
石巻線前谷地から気仙沼まで、72.8キロの非電化路線で、ローカル線の中では比較的新しくできた線。それなのに東北地方のほかの線区はJRになってから作られたキハ100や110などの新型車が多いが、気仙沼線はキハ48などの国鉄時代の気動車が現役で元気に働いている。起点は前谷地だが、発着する列車はない。1本の女川行き(発)を除いて全て小牛田発着である(快速は東北本線に乗り入れ仙台まで)。
しばらく内陸を走ると、三陸海岸に出て海沿いを走る。と、いっても山が迫り平地が少ないリアス式海岸だから、海が見えるところは少なく長短のトンネルが続く区間が多い。駅の立地にもそれが現れていて、山の中腹の高い所に有りホームに立つと両方にトンネルが口を開けているという駅が多い。
明治25年一関−気仙沼間の磐仙鉄道、29年の石巻−気仙沼−宮古間の三陸鉄道などが計画されたがいずれも実現せず、大正11年ようやく「改正鉄道敷設法」により前谷地−気仙沼、津谷−田尻間が予定線となりまず前谷地−気仙沼間の工事が始まった。しかしその後の戦局の悪化などで中止になり、工事が再開したのは昭和28年。昭和32,2,11気仙沼−本吉間(気仙沼線)、昭和43,10,24前谷地−柳津間(柳津線)が開通し、全線開通は昭和52,12,11のことだった。
(地図が開くのに少々時間がかかりますので、しばらく辛抱の程よろしく。)
![]() | |
![]() | |
![]() |
|