中村区・名古屋駅JR高島屋11F

タパス&タパス

▲はっきり言って名古屋高島屋11Fレストラン街で一番目立つ店。だから味も期待したのだけれど……。 ▲ヨーグルトもフルーツポンチもシュークリームも全然パッとしない味。2巡目ではやけになって全部混ぜちゃったよ。
― DATA ―
企画名トロピカルドリンク&デザートバイキング
メインメニュートロピカルドリンク、ケーキ
ケーキのサイズ【極小】
お値段1,029円
制限時間無し
実施タイム平日午後3時半〜5時半※休止中
ドリンクトロピカルドリンク飲み放題、但しコーヒー紅茶その他通常メニューのレギュラードリンクは別料金
その他ルール禁煙席有り
※各項目のポイントは10点満点で審査。総合★取りは5つが満点。
― JUDGE & COMMENTS ―

(ずばり、おいしいかどうか)
[3] ●場所はJR名古屋駅構内直結、とかくありとあらゆる飲食店が溢れ出るほど林立している名古屋高島屋11Fのレストラン街。ここにも食べ放題店はあり、今回紹介するタパス&タパスもランチやディナータイムにおいてパスタを中心とするバイキングを実施している食べ放題専門店だ。しかも平日ティータイムには『トロピカルドリンク&デザートバイキング』を実施。でもこのテのバイキング店の場合、大抵ランチで出してるちっこくて他愛の無いケーキをそのまま延長して置いてるだけで、恐らく味にはあまり期待できないんじゃないかな〜と思って覚悟して来店してみたけど、ホントにその通りだったんだなコレが……。
 さて平日実施3時半〜5時半という、便利そうで意外とやっかいなこの実施タイム。しかしドリンクが飲み放題で税抜き980円というお値段の手軽さは大したモンじゃないかって? いやいや、これが文字通りちょいと食わせ物なのだ。実はコーヒー・紅茶などレギュラー的に一番欲しいはずのものは困ったことに別料金(200円)。飲み放題となっているものは【トロピカルドリンク】と称したアイスピーチティー、マンゴージュース、ぶどうジュース、アセロラジュース、グアヴァジュース、パッションフルーツジュース、の6種類。しかしこれがドロドロに甘い市販のジュースと何も変わらないものでケーキと一緒においしく飲めるものではなく、私はいただけない。
 で、肝心のケーキに救いを求めてみたいところだが、残念ながらこちらもうーむの品揃え。当日はムースやスポンジケーキを中心に計12種類程用意されていたのだが、味覚に際立って訴えてくるような個性がなく、味が似たり寄ったりで、どれを選んでも同じものばかり頂いてる感じ。まずくはないけど、すぐ飽きがやってくるため、どのお客も席を立つのは早いようだ。
 食べ放題専門店が、ランチとディナーの合間のティータイムに、ランチの品の流用でデザートバイキングを安価で行うのはいい路線だと思う。味はそれ程良くなくても、リーズナブルな気軽さや便利さをウリにすればよいのだから。しかし平日のみの実施で、3時半という結構遅い時間からたった2時間だけというのはやはり不便。また飲み放題のドリンクを出来合のジュースでごまかすのではなく、きちんとコーヒー紅茶Hot/Iceを手を抜かず煎れて欲しい。いくら料金が安価でも、これでは2回目以降の来店を誰もが足踏してしまっても仕方ないはずだが……?
雰囲気
(入りやすい店か、落ち着いて食せるか)
[5]
リベラル感
(実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか)
[6]
接客
(説明など不親切でないか、感じは悪くないか)
[8]
立地
(場所は便利かどうか)
[10]
お得感
(質量共に料金以上の満足が得られるかどうか)
[3]
総合【★★−−−】市販の味のドロ甘ジュースを[トロピカルドリンク]とは参りました。そんなもんよりコーヒー紅茶2品だけでもフリーにすべき。ケーキの味も厳しい。

当日の収穫!

▲品名不詳(左のムース、ピーナッツクリーム風味) ▲品名不詳(ベビーシュークリームの味は市販並) ▲品名不詳(ヨーグルトにキウイソースをおとしたもの)
▲品名不詳 ▲品名不詳 ▲品名不詳(味は缶詰系)
……その他2巡目を含め計24コ分完食。全体的にケーキの食感が固く、今ひとつ食が進まない。他のバイキング客もすぐ帰っちゃうのが印象的だった。
▲品名不詳(左はマンゴー、右はグレープフルーツ風味のムース)

― みちあんない ―

■JR名古屋駅東方面出口(新幹線出口の反対側)から出た、駅構内にあるJR名古屋高島屋11階。

【所在地】〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅1−1−14
JR名古屋高島屋11F タパス&タパス
【営業時間】午前10時半〜午後10時
【tel】052-566-8486
【関連サイト】JRセントラルタワーズ公式サイト タパス&タパス公式サイト
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▲内装はムードを重視した作りだが照明が暗め。外からは広く見えるけど中は結構手狭だったりする。 ▲可愛いというか、ヘンな迫力すらある6種のジュース郡。でも私はコーヒーが一品あった方がよっぽど嬉しいなぁ。

(取材日:2003年9月22日)