福塩線は山陽本線福山から芸備線塩町まで78.0キロの、一部電化路線。起点は塩町だが、列車は全て三好まで乗り入れる。陰陽連絡線の一部であり、三江線を通って山陰側に抜けられる。だがその意味合いはまるっきりない。
 福山−府中間は電化されているが、その先塩町までは非電化のまま。可部線と同じように廃線になりそうな不安があるが、盲腸線でないため救われている。
 鉄道も道路も全て河川に沿って作られている。これは日本だけでなく世界中同じだ。いかに川が人間の文明に重要な役割を果たしているか、こうして各地を回っていると思い知らされる。
 福塩線も福山を出ると電車は芦田川に沿って北上する。電化の最終駅府中は備後国の中心だが、歴史的遺構はほとんど残っていない。ジーゼルカーに乗り換えてさらに行くとダム湖の芦田湖を過ぎ上下に着く。福塩線第一の観光スポットで、江戸時代天領だった頃の古い家並みがかなり良く残っている。その後は取り立てて変化が無く、終点の塩町に着く。
 その歴史は大正3年、両備軽便鉄道が762ミリの軽便鉄道として両備福山−府中町(今の府中)間を開業したのが始まり。昭和2年に電化され、昭和8,9,1国鉄に買収され福塩南線となり同時に改軌された。山陽本線福山駅と接続したのは昭和10年末。
 府中以北は田幸(現在の塩町)側から始まり、昭和8年11,15吉舎、昭和10,11,15上下まで開通した。その後昭和13,7,28に府中まで伸び南線と連絡した。昭和29,4,10下川辺まで電化されたが昭和37年、何故か府中−下川辺間は電化取りやめとなってしまった。

 

撮影日2004,10,23〜24



(ただ今、地図を開いております。しばらくご辛抱の程を。)

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