、極楽店ではカットしてそのまま出していた柑橘類が、ここではひとつひとつきちんと皮を削いでくれている。このひと手間のおかけでパフェのトッピングとして大分使えるようになったという感じ。
 しかし最たるかつ目はブルーベリーとストロベリーの自家製果肉入りソース。濃いし甘いし、素のソフトにちょいとかけると魔法の如くパフェスイーツへと生まれ変わる(かのマックサンデーに近い)。これはおかわりが進んだ!
 あと黒蜜もオススメ。ソフトには勿論、期待以上にフルーツ全て合うので、こちらも表面に大量がけしてはブッフェボードを往復し、至福の時を楽しんだ。

 そんなこんなでなんだかんだ楽しめたパフェバーだったのだが、前述の通り無責任な運営姿勢は今後もかなりの不安要素。星取りスコアがタイトなのはそのせい。
 ぶっちゃけ《太陽のカフェ》って、前菜ビュッフェのみならずセルフパフェも止めてしまったら、本当にありきたりなフツーのカフェに成り下ってしまうので、パフェバーだけは踏ん張って存続して頂きたい。

 因みに、HotPepperのクーポンで無料で頂けたアイスコーヒーのお味はかなりイケていた。量は少ないけど。
雰囲気
(入りやすい店か、落ち着いて食せるか)
[8]
リベラル感
(実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか)
[8]
接客
(説明など不親切でないか、感じは悪くないか)
[6]
立地
(場所は便利かどうか)
[9]
お得感
(質量共に料金以上の満足が得られるかどうか)
[7]
総合【★★−−−】良いお値段でのソフトとフルーツの食べ放題は有り難いが、信頼性などに疑問有り。

当日の収穫!

▲ソフトクリーム(とりあえずプレーンで頂いたが、なかなかえぇお味) ▲+キャラメルシロップ(既製品だが、このキャラメルシロップが黒蜜と並んで非常にポイントが高い!) ▲+黒蜜
▲+チョコバナナ+チョコソース ▲+白玉あずき+抹茶パウダー ▲+キウイ+オレンジ+ストロベリーソース
▲+柿+パイナップル+ブルーベリーソース ▲+缶詰みかん+寒天+ヨーグルトフルーツポンチ(ヨーグルトは缶詰ポンチと混ぜないでそのまま出して欲しいよね) ▲+グレープフルーツ+ルビーフルーツ+コーンフレーク+キャラメルソース
▲+チョコバナナ+白玉あずき+黒蜜 ▲+フレーク+ストロベリーソース ▲+ブルーベリーソース+キウイ
……冬でもイケてるソフトクリームセルフパフェ。でも早くもトラブってるこの店自体、次の夏までもつかしら……。

― みちあんない ―

■市営地下鉄矢場町駅C番出口出て直進、大通りの交差点[若宮大近大久屋]を右折(向こう側に渡っておくと良い)。矢場町交差点を過ぎて少し歩いて左手側。

【所在地】〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3丁目5−13
太陽のカフェ 矢場町店
【営業時間】午前10時〜午後11時
【tel】052-261-3338
【関連サイト】滑C帆 太陽のカフェ公式サイト
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▲ウッドテーブル等木目の暖色中心だった極楽店と異なり、こちらのカラーリングは白が基調。ただ、席によってはエアコンの風力が席に直撃するのでご留意を。 ▲ソフトクリームマシンはこんな感じ。グラスを下に構えてグリップを下げ、ひねりたてを好きなだけドーゾ。

(取材日:2007年11月21日)