釜石線は今年全通して50周年を迎えた。東北本線花巻から、かつての鉄の町釜石までの90.2キロ。宮沢賢治ゆかりの鉄道、民話の故郷、自分の乗ってきた列車がもう1度姿を現す駅。中々変化に富んだ興味有る面白い路線で、JRも観光に力を入れている。
 平成7年宮沢賢治にちなみ「銀河ドリームライン」という愛称がつけられ、各駅に駅名にちなんだエスペラント語の名前がつけられ、ブルーの丸や長方形の中にデザインされた腕木式信号機と従来の名、エスペラントの名を併記した駅名標が立てられている。また年1回「SL銀河ドリーム号」のヘッドマークをつけたD51498が12系を引いて走る。
 釜石線は元々明治44年に設立された岩手軽便鉄道株式会社により花巻-土沢間が大正2年開通。その後部分的に開通しながら軌間762ミリの軽便線として大正4年、花巻-仙人峠間が全通した。今でもトンネルや橋脚など面影が残っている。
 明治11年、陸中大橋-釜石間の工部省釜石鉄道(富国強兵の国策の見地から、鉄鉱石運搬のため全国で3番目に開業した762ミリの軽便線)と仙人峠を索道で結ぶつもりだったが、昭和11年国有化されたため釜石西線となった。
 一方昭和20年に旅客線として釜石鉄道と並行して作られた(鉱山鉄道は昭和40年廃止)陸中大橋-釜石間が開通して釜石東線となり、昭和24年釜石西線も改軌。翌、昭和25年10月10日(ちなみに私の5才の誕生日)悲願の足ヶ瀬-陸中大橋間が開通し全線が繋がり現在にいたる。

 

撮影日2000,08,26


 

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