
磐越西線会津若松から上越線小出までの135.2キロ。福島県の会津地方と、新潟県の上越地方を結ぶ非電化のローカル線。福島県側の会津盆地を抜けると只見川沿いに走るのでその名が付けられた。
全線を通して走るのは日に2本(小出行。会津若松行は3本)、区間運転を入れても日に9本(同8本)しかなく、利用客も千人を割り廃線になっても当然なのだが、並行して走る国道252号線が大白川−只見間の六十里越えが冬季通行禁止となるためかろうじて生き延びている。今回、道路の整備がかなり進んでいたので、再び廃止の声が出てくるのではないだろうか。
只見線は長い時間がかかって会津若松と小出の間が結ばれた。大正11年の「改正鉄道敷設法」により会津若松−小出間と只見から分岐して古町までが計画され、北側の会津若松−会津坂下間が会津線として大正15年に、会津坂下−会津柳津が昭和3年に開通、その後昭和16年に会津宮下まで延長した。南側は小出−大白川間が昭和17年開通し只見線と呼ばれた。
その後工事は進まず、戦後になって田子倉ダムの建設が決まると、その資材運搬用として脚光をあび、会津線の会津川口までが昭和31年に開業。さらに田子倉(現在の駅とは違う)まで工事専用線が敷かれた。ダム完成後、昭和38年只見までが営業運転され、只見−大白川が結ばれ全線開通し只見線となったのは昭和も46年になってからだ。只見−古町間は計画だけで結局作られなかった。
画像データが大きくなりすぎるので3つの区間に分けてあります。
(地図が開くのに少々時間がかかりますので、しばらく辛抱の程よろしく。)