▲全国規模で評価が高いヒルトン名古屋のデザートブッフェ。今回は2Fに会場を移しての実施。その名も“苺畑でパーティ!” | ▲ヒルトンホテルを広小路通り側からパチリ。デザートブッフェやカレーブッフェ実施を訴求させる開催ポスターが掲げられている |
▲2Fザ・テラス店頭。ファミリー層を意識してか、同フロアには簡単な遊具を備えたキッズコーナーも設置されている | ▲こちらストロベリーチョコレートファウンテン。ホテルの客層からして子供達のしつけやお行儀が良く、迷惑な食べ方をする家族連れは居なかった |
▲実演ホットチョコレートドリンク。グランマルニエ、ハニー、メープルのトッピングも有り | ▲エクステリアにカレーブッフェ開催の告知。実はこの柱の陰にホテル唯一の喫煙所がぞんざいに用意されており、いらいらと紫煙を吹かす喫煙者が犇めいている |
企画名 | 土・日・祝日限定アフタヌーンデザートブッフェ/苺畑でパーティ!ストロベリーデザートブッフェ |
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メインメニュー | ケーキ/チョレートドリンク |
ケーキのサイズ | 【小】〜【中】 |
お値段 | 3,750円(税サ込) |
制限時間 | 90分 |
実施タイム | 土日祝午後3時15分〜4時45分 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 分煙有り/流動的だが時折一休予約割引に格安コースの出稿有り ※ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [8] | ●お味の高邁さ。自由闊達な創作性。格調の高さ。優雅なラウンジ……。 中部地区は勿論、全国規模のスイーツブッフェマニアの間で渇仰やまぬ、ヒルトン名古屋の土日祝限定デザートブッフェへ来訪。 今回同ホテルは通常の1階《ザ・ギャラリー》での実施を休止し、珍しく2Fのバイキングレストラン《ザ・テラス》でアフタヌーンデザートブッフェを臨時開催する様相に。 ならばご趣向の新たな変遷アリかと期待して来館したが、開催フロアが異なるだけで主だった進展は無し。 但し、品々ラインナップの上質さは我々の期待を決して裏切ってはいない。テーマは“苺畑でパーティ!ストロベリーデザートブッフェ”だ。 尚、デザートブッフェ1F開催と2F開催のとの違いを問い合わせてみたところ、 “この度「苺畑でパーティ!ストロベリーデザートブッフェ」が大変好評を頂いており、1Fギャラリーではお席の確保が困難な状況となって参りました。つきましては席数に余裕がある2Fテラスでの臨時開催とさせて頂いております” とのこと。 言われてみれば、2016年に入って苺のフェアが始まったあたりから、しばらくレストラン予約サイトから同店の出稿がぱったり途絶えていたのだが、GW前頃からまた割引予約の受付が余裕の席数にて再開。 これらの変転には、どうやらそういった人気の事情と、ヒルトン側の機転を利かした配剤があったようである。 さて、《ザ・テラス》版デザートブッフェのフォーマットについてだが、通常版と若干差異あり。 先ず実施時刻は午後3時15分〜4時45分。本分であるディナーの準備があるため、着席も含めた厳格な90分制であることが前説で釘を刺される。 気になるお値段について。通常価格だと税サ込3,750円。 しかしこれが一休予約だと約15%offの3,187円(予約当時)。加えるに、金券ショップに90%〜95%で出回るヒルトン商品券を使えば、更に料金をこそぎ落とすことも可能(お釣りが出ないのでご注意!)。 因みに筆者の場合《チケットステーション》にて千円券3枚を9割販売で確保し、300円もの値引きに成功。活用しない手はない。 さあラインナップをひとさらい。あたまかずは少ないが、上質さと創作性では他店を寄せ付けぬ珠玉品が目白押しだ。 【アントルメ】 苺のタルトや苺ロールケーキ、苺シュークリーム、苺大福やスコーンも含め、全10種。期待にそぐわぬ苺尽くし。 どれも意匠を凝らした逸品揃いだったが、サーバーナイフを自由に挿せる大型デコレーションラウンドホールとか、もっと驚かせてくれる白眉が欲しかったところ。 【ヴェリーヌ】 苺パンナコッタ、苺プリン、サヴァランなど5種類程。 食べ易さ・取り易さは有り難いし、よく冷えてて状態も良い。 【チョコレートファウンテン】 ストロベリーチョコフォンデュが楽しめるファウンテンマシンが一機。その山麓にはバナナ、パイナップル、プチシューが常備。 尚生苺は練乳付きでアントルメのテーブルに置かれているので、そこから頂いてフォンデュするもよし。 【お口直しスナック】 コーンチップス及びそれ専用ストロベリートマトソース、セロファンチーズ、ポップコーン。 サンドイッチやパスタなどのライトミールは非設置。 正直お値段を考えると、もう少し充実させるべき余地があるのでは。 【実演チョコレートドリンク】 すっかりお馴染みとなったホットチョコレートドリンク。各種チョコレートからお好きに選択、その場でパティシエールさんが淹れてくれる。 実演パンケーキ・実演クレープやアイスクリームを期待したが、今回はメニューに無し。もしあればグランマルニエ、ハチミツ、メープルSといったホットチョコ用トッピングがもっと活きただろう。 【ドリンクバー】 コーヒーHot/Ice、紅茶Hot/Ice、ミネラルウォーター、そしてストロベリーレモネード。 お味をチェックすべきレモネードをうっかり飲み忘れてしまい、サイト運営者として恐縮。 尚、番外で3種白ワイン飲み放題オプション有り。課金1,900円。 ― 今回はコレが美味しかった! ―[ロンネフェルトストロベリーフィールズサバラン]、と長いタイトルが付いているヴェリーヌ。一体何かと申すと、洋酒の味と香りが仄かなサヴァランに苺アイスを添え、生クリームと生苺を落としたグラスデザート。紅茶のテイストも入っているようだ。 サヴァラン特有のお酒のクセを、生クリームと苺アイスで優しく昇華。しかも、私たちが手に取る頃合いこそ、アイスの溶け具合が丁度良く効いてくる。 [ストロベリーベイクドチーズ]は意表を突いたグリーンカラーが謎めいた逸品。抹茶?ピスタチオ?どちらの味もしないがベイクドチーズそのものの重厚感と苺ソースに感慨。底のさくさくクランチクッキーも軽快。 しかしこの緑色はなんだろう?とウェイトレスさんに質問しようとしたが、舌足らずなアルバイトさんのようで、こちらが期待した以上の答えが返ってこなかった……。 数年前に頂いて以来、もう一度食べたかった[ストロベリータルト]が再び現前に!紅茶フィナンシェ、クッキー生地、苺クリーム、苺マカロン…という、壮麗かつ丁寧な編成。 相変わらず今回も人気品で、タルトなのにココット容器入りという可愛らしさも奏功しているように思える。 [ストロベリーシュークリーム]も凝ったひとしな。クッキーシュー生地にかぶりつくと、口内でほどけてざくざくクランチ食感に。 フィリングは生苺と生クリームが主体と思わせておいて、ちょっとだけガナッシュクリームが絞ってある一手間に、思わず笑みがこぼれそう。 今や名古屋のスイーツブッフェ苺ショートの至宝と言えば《名古屋東急H/グリンデルワルド》なのだが、勿論ヒルトンの[ストロベリーショートケーキ]のクオリティも括目級。 お口の中でふわっとなくなるジェノワーズと生クリームには改めて膝を打つ。 その苺ショートが品切れた際の補充分として出されたのは、デコレートの手間とボリュームを省いた随分な劣化版。一瞬興醒めしたが、食べてみたらお味は決して劣っておらず一安心。 個人的なベストワンが焼き菓子の[スコーン]。ざくざく鳴るような食感と共に、ふわーっと広がる品のある味わいに、思わず頤が落ちた。 喉の渇く焼き菓子はブッフェでおかわりしにくいものだが、アフタヌーンティのお茶受けとしてとしてひとつふたつ頂くのには、感に堪えない逸品だ。トッピングとして生クリームや苺コンフィチュールの用意もあるゾ。 どうせなら隣にアイスクリームが置いてあれば、更なる多幸が味わえたと思う。 開始直前のレストラン店頭では、今か今かと待ち構える来館者によるワクワク熱気の人いきれで、とても賑やか。 客層も女性客同士やカップルのみならず、幼児を連れた家族客も目立ち、ゴールデンウィークらしい、心やすい雰囲気に。 今回1Fギャラリーのような優美さは堪能できなかったが、こんなヒルトンもたまにはいいかも知れない。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [7] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [7] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [7] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★★−−】お値段は張るが、お味は先ず裏切らない名門。 |
▲苺のプリン(プリンというより極めて濃厚なパンナコッタのよう) | ▲苺のワインムース,品名不詳 | ▲ストロベリーショートケーキ,苺のカップケーキ(安っぽくみえるがそんなことはなく美味しい苺マドレーヌだった) |
▲ロンネフェルトストロベリーフィールズサバラン | ▲ストロベリーシュークリーム,苺大福(求肥もイチゴ味) | ▲ストロベリータルト,ストロベリーベイクドチーズ |
▲ストロベリードーナツ(というか苺コーティングパウンドケーキ),ストロベリーロールケーキ(カスクリと苺クリーム) | ▲チョコレートフレジェ(層の変化が楽しい),スコーン | ▲ストロベリーショートケーキ,苺のプリン |
▲時間が迫ってきたので美味しかったこの3品を駆け足でリピート | ▲アイスクリームサバランもおかわり | ▲時間スレスレにポップコーンをちょっとだけ |
■市営地下鉄伏見駅F番出口より直進徒歩3分。ヒルトン名古屋の2F。フロント前の階段からどうぞ。
【所在地】 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1−3−3 ヒルトン名古屋内 2F ザ・テラス |
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【営業時間】 | 午前6時半〜午後10時半 |
【tel】 | 052-212-1151 |
【関連サイト】 | 公式サイト ザ・ギャラリー一休予約 ザ・テラス一休予約 ホットペッパー 食べログ |
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▲以前からラインナップが控えめな印象の名古屋ヒルトンドリンクバー。しかし今回ストロベリーレモネードなる創作ジュースが登場。ところでIce珈琲も美味しかった | ▲こちらヴェリーヌ群生。混雑回避のためにメインのブッフェテーブルからの離れ小島で生息。 |
▲そんでこっちがメインのブッフェボード。来客人数の割に小ぶりのーブルなので、開始直後は殺到して大変だった…… | ▲開始直前の店内を、廊下側の窓越しにパチリ。こちらザ・テラスは普段ローストビーフやロブスターなどを振る舞うバイキングレストランだ |